減価償却
2009.10.31

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作業車の上にて。

おはようございます、もちろん完全防備です。
てかこんなところ、装備もなしに絶対乗りたくありません。


昨日からの続き、買った固定資産を使える期間で少しずつ
費用にしていくという方法を確認しました。
このような会計処理を

・減価償却(げんかしょうきゃく)

と呼びます。
ある程度高くて、長く使えるものについては購入時に費用に
するのではなく、減価償却の手続きを経て費用が計上されます。

非常に大切なポイントは

・支払いは購入時に済んでいる
・費用は支払い後に計上される

ということです。
この点は引当金と非常に対称的なので、是非確認して下さい。
別コラムはコチラです。

具体的にどんなものが固定資産になるのか確認してみます。

この項、明日に続く。

いつもお読み頂き、ありがとうございます。


費用の配分
2009.10.30

20090822144313.jpg

上から見るとね...。

おはようございます、これで数メートルか...高いな。
ガンダムの18mって、えらい高かったんですね、ええ。


昨日からの続き、固定資産に関する費用をどう計上するか?
買ったその時に全額費用にしてしまうと、どうも費用の負担が
いびつになってしまいます。
ではどうすれば良いでしょうか?

そこで会計では

・使える期間で配分する

ということを考えました。
例えば昨日の例題で出したコンピュータが三年間使えると仮定すると、
一年あたり1,000の費用を計上すれば良いことになります。

           売上      費用        損益
・平成21年   3,000   1,000+1,000      1,000 ← 購入した年
・平成22年   3,000   1,000+1,000      1,000
・平成23年   3,000   1,000+1,000      1,000

この方が「適正な期間損益計算」には合っているのではないか?と
考えられます。
使うことのできる時間で費用を配分するのです。


この項、明日に続く。

いつもお読み頂き、ありがとうございます。


具体的な数字で考えてみる
2009.10.29

20090822141420.jpg

高所作業車。

おはようございます、コレにも乗れます。
架線整備用のやつらしいですね。


昨日からの続き、固定資産を買った時の経理処理について。
具体的な数字を入れて考えてみます。

例えば今年、高級なコンピュータを職場に導入したとします。
値段は3,000だとします。
簡便的に当社の収益や費用はそれ以外の個所は毎年固定だとします。
(売上が3,000、費用が1,000だとします)
三年分の期間損益計算を表にすると

           売上       費用         損益
・平成21年   3,000   1,000+3,000     △1,000
・平成22年   3,000      1,000        2,000
・平成23年   3,000      1,000        2,000

もし仮にコンピュータの購入費用を買ったその時に全額費用にすると、
購入した平成21年だけが大赤字になってしまいます。
実際にはコンピュータは平成22年、23年ともに利用しています。


これで「適正な期間損益計算」をしたと言えるでしょうか?
このルールだと、固定資産を買った年のみ費用が急激に
増加することになってしまいます。

この項、明日に続く。

いつもお読み頂き、ありがとうございます。


期間はどこに属するのか?
2009.10.28

20090822140737.jpg

今度は吊り上げ。

おはようございます、上に上げるにしても色々と道具があるようです。
これは相当上まで行ってましたね。


昨日からの続き、自社ビルとスティックのりに関して。
例えば今日、仕事に使うためのスティックのりを買ってきたとします。
この場合、のりを買うための費用は一体どの期間の費用になるでしょうか?

今日買ったのですから、当然にその費用は平成21年分の費用として
計上することになります。
このことについて、特に疑問点はないのではないでしょうか。


・仕事で使うものを買ってきた場合、費用にすることができる

というのが会計における大原則です。


問題は自社ビルです。
今日、建築会社から自社ビルを購入しました。
さて、この購入代金はいつの費用になるのでしょうか?

最終的に費用が計上されるのは間違いありません。
仕事で使うものだからです。
しかし、では買ったその日に全額費用計上して良いのでしょうか?


先に正解を述べると、答えは「否」です。

この項、明日に続く。

いつもお読み頂き、ありがとうございます。


ビルとスティックのり
2009.10.27

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電車が上がっていく。

おはようございます、中々下から眺めることはないですね。
車両の下に入り込む勢いの大人が多数...。


昨日からの続き、今日からこちらのブログでは固定資産を取り上げます。
最初に私がよく使う例題をご紹介します。


「仕事で使う自社ビルとスティックのりはどんな違いがありますか?」


そもそもこの二つを比べることってそうそうないかとは思いますが...。
強いて言うと、異なる点は

・値段(片や数十億、片や何十円)
・大きさ(見上げるサイズと手のひらサイズ)
・使える期間(何十年ともって一年くらい)

これらが挙げられるかと思います。
ただし、より重要なことは

・どちらも仕事に使うためのものであること

だったりします。
仕事用である以上、どちらも費用にできるものなのですね。

ということを踏まえた上でお話を進めます。

この項、明日に続く。

いつもお読み頂き、ありがとうございます。


冒険会計
2009.10.26

20090822140142.jpg

車両倉庫。

おはようございます、車両が沢山あります。
当たり前ですが、整備用の機械もデカイ。


昨日からの続き、一番最初会計には期間という考え方がありませんでした。
現行の会計のプロトタイプが始まったのは所謂大航海時代辺りと言われています。
当初、欧州の資産家が船団を調達し、香辛料などを買い求めて航海をさせる
商売が行われていました。

航海は過酷で、数十隻の船団で出発をして、帰ってくるのは数隻だったとか。
それでも、その帰ってきた船に積まれている香辛料を売り払えば、十分に
元が取れるような仕組みだったらしいです。

一つの航海が終了すると、基本的にその事業体の役割は終わります。
つまり、一企業は「船団の形成から出発、香辛料などの買付から帰国」までで
その生涯を閉じることになるのです。
当然のことながら、その期間は一年といったぴったりの数字になるわけが
ありません。
期間損益と言うよりも「一生涯損益」とでも名付けた方が相応しかったのです。
強いて言うならば「期間=一生涯」ということになります。


それが時代を経るに従い、企業というものは継続的に存在するものへと
変貌してきました。
この場合、その企業がいつその生涯を終えるのかは分かりません。
(というより、企業がそうそう倒産してしまっては困ります)
そこで会計の方で「とりあえず一年で区切っとくか」という物差しを用意する
ことになったのです。

この話は、今回のテーマの最後の方でもう一度取り上げます。

とりあえず、現行の会計制度の目的が「適正な期間損益計算」であるという
大目標は確認できました。
その仕組みは

一年間で発生した収益 - 一年間で発生した費用 = 一年間の損益

というものです。

明日以降、話を分割します。
当ブログでは固定資産に関するお話をします。
別コラムでは引当金に関するお話をします。

この項、明日に続く。

いつもお読み頂き、ありがとうございます。


なぜ期間を区切るのか?
2009.10.25

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大井町にある車両基地。

おはようございます、夏の一日、開放デーがありました。
家族で遊びに行った時の写真です。


昨日からの続き、「適正な期間損益計算」という言葉について。
「期間」という言葉の定義についてよく考えてみます。

おそらくこれを読まれている方は次のように思われるかと。
「期間って一年でしょ?何が問題なの?」

確かに現行の会計制度は「期間=一年」という大前提を
置いた上で物事を考えています。
最近では半年だとか四半期といった考え方もありますが...。


しかし、ではこの「一年」という考え方が会計的に常に適切な
期間として扱われていたのか?というと実は違うのですね。
会計が始まった当初、期間という考え方は存在しなかったのです。

この項、明日に続く。

いつもお読み頂き、ありがとうございます。


適正な期間損益計算
2009.10.24

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なみ~だ~を、さそいだ~し~ているの~...

おはようございます、少し前に撮った夕暮れ。
いや、ほんと、なんでああも切ないんですかね。


昨日からの続き、会計に関するお話をしていきます。
まず最初に、現行の会計制度が目的としていることについて
結論を確認してしまいます。

現行の会計制度は

・適正な期間損益計算

を目的としているといわれています。
文字数は少ないですが、実は非常に色々な意味が込められた
文章だったりします。

少し言葉を分解します。

・適正とは
正しく計算することを意味しますので、それほど面倒な話ではありません。

・損益とは
収益(売上)から費用(仕入や経費)を引いた数字です。
売上が多ければ利益が、仕入が多ければ損失が計上されます。

ここまでで文章を言い換えるとこのようになります。

現行の会計は

・正しく「期間」中の儲け、又は損失を計算すること

を目的としているわけです。


さて、ここで大問題は「期間」ということです。

この項、明日に続く。

いつもお読み頂き、ありがとうございます。


まずは進行方法の説明
2009.10.23

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秋のカマキリ。

おはようございます、凶暴らしいですよ、秋は。
卵を産むために必死なんだとか。


昨日からの続き、会計に関するお話でも。
例によって何日かに分けてお話を進めていきますが、ちょっと
工夫をしてみようかと思います。

実は現在、私は一日に二本のブログ・コラムを書いています。
ブログがコチラ。

コラムがコチラ。

で、両方使って会計に関する話を書いてみることにします。
ブログでは固定資産の話を、コラムでは引当金の話をします。
この両者は会計的に表裏一体の関係にあるため、まとめて
話を進めた方が分かり易いからです。

両方合わせてお読み頂けると、現行の会計が目的としていることと
その問題点が分かるように進めていくつもりです。
目的を達成する都合上、まったく同じ内容の文章が二か所に
書かれることもありますがご了承ください...。

明日より具体的なお話を進めます。

この項、明日に続く。

いつもお読み頂き、ありがとうございます。


新PC購入!!
2009.10.22

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ニューマシン始動!!

おはようございます、もはや!説明不要ですね!!
そう、今日は一体何の日か?


新OS、Windows7の発売日でした~!!
だから買ってきましたよ!!


Windows Vistaの入った型落ちのマシンを...。


正確には、買ってきたのは何日か前でして。
前のパソコンが非常に機嫌を損ねてしまいまして。
仕方なしに某家電量販店で購入してきました。

引っ越し作業に何のかんのと三日ほどかかり、現在では
ほぼ正常に運用できる状態になりました。
むしろ不要なソフトなどが削減されてすっきりした位です。


で、PC買い替えを機に一つ会計ネタでもやってみようかと思います。

この項、明日に続く。

いつもお読み頂き、ありがとうございます。


自分の価値を信じる
2009.10.21

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多摩川の花火大会。

おはようございます、この夏はこの一回でした。
それでも十分に花火は満喫しました。


昨日からの続き、心を見つめる最後の質問です。

・自分の価値を信じているか?

自分が成果を出そうとしているにも関わらず、なぜか成果が出ない。
やるべきことが分かっているのにそのことができない。
そんなこともこれまたよくあります。

人間は、ある程度の成果を手にすると途端に足が止まってしまうことがあります。
実はもっと前まで進めるのに、突然歩みを止めてしまうのです。
その場合、意識だけは「もっと成果を」と思っていたところで、
実際の行動が伴わないのだからやはり結果は出ません。

「自分はこんなもんだろ」という勝手な限界設定は世界を狭めます。
孔子は論語において「自分にはそこまで出来ない」と言ってきた弟子に対して
「それはお前がお前自身に限界を設けているに過ぎない」と言いました。


自分が自分自身を信じることができれば、これまで出来ないと思って
いたようなことでも出来るようになるものです。


これで六つの質問すべてが終わりました。
古今東西の学問や賢人の言葉と絡めながらお話を進めてみました。
問題は「自分が如何にあるべきか」ということなのだと思います。

いつもお読み頂き、ありがとうございます。


自分に正直&直観を信じる
2009.10.20

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立派な記念館もあります。

おはようございます、古関裕而の記念館ですね。
実に多くのものが展示されていました。


昨日からの続き、今日は「心を見つめる質問」の一つ目と二つ目をまとめて。

・自分に正直になっているか?
・直観を信じているか?

自分に対して嘘をついてしまうことは多々あるかと思います。
本当はこのやり方ではうまくいかないとわかっているのに続けてしまう。
実は失敗に終わっているのにそれを認められず継続していることがある。
こんなことについて心当たりがある人は多いのではないでしょうか?

自分自身に対してそういった「真実」を認めることができるかどうかが
大変重要です。
誤った前提に立ったまま行われる行動が成果を出すことはまずありません。
行動経済学的にいえば、失敗した埋没費用(サンクコスト)のことは
とっとと諦めたほうが賢明なのです。


そしてそこから自分の「決断の仕方」について考察を深めるべきです。
自分はこれまで一体どのような決断をどのようにしてきたのか?
その決断が「後ろ向きな思い」「恐怖心」などからされたものである場合、
その成果については期待できないことが多いでしょう。

自分が何かを選ぶときに、どれくらい気持ちよく行動が起こせるでしょうか?
その納得感が低い状態で実践に移っても、やはり結果は伴ないません。
「心から楽しむ」「心即ち理」など、自分の心中を信じることができる状態で
行動は起こすべきです。


この項、明日まで続く。

いつもお読み頂き、ありがとうございます。


考え抜いているか?
2009.10.19

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記念音楽祭。

おはようございます、著名な作曲家古関裕而の生誕100年祭です。
福島では本当にメジャーな人のようです。


昨日からの続き、頭を働かせるための三問目です。

・考え抜いているか?

これも案外と出来ているようで出来ていないものです。
自分では限界まで考えているつもりでも、他の人からすると
まったくもって検討が足りていないようなケースは多々あります。

これに対処する有名な方法としては「五つのso what」などがあります。
何かのチャンスや課題などに対しての答えを出す場合、少なくとも
五回は「で?だからどうなる?」という考えをするべきだ、というものです。

「客が来ない → 景気が悪いからだ」
なんて分析には何の意味もありません。
目の前で起こっている事象に対してどれくらいの深度まで考え抜く
ことができるのかによって、生みだされる成果は大きく変わります。


この項、明日に続く。

いつもお読み頂き、ありがとうございます。


選択肢がわかっているか?
2009.10.18

20090829181503.jpg

福島駅。

おはようございます、八月の終わりに福島まで行きました。
ちょっとした演奏旅行です。


昨日からの続き、今日は頭を働かすための二問目です。

・選択肢がわかっているか?

分かっているようでいて案外と分かりづらいものです。
人間は過去の経験から自分の中に常識を形成します。
そしてその常識に基づいて行動をすることにより、効率的に
行動をすることができるのです。
何かを決める際、すべての可能性を常に検討していては
時間がかかりすぎてしまいます。
これは行動学的に「ヒューリスティック」と呼ばれているものです。

しかし、このヒューリスティックが成果を出すことを阻むことが
よくあります。
いわゆる「常識にとらわれてしまった状態」がそれです。
柔軟な発想が出てこず、決まり切ったやり方しかできないことから
一向に成果が上がらないようになってしまいます。

選択肢を真に理解するためには、自分の中の常識を疑う
必要が出てくることもあります。


この項、明日に続く。

いつもお読み頂き、ありがとうございます。


本当に必要なことに答えているか?
2009.10.17

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中秋の名月。

おはようございます、10月3日でしたでしょうか?
実は満月は次の日、名月=満月というのは勘違いだそうです。


昨日からの続き、今日から六つある具体的な質問について。
まず最初は頭を働かせる第一問目。

・本当に必要なことに答えているか?

これを少し言い換えるなら「やるべきことを見つめているか」
とでもなるかと思います。

「大切なことはやりたいことではなくやらなければならないことに
注力することだ」と繰り返し説いていたのはドラッカー氏です。
とかく経営者は「自分のやりたいこと」ばかりにとらわれてしまい、
やらなければならないことを後ろに置いてきてしまいます。
これは経営者に限らず、あらゆる人にとって心得ておくべき事項かと。

結局のところ、やらなければならないことを地道に続けることにより
やりたいことが実現するわけです。
まず目の前の課題をきちんと把握しているか。


この項、明日に続く。

いつもお読み頂き、ありがとうございます。


心をみつめる
2009.10.16

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手回しオルガンの中身。

おはようございます、以前に紹介したものと仕組みは同じなのですが。
何分でかいので、中の譜面もやはり大きいですね。


昨日からの続き、今日はもう一つの大きなポイントについて。
昨日の「頭」に対して、もう一つは「心をみつめる」という指摘がされています。

「心」というものについて、昨今の風潮では比較的ないがしろにされて
いる傾向があるように感じられます。
曰く「理性や知識を重視して、自分の心に振り回されることのないように
するべきだ」といった類の主張が多く見受けられます。

しかし、このような主張を突き詰めた結果が現在起こっているような事態
なのだとすれば、やはりそういった考え方をやめることが重要なのでは
ないかと思います。

孔子は論語において「楽しむことが最良だ」との認識を示しています。
楽しむというのは、心の動きです。
孔子は心の持つ力を最大限活用しようとしていたように見受けられます。

また、最近私が勉強をした陽明学という学問においては、
次のような言葉が語られています。
「心即理(しんそくり)」、心とは即ち理であるという考え方です。
陽明学においては、自分の心と向き合うことが非常に重要視されています。


どんな事象に対しても、結局は受け手である各人の心が
最終的な解釈を行います。
「心なんて曖昧なものは評価基準にならない」という考え方は、
実は自分自身の価値基準を否定することにつながります。

今一度、心というものに対して向き合う必要があるかと。

この項、明日に続く。

いつもお読み頂き、ありがとうございます。


頭を働かせる
2009.10.15

F1000015.JPG

特大手回しオルガン。

おはようございます、何でも所有者が一目ぼれして購入したのだとか。
コレを個人所有している人は、そうそういないでしょうね...。


昨日からの続き、参考図書より簡単に内容をご紹介。
まずごく簡単に内容をご説明すると、本書では
大きく分けて二つのポイントを用意しています。
その二つのポイントがそれぞれお三つに分かれますので、
合計で六つの質問に「yes or no」で返答することにより、
正しい決定をすることができるようになる、としています。


大きな区切りのポイント、一つ目は「頭を働かせる」というものです。
これはまぁ日本語で考えれば非常に当たり前のように感じられます。
どのような決断であれ、必ず頭を働かせた結果と考えることもできます。

ただ、ニュアンスには注意が必要です。
本書でいう「頭を働かせる」というのは、英語で表現すると
「want」ではなく「must」にかなり偏っています。


人間は「考える」という行為において、つい自分にとって都合の良い
方向に思考を向けがちになります。
それで上手くいくときは良いのですが、それだけで中々成果を出し続け
られるほど世の中は甘くありません。

目の前の現状をみて、実際的な課題について問う姿勢が求められる
ということです。
頭の中にある勝手なご都合主義を相手にしていては、成果を出すことは
難しくなるでしょう。


この項、明日に続く。

いつもお読み頂き、ありがとうございます。


まずやめる
2009.10.14

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泊った民宿。

おはようございます、三浦方面で食事がおいしい民宿として評判です。
確かに噂に違わぬお味でした。(こちらです)


昨日からの続き、参考図書から決断に関するお話を。
まず本書で最初に進められているのは

・いまやっていることをやめること

です。
人間は中々今のやり方を捨てることができません。
最近ではすっかりとメジャーになりつつある行動経済学などにおいても、
人間がいかに「現状を維持したがる生物か」ということが分かります。

人は安定を求め、不安定になることを恐れがちです。
しかし、そうやって固着化していくことにより成果が出なくなっていきます。

ドラッカー氏も全く同じ趣旨のことを発言しています。
また宮本武蔵も「いつくは死ぬる手なり」として安定することの
危険性を「五輪書」で指摘しています。


古今東西の賢人、偉人は「安定することの危険性」を認識していたのですね。

この項、明日に続く。

いつもお読み頂き、ありがとうございます。


参考図書
2009.10.13

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宿から少し歩いた湾内。

おはようございます、静かな朝、揺れる船。
大人には何となく楽しく、子供にはまぁ退屈だわな、という風景。


昨日からの続き、決断について。
まずは参考図書をご紹介。

世界で一番シンプルな決め方の技術―優柔不断を克服する「6つの質問」

かの有名な「チーズはどこへ消えた?」などを書いた
スペンサージョンソンの著作です。
大分前に発刊されていたものが改訂されて再度出版されました。

このメソッドを使えば常に結果が出る、というほど気楽なものでは
ないようとは思いますが、取り上げている事項が私の普段の考え方と
結構マッチしていたのでご紹介してみます。

明日以降、本書の目次から拾ってお話を進めてみます。


この項、明日に続く。

いつもお読み頂き、ありがとうございます。


思考方法
2009.10.12

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マグロが...。

おはようございます、泊った民宿にて特別メニューを注文。
いや~美味かったなぁ。


最近、今までにやったことのないことに新しく挑戦する機会を
非常に多く頂けています。
ここ一年で考えてみると

・殺陣に挑戦
・本の出版
・ラジオ出演
・セミナーの講師依頼
・自分で新しいヴォーカルグループを結成

ざっと考えるだけでもこれだけのことがありました。
今まで関与がなかった業界の顧問先が増えるなど、細かいことまで
含めればもっと多くのことが挙げられます。


その中で、やはり難しいのは「決断」ということかな、
とつくづく思い知らされています。
何をやって何をやらないか、という非常にシンプルな質問に対して
効果的に回答を重ねていくことでしか成果は出ないように思います。

ちょっと面白そうな本などがあったので、そちらを参考に「決断」について
少し考えてみます。

この項、明日に続く。

いつもお読み頂き、ありがとうございます。


ラジオ初出演
2009.10.11

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中々に楽しいものです。

おはようございます、先日初出演が済みました。
ボチボチ緊張もしましたが。


かわさきFMさんで6日にラジオ番組に出てきました。
やはり自分が体験したことのない世界というものは面白いものですね。
相手をして下さるのがプロのDJということもあり、話している内に少しずつ
ほぐれてきたこともあって、時間が大幅に延長してしまいました。

初回はほとんどが自己紹介的な内容で、経営や税に関する話は
まったくと言って良いほど触れませんでした。
次回以降は、日ごろの業務から感じていることなどを少しずつ
取り上げていきたいと思います。
その場合にも、もっとも大切にしたいのは「分かりやすさ」でしょうか。


これからも新しいことにどんどん挑戦していきたいものです。

いつもお読み頂き、ありがとうございます。


租税回避ねぇ・・・
2009.10.10

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怖!!

おはようございます、こんなん海の中にいたんですもんね。
出会いたくはないなぁ...。


こんな記事を読んで。
ごく個人的な感想として。

今回の手法について、私から説明するのは止めておきます。
なぜなら、私はこういったことをやるのが好きではないからです。
ごく簡単にまとめると、この記事で紹介されている手法は

「法律にはやったらダメとは書いていないからやってもよい」

という程度の方法です。
条文をそのまま適用すれば確かにこういった税金が還付されるという
状況になるのですが、そのために明らかに不自然な経済実態が
形成されることになります。


法の適用は、公平であるべきです。
こういうことを書くと「租税法律主義うんぬん」という反論を受けるのは
重々分かっているのでこれ以上理屈では反論しません。
ただ、感情論でいえば

「恥ずかしくないのかね?こういうことしていて」

というのが本音です。
私とて専門家のはしくれとして、自分がかかわった人が少しでも多くの
利益を受けられるように努力はします。
しかし、その行為が明白に「道をはずれている」場合は別かな、というのが
正直な思いです。


少々、愚痴ってみました。

いつもお読みいただき、ありがとうございます。


芸事、仕事、演出家と経営者
2009.10.09

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チョウザメ。

おはようございます、キャビア~。
えらく生命力が強いらしいですね、この魚。


昨日からの続き、演出の重要性などについて。
芸事をやっている人にとって、演出なんてのは非常に身近な
存在であると思います。
その良しあしによって舞台の出来がまったく異なることは
今更言うまでもないでしょう。
その演出が実は事業においても本当に重要だというお話です。

私は経営者が芸事を趣味にすることを推奨しています。
歌でも舞台でも良いのですが、そういったことを素養として持っていると
事業においても非常に有用であるからです。

これとはまた逆のお話として、芸事をやっている人々にはぜひとも
経営学を学んで欲しいと考えています。
繰り返しになりますが「金儲けをすると芸が悪くなる」なんて言葉には
なんの意味もないと思います。
芸の良しあしには、金儲けなんてものは何の関係もありません。
金を稼いでいようがいまいが、良い芸をしている人はいるのです。


先日、お客様と話していたことを最後にご紹介。
「経営者って、要するに演出家ですよね。」

いつもお読み頂き、ありがとうございます。


演出を考える
2009.10.08

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でかいサメの顎。

おはようございます、でかいな、コレ。
こんなん泳いでいたかと思うと、怖いですね。


昨日からの続き、誰にでもできるとても大切なこと。
一言でいえば

・演出を考える

これに尽きます。

孔子は弟子への提言でその表現を相手にあわせて変えました。
カーネギーは「人を動かす」で演出の重要性を提言しています。
どれだけ能力が高くても、演出が駄目なばかりに成果が
出ていない人も実に多くいらっしゃいます。

自分の話し方、相手からの話の引き出し方。
タイミング、小道具の使い方。
これらが整うだけで、同じことをやっていてもその成果には
目を見張るような違いが出てきます。


同じ仕事をしている、同じ商品を提供している、同じ能力を持っている。
それでも成果に大きな違いが出るのは、成果を生み出せるような
演出をしているかどうか、という点が非常に大きなポイントかと思います。


この項、明日まで続く。

いつもお読み頂き、ありがとうございます。


選択と集中、イノベーション
2009.10.07

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サメ肌。

おはようございます、小型のサメですね。
あのサメ肌が触るともう...あ~ゾクゾクする。


昨日からの続き、孔子の言葉を現代のマーケティング用語に変換。

「自信があることを選び、確実に、継続して行うこと」
→マーケティング用語でいうところの「選択と集中」ですね。


それと同時に孔子は面白いことを言っています。

・君子は器ならず

一つの形に固まるのではなく、広い見識を持ちながら物事の本質を
理解する努力を続けることを推奨しています。
本質を理解してそれに新しいやり方を加える方法などは、
現代でいうところの「イノベーション」に近い概念ではないかと。


孔子は弟子たちに物事を教える際、弟子の特性に合わせてその
表現方法を変えていたといいます。
これは相手の理解を助けるためにとても良い方法であると言えます。

ちょっと表現を変えて説明してみます。

この項、明日に続く。

いつもお読み頂き、ありがとうございます。


正しい報酬のもらい方
2009.10.06

F1000042.JPG

アシカ。

おはようございます、入ってすぐのところにアシカ。
それほど大きくはない施設なので、見所が集中しているのがポイント。


昨日からの続き、孔子の言葉より。
孔子は「正しい報酬のもらい方」についても述べています。
弟子が「どうすれば給料はもらえるのか」という質問を発したのに対する回答です。

「勉強して、自信があるものを選び、確実にこなしていくこと」
という実に当たり前のことを述べています。
そうすることで、人からの信頼を勝ち得ることにより報酬はついてくる
ものだと考えているのです。


「正道をきちんと通るべきだ」という趣旨の話も述べている孔子ですが、
一朝一夕で結果が出るものではなく、地道な活動を続けていくことの
重要性を述べています。
安易な近道に頼るのではなく、基本的な能力などをしっかりと身につけ、
そこから自分だけの持ち味を磨いていくことを説いています。

これらの言葉は、現在のマーケティングで全く同じ意味の言葉があります。

この項、明日に続く。

いつもお読み頂き、ありがとうございます。


金儲け自体は悪くない
2009.10.05

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油壺マリンパーク

おはようございます、この手の施設では老舗ですね。
少々古臭さもありますが、面白さは中々のものでした。


昨日からの続き、孔子の論語より。
「論語」という学問についていうと、何やら「金儲けは悪だ」的な
イメージが先行しています。
しかし、当の孔子本人は金儲けの才能を忌避などしていません。

正当な方法をもって利益を出すことは認められる、と孔子は
述べています。
「金儲けが目的で人をだますような行為」は論外であるとも述べています。


孔子の発言をもう少し言い換えるならば、このように言えるのではないかと。

「人として良いとか悪いとかは、金儲けには関係がない」
「金儲けをしていない人間は良い人間というわけではない」

物事の本質は「金儲けなんてところにはない」のだと思います。
だからこそ「金儲けについて正しい方法を身につけておくべき」なのかと。


この項、明日に続く。

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昔の人は言いました
2009.10.04

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寿司屋の隣は食品スーパー。

おはようございます、地場ものの魚や野菜が安いです。
配送もやっているようなので、土産にも良いでしょうね。


昨日からの続き、ここで参考図書をご紹介。

面白いほどよくわかる論語―日常生活に役立つ使える孔子の説いた生きる知恵 (学校で教えない教科書)


中国の大思想家、孔子とその弟子の発言や会話がまとめられている
論語に関する入門書です。
多くの人々に長きにわたって愛読されている本であり、その内容は
未だに色あせることを知りません。


本書の中より、金を儲けるということについて少し触れてみます。

この項、明日に続く。

いつもお読み頂き、ありがとうございます。


特殊な仕事など存在しない
2009.10.03

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改めてお寿司屋さんのご紹介。

おはようございます、東京近辺にもお店はあるみたいですね。
私は元々この近辺のお客様に紹介してもらいました。(こちらのお店です)


昨日からの続き、成果が出ていない人がよく言っている言葉。
ずばり、一言で。

「私がやっている仕事は、特殊なものなので」

コレを言っている人で、きちんとした成果を出している人を知らないのです。

これもまた独断です。
私は「特殊な仕事」などというものは滅多に存在しないと考えています。
世の中の大概の仕事は、大抵「普通なもの」だと思います。


マーケティングの研修で、例えば何を題材にしているかご存知でしょうか?
ずばり「芸能人」です。
芸事という特殊と思われている業界が、如何にマーケティング的思考に
のっとって運営されているのかについて勉強をしました。
最近では伝統芸能や宗教界などにおいてもマーケティングを取り入れて
活動が行われています。
どんな類の芸事であろうが、結局はマーケティング的思考からはずれて
事業を遂行することは不可能です。

マーケティングとは仕組みを作ることを意味します。
仕組みとは、その活動を持続可能なものにするために必要なことです。
その仕組みの中には、通常金儲けに関することが含まれます。
従って、どのような活動においても金儲けは必要です。
そして金儲けはあくまで仕組みの一部であって、全体ではありえません。


ということを踏まえた上で、参考図書をご紹介します。

この項、明日に続く。

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金儲けは最終目的ではありえない
2009.10.02

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子供の寿司。

おはようございます、それでもこの店はネタがでかい。
普通の店の大人用くらいに大きいのではないかと。


昨日からの続き、「金儲けは大したことではない」ということについて。
繰り返しになりますが、これは「商売は簡単だ」ということを言いたいのでは
まったくありません。
利益を獲得するということは本当に大変なことだと思います。

問題は「何のために金儲けをしているのか」を認識しているかどうかです。
よく新規面談時にお話しするのですが、私は自分の仕事が最終的に目指すべきは
「お客さんを儲けさせること」ではなく「お客さんが幸せになってくれること」だと
考えています。
ですので、場合によっては「そこまでして利益出さなくても良いのでは?」なんて
話を平気でしてしまいます。
(もちろん、利益が足りない方には「もっとここをこうしては?」と積極的に
提言をしたりしていますが)

あくまでも金儲けは過程でしかありません。
これが最終目的になっては決していけないものだと信じています。
だからこそ金儲けは決して省くことができない大切なものです。

「金儲けのことなど意識しなくても良いように、金儲けの勉強をするべきだ」
というのが私の信条です。
このことは先日出版した本のあとがきにも書かせて頂きました。


その上でもう一つ、結果が出ていない人に共通する口癖をご紹介します。

この項、明日に続く。

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金儲けなど大したことではない
2009.10.01

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丼。

おはようございます、チラシも旨いですよね。
何かまた寿司食べたくなってきました。


昨日からの続き、金儲けをすると芸術はだめになるのか?
先に私なりの結論を言ってしまいます。

「そんなことは、単なる言い訳でしかない。」

金を儲けた程度で駄目になる芸事など、そもそも芸として未熟に過ぎます。
「金儲けのためにやっているわけではない」と言っているということは、
それだけ「金儲け」ということを意識しているわけです。
厳しく言うなら、その程度の意識でいる人間が、成果を出せるとは思えません。


私が知る限り、金を儲けるということを意識しすぎている人に結果が出た
ためしはありません。
成果を出している人は、すべからく自然体です。
物凄く挑戦的なことを言うならば、成果を出している人にとって、金儲けなど
大した苦労ではないのです。

これは別に「利益をあげることが楽だ」という意味ではありません。

この項、明日に続く。

いつもお読み頂き、ありがとうございます。