会計天国 その2

2009年6月17日

この本の読み方として、税理士やコンサルタントだったら
「こういう会社にどうアドバイスするか」
という観点から読んだら本当に役に立つかもしれませんね。

本に出てくる「危ない会社5社」が現実に
目の前にあったとしたら・・・。
でもこの作者は、本当に経験豊富なのかもしれませんね。
まさに実話を元にしているような・・。

「儲かっている会社がなぜ倒産するか」
これが実にありがちなお話です。
設定は、元有名アイドルがアパレル会社を開いたお話。
経営の素人がなんとなく始めたけど
偶然にも最初は大儲けしてしまったケース。
でもそのあとやはり経営で行き詰ります。
そういう社長に対してどう説得し立て直していくか。
これは興味あります。
税理士ならこういう会社にだれでも遭遇した経験があるでしょう。

経営と言うのは最初は苦労した方が良いのですね。
最初から偶然でも当たってしまうと、
それこそ「イケイケ!ドンドン!」
どこかで行き詰る場合が往々にして出てきます。
しかも、良い時にした借金の負担に耐え切られなくなってしまう。・・。
問題なのは、どうして今カネがないのかさえも
分からなくなってしまっています。
それでも「役員貸付金」がやたら脹らんでもいます・・・。

ちょっと極端な例かもしれませんが、世の中の経営者のために
「固定資産を買っても経費にならない」
「税金を支払わないと借金を返せない」
このあたり、経営の基本としてよく読んでいただきたいところですね。

税理士として経営者に何度聞かれたことでしょうか。
「税金を支払わないで借金を何とか減らせませんか?・・・・」

ただ、この会社を救う手立てが・・・というオチは
この個人的には少し納得いきませんでした・・・。

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