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「実際の地積」によることの意義
【Q】
土地の地積は、「実際の地積」によることとなっていますが、すべての土地について、実測することを要求しているのでしょうか。
【A】土地の地積を「実際の地積」によることとしているのは、台帳地積と実際地積とが異なるものについて、実際地積によることとする基本的な考え方を打ち出したものです。
したがって、すべての土地について、実測を要求しているのではありません。
実務上の取扱いとしては、特に縄延の多い山林等について、立木に関する実地調査の実施、航空写真による地積の測定、その地域における平均的な縄延割合の 適用等の方法によって、実際地積を把握することとし、それらの方法によってもその把握ができないもので、台帳地積によることが他の土地との評価の均衡を著 しく失すると認められるものについては、実測を行うこととなります。
