ウェブはバカと暇人のもの(光文社新書) その3
2009年7月 8日
この本は広告業界の暴露本といったら言いすぎでしょうか。
でも私自身勉強になったことをご紹介しましょう。
広告業界で昔からよく言われる「AIDMA」という基本的な言葉があります。
A 認知(Attention)
Ⅰ 興味(Interest)
D 欲求(Dsire)
M 記憶(Memory)
A 購入(Action)
消費行動のプロセスということなのですが、
なんとなくでもお分かりになりますか。
それがネット時代になると
「これからは過去の「AIDMA」は通用しない。「AISAS」になった。」
そう言われだしました。
「AISAS」とは
A 認知(Attention)
Ⅰ 興味(Interest)
S 検索(Search)
A 購入(Action)
S 共有(Share)
広告代理店やそれこそコンサルタントが好きそうな言葉ですね。
確かにそうかもしれませんね。
ただ当時は、あの「情報革命」を謳って企業を煽ったのです。
「検索」ということが一大キーワードだと・・・。
今から10年ほど前は広告代理店がそうやって大手企業に
広告戦略の大転換を促したのでしょう。
大手企業はこぞってHPを制作し、HP戦略を練ることになります。
「テレビの時代は終わった・・・」
そうも断言されたのです・・・。
ここで筆者の広告代理店時代の暴露話があります。
テレビに向けていた広告宣伝費をネット戦略へ振り向けるよう仕向けます。
つまり、巨額な制作費を吹っかけたというのです。
「ロゴを1センチ動かすと5万円、1.5センチ動かすと7万円かかります・・・」
素人相手に、それがまかり通っていたということなのです。
「HPみたいな最先端のことをやっているのだから仕方がない。
その金も先行投資だ。」
そう納得してどの企業も払ったそうです。
そこで思い出しました。
今から確かに7、8年前のこと、広告代理店を脱サラして、HP制作会社を
作ろうとする起業の相談を多く受けました・・。
守秘義務があるので詳細には言えませんが、確かにビックリするくらい
売上を受注している会社が多かったです・・・。
制作費に数千万円!運営費に毎月数百万円!・・・・。
ただ、今はその会社がどうなったかも守秘義務があるので・・・。
まさにインターネット黎明期・・・。ネットバブル・・・。
そんな時代があったのですね。
著者はその理由を明確に言い切っています。
「みんなネットのことがよく分かっていないから・・・」







