生き方(稲盛和夫) その3

2010年4月 1日

仕事柄若い経営者をたくさん見てきました。
20代、30代で起業される方も多いですね。
でも経営学を学校で勉強してきたから起業しよう
なんて方はそうそういません。
たいていは初めは経営の素人です。
脱サラして経営を始めるのですから普通そうなるのでしょう。
稲盛さんも最初は「素人だった」と自ら認めています。

逆に大学で経営学を学んだ方、それこそアメリカでMBAを取った方でも
そういう方が会社を起こせば、その経営が必ずうまくいくという訳でもない
とも思うのです。
残念ながら、学校で学んだ経営学どおりに物事が進むとも思えません。

つまりスタートラインは、皆同じなのです。
でも何年か経つと、厳しいですが勝者と敗者に選別されていく・・・。
その違いは何だろうか。そう思いながらこの本を読んでいました。
稲盛青年という経営の素人(失礼!)がどういう経緯で
平成の「経営の神様」に成長したか、その理由は何だったと思いますか。

20代から有能な経営コンサルタントを雇っていたという訳
でもないですし、優秀な顧問税理士?を雇っていたということでも
残念ながらなさそうです。

でもどうやってその稲盛流の経営学を自ら学んできたか。
この本を読む限り、やはり日々の仕事からすべて学んできたのだろうと
感じます。

稲盛さんの経営哲学で
「今日一日を一生懸命に働く」
ということがあります。

昨日より今日。今日より明日。一歩ずつ前に出ること。
その積み重ねが5年10年で差がついてくるといっています。
当たり前かもしれませんが、これはできそうで
できないことかもしれませんね。

さらに、その観点からもっと共鳴したこと。
「創業以来、長期の経営計画は立てたことがない」
そうです。

「事業計画を立てよう!」
ということが現在コンサルタントで流行ですね。
よくそういうセミナーがあったりします。
特にベストセラー作家の小山昇さんのお得意とするところです。

「遠くを見るお話は、たいていウソに終わるから」だそうです。
なるほど。と思います。

今日一日を一生懸命。しかも、尋常ではない努力、稲盛さん流の言葉で
「誰にも負けない」努力をするのです。
その毎日の積み重ね・・・。

だんだんあなたもできそうな気がしてきましたか。
稲盛経営学・・・。

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