「成功する男はみな、非情である」 角川いつか 著
2008.09.01

なんとなく表題に惹かれて読んでみた。

著者は、高校時代にモデルとしてスカウトされ、その後メディア、政財界に人脈を持ち、コピーライターとして活動後、20歳以上離れた出版社社長と結婚するがその後離婚。
取材で大物のインタビューなどを数多く経験した中からの話である。

すごく良かったわけはないが、現実はやはりこうなのかなあ~~と考えさせられました。
いわゆる「強者の理論」

少し紹介します。

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私は数多くの成功者に出逢った。
オフィスで、レストランで、バーで「星」たちは熱く語った。
「星」と働き、「星」と語らい、「星」と遊び、まれに「星」と暮らし、そして別れ、今でも多くの「星」たちが適切なアドバイスをくれる。

「そろそろ書いてみたら?」
「星」たちが私の背中を押してくれた。

<『普通ではない』が、成り上がるための条件>
「成功することって、幸せになることと同義語ではないのよ」と言ったのは、女優のジェニファーロペスだった。
組織の頂点に登りつめ、あるいは富と名声を勝ち得たものたちは、一様に孤独だ。
○○士、○○師と付く人ばかりと会って、あなたの周りに多くいるとしたら、それは不幸なこと、「普通ではない」。
平和に幸せに暮らすと言うことは、こういう人たちとかかわりを持たないということだ。

<成功したければスピード感を持て>
「速く動く。間違えるとしても、動きが遅すぎたためのものより、速すぎたためのものがいい」と言ったのは、IBM元会長ルイス・ガースナーだった。
ところで、女にもてるの男ともてない男の差を知っているだろうか?
ルックスではなく、それは行動力!!
この瞬間に同じ事を考える人が世の中には3人はいるという。
流行ってしまってからではすでに遅いのだから。
すばやく手を打つ。
あの手がダメならこの手。まるで千手観音のように次々と手を打っていく。

<勝負師は負けたら裸になることを知っている>
江ノ島で弁当をトンビが飛んできて、ガッとくわえて逃げていく。
「こうやって仕事は獲るものなんだ」と思う。
イチローが塁に出て、塁を進め、ホームを狙う姿を見ると、「ああ こうやって金は稼ぐものなのね」と思う。
目標を定めたら、その達成を邪魔するものはどんどん切り捨てていきなさい。
そして、勝ったら勝利の美酒を飲むべきだ。
お金に照れてはいけない。
照れたらお金は逃げていく。

<成功者は『貸し』を作ろうとし、『裏切り』を許さない>
成功する人間は貸し借りにうるさい。
「やつには貸しがある」 そのことをいつまでも絶対に忘れない。
仮に貸しを作った相手が裏切ったらどうするか?
このときは徹底的に相手を潰す。
成功者と言われる人ほど、逆上したら手が付けられないのを私は知っている。
仕返しとお返しは、お早めに、、、、、

<一流のビジネスマンは、目標数値をいつでもどこでも言える>
居酒屋チェーンで看板に「目標 全国23587店展開」と書いてあるのを見たことがある。
社長自身があの数字を意識するためではないか。
社員や取引先に「なんだ あれ」と思わせ、社長に聞くように仕向ける。
そうすることで、社長は目標から逃げられなくなる。自分を追い込んでいるのだ。
いまこの瞬間にあなたに質問しよう。
今年度の目標金額はいくら? 先月末現在の達成率は?
もし即答できないなら、あなたはその目標に対して真剣さが欠けている。

数値目標を周囲に言いふらし、自分を追い込め。

<真の成功者は、自分の努力を知られることを恥と考える>
成功者は「努力家」と言われることを嫌う。「天才」と呼ばれることを好む。
努力なんて凡人がやること。
アイデアの天才と呼ばれる人と仕事をしたことがある。
でも私は知っていた。彼は、天才ではなかった。
超秀才だったのだ。
彼は一つの仕事のために膨大な本を読み研究する。
努力をして結果を出せないより、努力しないで結果を出した人間のほうが何倍も立派。
私は、今まで何人か天才と言われる男性と出会ったが、彼らは、普通の人以上に努力している。
けれども、それが習慣化し、決して苦とは感じていない。

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う~~~ん キツイお言葉。
確かに、成功者はそうなのかもしれない。

しかし、冒頭のジェニファーロペスの言葉に「成功することって、幸せになることと同義語ではないのよ」とあるが、私は『幸せになること』が「成功する」ことだと考えている。
成功ってなんだろう?
著者は、地位、富、名声、、、、を持つものが「成功者」という位置づけをしている。
そうであろうか? 

昔 少年野球のコーチをやっていたときに監督と激論を交わしたことがある。
私が「少年野球は勝つことがすべてではない」と言うのに対し、監督は「試合は勝つためにやっている。勝って初めて、高いところに上って初めて見える景色がある」と言った。

地位、富、名声を手に入れたら凡人とは違う景色が見えるのであろうか?


「税務調査の秘密」 大村大次郎 著 を読んで
2008.08.29

お盆休みを3日間いただいていました。
休みの間に5冊ほど読んだのでまた追々に紹介させていただきます。

ところで、なんとこのブログランキングが101位から41位まで上がっています^^
うれしい。
でもスタッフに応援クリックをお願いしたので、当社の組織票が入ったのかもしれない(笑)

ところで、わたしも税理士になってからもう22年ですから、一通りのことは経験しており、過去のブログにも書きましたが、異議申し立てや審査請求もしてきました。
なので正直言ってこの「税務調査の秘密」を読んで真新しい事はありませんでした。
しかし、こんなふうに税務当局の内部にいた人が内部事情を公開するということは、この程度の事は公にしてもOKなんだ!ということが参考になりました。
これから書くことは、わたしが『ばらす』わけではなく、この本に書いてあることを再度確認するということですので、誤解のない様にお願いします。

<調査官が欲しいもの>
国税調査官が調査に出たときに、もっとも欲しいものは何か?
ズバリ 不正発見です。
税務調査で課税漏れの指摘をすることは当然なのですが、その中には、『不正』と『不正でないもの』とがあります。
この二つの違いは、仮装隠蔽(あるものを隠したり、無いものを作り上げたりして偽装すること)があるかどうかです。
単なる課税漏れの発見は調査官にとっては、いわば「ヒット」不正発見は「ホームラン」です。

<調査官が欲しくないもの>
税務調査に行って「課税漏れの指摘」が全くないことを『申告是認』と言います。
この申告是認が2回続くと、調査先から税務署に戻ってくる足取りがズーンと重くなります。
以前タバコを吸う同期が先輩から「おまえ、調査で税金取れないから、その分タバコ吸って税金払ってるんだよな」と言われていました。

<ノルマはあるのか?>
ノルマと言うほどのものはありません。
というのは果たせなくても民間のように給与に響きませんから。
このノルマに似たものは、まずこなさなければならない調査件数です。
次に調査で指摘した追徴税額の多寡ものそうです。

<調査先の選び方>
原則としては「脱税をしていそうなモノ」を選ぶと言う事になっています。
調査に狙われやすい納税者の傾向を言うと、「急に売上が伸びている納税者」・・・商売にばかり神経が行って税金対策を施していない場合が多い。
「商売を始めてまだ間もない納税者」・・・税務調査に慣れていないため、調査官にとって御しやすい。
あと一度脱税している会社は、繰り返し脱税をする確率が高い。
また最近は黒字の企業が減っているので、黒字の会社は3~5年に1回は選定される。

<調査しやすい納税者>
ズバリ言えば、大人しい納税者です。
調査官は調査先の納税者が大人しい人だったら厚かましくなり、逆にうるさい相手には、やはり躊躇してしまう。
納税者の中には、調査官の言う事を大人しく聞いていれば、穏便に取り計らってくれる!と思っているかもしれませんが、それは大間違いです。

<領収書のなぞ>
調査に入って2日目、外注費に不審な領収書が見つかりました。
多額な取引であるにもかかわらず、コクヨの簡単な領収書1枚で済まされていました。
しかも支払いは現金、住所は行ってみたら今は誰も住んでいない。
単刀直入に「これは架空ではないのですか?」と聞いたら「実はこれは外国人を雇ったときに支払ったお金なんです。・・・・・」
こちらもそれを鵜呑みにするわけにはいきません。
近所の人に聞いてみると、確かに外国人が働いていた形跡はありましたが、その金額が実際に支払われていたかはわかりません。
結局、その不審な外注費は認めざるを得ませんでした。

なぜなら、もし不審な経費があった場合には、納税者側では「それが不審ではない」と証明する必要はなく、税務署側に「それが不審である」という証明が必要なのです。


<銀行調査>
銀行は税務署に対して弱い立場なので、文書はすぐに回答してくれるし、行けば丁寧にもてなしてくれる。
ただし、銀行は税務署の調査が来ると対象になった人に「税務署が来た」と通告するようですので、調査側もダミーのターゲットを作って「この人の資産状況を見せてほしい」と行き、実は別の人の資産状況を調べたりする「横目」というワザも使います。
私はこの銀行調査が非常に好きでした。
女子行員がコーヒーを入れてくれるし、作業を手伝ってくれたりする。
女子行員と合コンの話を取りつけてくる敏腕調査官もいました(笑)


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う~~~んこんなことまでオープンにしても良いのか?と思ってしまいます。
税理士事務所の新人研修には持って来いの本かもしれません。
顧問先の方はこんな本は読む必要ありません。

なぜなら吉井財務研究所がついていますから。。。。。


投資は売り時?買い時?
2008.08.28

メルマガの配信とともにブログも全国ランキングに参加してみました。
これを見ていただくときは、何位かわかりませんが現在は 101位です。

本題に入りますが、みなさん投資はされていますか?私は現在少ししています。

そして、サブプライムローンに始まり、原油高などで現在相場が崩れています。
なので、毎日思い悩むのが嫌で、、、これ以上損するのが嫌で、、、もう今解約してしまおうとおもっていませんか?
いやいや今解約すると損が確定してしまう。。。。どうしたらいいだろうか???と考えていませんか?
私は、どうしようか?考えています。

今回は、そんな人向けのお話です。

いままで株式、債権、為替など全く興味がなく、、、というよりは関連会社の借入金の返済に追われ、そんな余裕はありませんでした。
借入金を返済すれば、かかっていた金利2%がなくなるのでそれを優先に考えていました。

H18.5月に関連会社を譲渡したので、少し借入返済が楽になり、H19.6月に長期分散型の「投資信託」を買いました。
ちょっと話がそれますが、最近銀行が証券会社のように「投資信託」などの金融商品を積極的に販売しています。
3%くらいの販売手数料を取りますが、商品によっては同じものでも証券会社では2%のものがありますので、注意してください。
C銀行とH銀行は地銀でも全国トップクラスの金融商品販売実績のようです。
また、融資と引き換えに金融商品を販売することは禁止されていますので、知識として知っておいてください。(まあ実際には力関係ですが、、、)

現在、15%くらい損をしているものと30%くらい損をしているものがあります。
そこへI証券会社の方からこんなレポートが来ました。

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いつの時代ににも通用する長期分散投資~感情を抑制し、自分の戦略を堅持する

2007年まで好調だった株式市場が大きく下落することとなりました。
悲観的なニュースばかりが流れてきており、投資家の心理は最悪の状態といって良いかもしれません。
しかしながら、冷静に過去を振り返ると、このような局面は過去度々やってきており、むしろ長期的な視野に立てば、絶好の投資機会が到来しているかもしれません。
このような局面でどのように対処すればよいか考えてみたいと思います。

<値下がりしているものを売り、値上がりしているものを買う?>
下がったものを売り、上がっているものを買うことは、短期的には最も正しい投資行動に思えるかもしれませんが、このような行動は、これまでの忍耐と努力を無駄にしてしまう可能性があります。
下落局面で売却してしまうと、さらに下がるかもしれない恐怖感からは開放されるとしても、損失が確定することになり、その後に迎える回復局面を逃してしまうことになる可能性があります。

過去を振り返ると、継続して長期で挑むことが賢明であることがわかります。

何もしないで継続すれば、確実に上昇局面を捉えることが出来るのです。

<感情に勝つこと>
一般的に人間は、すでに所有しているものにはなかなか満足せず、持っていないものがよく見えてしまう傾向にあり、儲かりそうな投資先が見つかると、次から次にそれらに投資します。
高い成長性が見込めるとしても、特定の国や業種、企業への投資は一部とすべきです。

<タイミングに賭ける?>
実はプロであっても短期的な予測は不可能であり、当たる確率はせいぜい50%です。
タイミングを継続的な収益の源泉とすることは不可能であると考えます。
売買のタイミングだけではなく、タイミング(運)に頼らない長期分散投資が賢明な投資戦略と言えるでしょう。

<分散投資>
最も上昇する投資先は毎年めまぐるしく入れ替わります。
下記は、主要資産の収益率トップ(収益率 ワースト)
1997年 海外株式 39.9%(日本株式 -19.4%)
1998年 海外株式 13.5%(日本株式 -6.6%)
1999年 日本株式 59.7%(海外債券 -19.6%)
2000年 海外債券 16.8%(日本株式 -25.0%)
2001年 海外債券 18.2%(日本株式 -18.9%)
2002年 海外債券 11.0%(海外株式 -28.5%)
2003年 日本株式 25.2%(日本債券 -0.6%) 
2004年 海外株式 12.8%(普通預金 0.00%)
2005年 日本株式 45.2%(普通預金 0.00%)
2006年 海外株式 23.2%(普通預金 0.00%)
2007年 海外債券 5.4%(日本株式 -25.0%)

<最後に>
本来の賢明な投資は、長い歴史により実証済みの考え方です
それは単純でありますが、しばしば人間の心理がその実践お邪魔をするため、強い志が必要になります。
以上を鑑みて、現在の市況においての次のような投資スタンスを提案します。

・現状維持:ポートフォリオのバランスが崩れていない場合には、そのまま継続所有します。
・追加投資:ご資金に余裕がある場合には、追加投資も選択肢と考えられます。下落局面こそ、種蒔きの良い機会となり得ます。

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なるほど。。。
ちょうど売ろうかと思っていたところへのこのレポート、、、、自己責任ですが、みなさんはどう考えられますか?
凡人なんで、すぐに信じてしまいます。
私はしばらく我慢することにします。
みなさんは??????