人の強みに根ざした責任の分配

2009.07.04

yokohamahikousen.jpg

横浜市が飛ばしている飛行船。

おはようございます、開港150周年の記念イベント用ですね。
相当に力を入れている模様、頑張りますな~。


昨日からの続き、組織体における経営者の課題。
例えば合唱団において悲劇的なのは「歌える人が評価されていない」ような
ケースです。
人間的に多少クセがあるけれども、歌は抜群に上手い。
更に現状の合唱団における技術的な問題点について適切に把握している。
そういう人が音楽的な問題について適切に意見表明を出来るような状況に
置かれているか。
性格的な問題点のみが着目され、何となくその人が発言しにくい状況に
あるようだと、大概の場合その合唱団は成果を出せません。
コンクールに出れば凡庸な結果が、演奏会をやればボチボチの出来しか
到達できずに終わります。

そのような状況が長く続くうちに、合唱団の多くが10年程度のその寿命を
終える事になります。
よく「団員が忙しくなったから」「結婚して子供が産まれたから」といった制約
事項が合唱団の衰退原因に挙げられますが、私はそう思いません。

成果が産まれている組織は、構成員に多少の変動があろうとも維持できます。
例えば合唱団の多くが10年程度でその寿命を終えるのは、大きな成果を
出すまでに許されている猶予期間が10年程度ということなのではないかと。


トップがなすべきは、単なる仲良しグループを作ることではありません。
組織の構成員が持つ強みを把握し、それぞれに適切な責任と権利を与え、
成果を出せるような仕組みを少しずつ作っていくことです。
金銭的な報酬が支払われない趣味の団体であるからこそ、このような
仕組みを用意しないと組織は急速に衰退していくのです。

この項続く。

いつもお読み頂き、ありがとうございます。


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