給与所得の源泉徴収事務 6給与所得に対する源泉徴収2-4 | 紹介実績NO.1のビスカス 税理士紹介センター

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源泉所得税関係情報

給与所得の源泉徴収事務

6給与所得に対する源泉徴収2-4

(設例)
イ 前月の給与(社会保険料等控除後) 144,022円
ロ 賞与の金額 417,000円
ハ 賞与から控除する社会保険料等 51,508円

(説明)
① まず、算出率表の「乙」欄により、前月の社会保険料等控除後の給与等の金額144,022円が含まれている「241千円未満」の行を求めます。その行と「賞与の金額に乗ずべき率」欄との交わるところに記載されている「10%」が、賞与の金額に乗ずる率です。
② 賞与の金額417,000円から社会保険料等51,508円を控除した残額365,492円に10%を乗じた金額36,549円(1円未満切捨て)が、その賞与に対する源泉徴収税額です。
なお、「従たる給与についての扶養控除等申告書」の提出がある場合に、月額表の乙欄を使って給与や賞与に対する源泉徴収税額を求めるときは、乙欄に記載されている税額から申告されている扶養親族等の数に応じ、扶養親族等1人につき1,580円を控除しますが、算出率表を使って賞与に対する源泉徴収税額を求めるときは、この控除はしないことになっています。
ロ 前月中に賞与以外の普通給与の支払がない人に支払う賞与
イ 「給与所得者の扶養控除等申告書」を提出している人の場合
① まず、社会保険料等控除後の賞与の金額を6(その賞与の計算の基礎となった期間が6か月を超える場合は、12)で除します。
② 月額表の甲欄によって、①により求めた金額とその人の扶養親族等の数とに応じた税額を求めます。
(注)  扶養親族等の数及び税額の求め方は、71ページ以下に説明してある主たる給与に対する税額の求め方と同じです。
③ ②によって求めた税額を6倍(又は12倍)したものが、その賞与に対する源泉徴収税額になります。

(設例)
イ 賞与の金額(計算期間は6か月)  907,800円
ロ 賞与から控除する社会保険料等 112,036円
ハ 控除対象配偶者なし
ニ 扶養親族1人

(説明)
① 賞与907,800円から社会保険料等112,036円を控除した残額795,764円を6で除すと、132,627円(1円未満切捨て)となります。
② 月額表の甲欄によって、社会保険料等控除後の給与等の金額が132,627円で扶養親族等の数が1人の場合の税額を求めると720円となります。
③ ②により求めた税額720円を6倍した4,320円が、その賞与に対する源泉徴収税額です。
ロ 「給与所得者の扶養控除等申告書」を提出していない人の場合
「給与所得者の扶養控除等申告書」を提出していない人に支給する賞与については、その支給額から社会保険料等を控除し、これを6(その賞与の計算の基礎となった期間が6か月を超える場合は、12)で除した金額を基として月額表の乙欄を使用して税額を求め、その税額を6倍(又は12倍)したものが、その賞与に対する源泉徴収税額になります。
つまり、月額表の乙欄を使用すること以外は、イの「給与所得者の扶養控除等申告書」を提出している人の場合と、その方法は同じです。
ハ 「従たる給与についての扶養控除等申告書」を提出している人の場合
① まず、社会保険料等控除後の賞与の金額を6(その賞与の計算の基礎となった期間が6か月を超える場合は、12)で除します。
② 月額表の乙欄によって、①により求めた金額に応じた税額を求めます。
③ ②により求めた税額から「従たる給与についての扶養控除等申告書」により申告されている扶養親族等の数に応じ、扶養親族等1人につき1,580円を控除した金額を求めます。
④ ③によって求めた金額を6倍(又は12倍)したものが、その賞与に対する源泉徴収税額になります。

※2010年1月現在での情報を元に制作しております。最新または正確な情報をお求めの方は、専門家にお問い合わせください。
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