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税金Q&A

評価会社が受け取った生命保険金の取扱い
【Q】

1株当たりの純資産価額(相続税評価額によって計算した金額)の計算に当たって、被相続人の死亡を保険事故として評価会社が受け取った生命保険金は、評価会社の資産に計上するのでしょうか。
また、生命保険金から被相続人に係る死亡退職金を支払った場合には、その死亡退職金の額を負債に計上してよろしいですか。

【A】

受け取った生命保険金の額を生命保険金請求権として資産に計上します。なお、その保険料(掛金)が資産に計上されているときは、その金額を資産から除外します。
また、支払った死亡退職金の額及び保険差益に対する法人税額等を負債に計上します。

(理由)

1 被相続人の死亡を保険事故として、評価会社が受け取った生命保険金は、保険事故の発生によりその請求権が具体 的に確定するものですから、生命保険金請求権として資産に計上することになります(「取引相場のない株式(出資)の評価明細書」の「第5表 1株当たりの 純資産価額(相続税評価額)の計算明細書」の記載に当たっては、「相続税評価額」欄及び「帳簿価額」欄のいずれにも記載します。)。この場合、その保険料 が資産に計上されているときは、その金額を資産から除外します。
また、その生命保険金を原資として被相続人に係る死亡退職金を支払った場合には、その支払退職金の額を負債に計上するとともに、支払退職金を控除した後の保険差益について課されることとなる法人税額等についても負債に計上します。

2 なお、評価会社が仮決算を行っていないため、課税時期の直前期末における資産及び負債を基として1株当たりの 純資産価額(相続税評価額によって計算した金額)を計算する場合における保険差益に対応する法人税額等は、この保険差益によって課税所得金額が算出される 場合のその課税所得の42%相当額によって差し支えありません。

※2009年12月現在での情報を元に制作しております。最新または正確な情報をお求めの方は、専門家にお問い合わせください。
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