認定中古車販売
2009.04.16

千葉県は金谷港に到着。
おはようございます、船旅終了。
アクアラインが土日の通行料が安くなったのは影響があるのでしょうかね…。
昨日の文章でも「ものを作って売るのは時代遅れ」という話を書きました。
無論、製造業が産業として死滅するわけではありません。
私が気にしているのは産業としての雇用創出・維持力について、従前と
同じような規模を期待してはいけないのではないか、ということです。
そんな話を益々感じた件をご紹介。
こちらのニュースをどうぞ。
自動車メーカー自身が中古車について認定制度を作り、新車販売の不振を
埋めるというお話です。
このニュースを「短期的な新車販売の不調を穴埋めするため」と読むことも
出来ますが、私は別の理解をするべきであると考えます。
そもそも、昨年夏からの金融恐慌以前から日本国内では新車が売れていない
状態がずっと続いていました。
日本車メーカーの過去最大の利益も、国内の販売ではなく海外での販売が
主力となっていました。
そもそも日本国内では「物に対する需要」が低下しつつある、ということを
そろそろ前提として産業を考えるべき時期が来ているのではないでしょうか。
昨今話題の「巣ごもり消費」「うち食」といったキーワードは、一過性のもの
ではなく半ば普遍的なものへと変わっていくのではないかと私は考えます。
その原因は経済的要因ではなく、日本人は物質によって満たされる時期を
過ぎてしまったのではないかと。
物質に対する需要が高まらない状況で製造業を主力にしようとするならば、
必然的に外需に頼らざるを得ないわけです。
が、外需に頼った産業構造がどれほどもろいものであるかということは、
今回の金融恐慌で嫌というほど思い知ったはずです。
だからこそ、企業の規模や効率性がものをいう製造業主力の時代、つまり
「規模の経済」に別れをつげ、よりニッチな需要や価値観を追求していく
サービス寄りの経済、「範囲の経済」に移行する必要があるのではないかと。
その為には労働力を今までとは全く違った仕事に振り分ける必要があります。
産業転換のための最大の問題は、おそらくこの「労働力の再分配」にあるのでは
ないかと思います。
全員が「自分の仕事」を見つめなおす時期なのではないでしょうか。
いつもお読み頂きありがとうございます。