りんごが教えてくれたこと その1
2009年10月 1日
いつまでも大好きな「佐世保バーガー」のお話を続けたいのですが
「読書の秋」です。
お勧めの本をご紹介しましょう。

NHKの人気番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」で取り上げられた
無農薬リンゴのお話です。
この作者木村さんは、一躍「時の人」となった感じもします。
そのため同様の内容の本が、あの人気出版社「幻冬舎」などからも
出ています。
脱サラして農業を始めようとする「キカッケ」となっている教本ですね。
あるお客さんからも、
「この事業がもしダメになったら、田舎で農業をやろうと思っています・・・。」
と真面目に言われたこともあります。
脱サラして農業というのは極端かもしれませんが、結構いるらしいですね。
それも時代の流れなのでしょうかね。
今やエコとか環境問題が、さかんに論じられていますが、
この書に書かれている「絶対不可能といわれた無農薬・無肥料栽培」の
リンゴを成功させたのは20年前のことです。
しかも、それを思いついたのがそれを遡ること10年前。つまり30年も前に
そんなことを思いつくというのは、この方の天才的なところなのでしょう。
ただ残念ながら、それが天才ではなく、当時はまったくもって変人扱いされた・・・。
その苦労話に、ここでもベンチャー・スピリッツを非常に感じます。
ただ、その約11年間の血のにじむような努力に本当に目頭が熱くなります。
秋の夜長、リンゴをかじりながら読んでいただいて、
そのスピリッツをぜひ味わってください・・・・。
まず、最初にだれも気づかない、多分読み落とすところをご紹介しましょう。
この方は本当に頭のよいお方のようです。
弘前の高校時代に、2年生ながら工業簿記1級に合格します。
その後、卒業時に税理士試験にもチャレンジしています。
40年も前の税理士試験のレベルは正直知りませんが、
あと一科目のところで不合格だったそうです。高校時代に4科目も合格した
大変優秀だった方なのでしょう。
高校卒業後、集団就職して、川崎でサラリーマン生活を経験しますが
家庭の事情で、すぐ弘前に戻ることになるのですね。
ですので、本来ならこの方はそのまま経理マンを続けていたら、
間違いなく税理士になっていた方かもしれないのです。
でも、税理士にならなかったおかげで、日本の農業を変えることができた・・・。
本当に偉大な方だと心から尊敬します。
でもこの方が、もし税理士になっていたら、税理士会を無農薬リンゴのように
劇的に変えていたかもしれません。
汚染されていないピュアな税理士を育ててくれて・・・!?
個人的には大変残念なことです・・・。
以上、誰も思いもしない私だけの感想・・・。







