木村秋則さんが教えてくれたこと その1
2009年10月 6日
昨日アップした身を投げようとされた場面、
なぜか私は昔の「ディズニー映画」の一場面を見ているような気がしました。
木に目玉がついている「森の精霊」がいる、あのディズニー映画です・・・。
身を投げようと森をさまよっている木村さんを森の精霊が見つけます。
「この方を死なせてはいけない。」
「森を、自然を蘇らせてくれる人だ。」
ロープを枝に投げつけようとした瞬間、木の枝が腕のように動いて
するりとよけてしまうのです。
その瞬間に森の精霊が、ロープを飛ばし、森の中で最も自然に満ち溢れた
聖地に木村さんを誘うのです。
どんぐりの木が瞬間にリンゴの木に変わり、虫の被害もまったくない、
見事な枝振りを見せます。
そうやって、山の中で農薬も使っていないのに、なぜこれだけ葉をつけるか
なぜ虫や病気がこの葉を食いつくさないのかを教えてあげたのです。
大自然の営みを、自然の摂理を後世のために・・・。
勝手な解釈で、つたない映画の一場面で恐縮ですが
木村さんがそこで生き延びた訳を、いずれ後世の方々が
分かってくれるのでしょう。
木村さんが、無農薬や無肥料栽培を思いついた、昭和50年代ころは
確かに「消費は美徳」とされました。
「農業は大きな変化を遂げました。化学肥料や農薬の大量投下が始まり、
生産の追及と効率に血道を上げる農業に変わってしまいました。」
日本の農業を支えてきたのは、確かに農薬や肥料だったのでしょう。
でも現代では、環境問題が声高々にそれこそ毎日のように
言われるようになりました。
お米も減反の問題さえ起こり、今や生産性を上げることは
それほど重要視されなくはなってきています。
知らなかったのですが、日本は世界最大の農薬、肥料使用国だそうです。
地球環境を修正するには、確かに「自然栽培」は効果的なのでしょう。
「自然栽培に移行したら生産性が落ちるではないか!」
そういう反論に対して木村さんは実によいことを述べています。
「あなたがたは1万円の売上に7000円の経費をかけています。
肥料、農薬、機械に7000円もかけているのです。だからあなたの
給料はでません。
自然栽培は、肥料、農薬を使いません。機械は丁寧に使えば長持ちします。
半分の5000円の売上でも経費を1000円以下に抑えられます。
どっちが得ですか・・・。」
木村流農業経営論。なるほどと思います。
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