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吉田信康税理士事務所ブログ

夢をかなえるゼイ 私の脱サラ日記 その12

2010.08.10

地価連動債


今だから言えるシリーズはこれで最後です!
(あんまり書くと問題かと・・・)

企画マンとして、「地価と連動して金利が上昇する!」債券を
作ろうと考えたのですね。
ちょっと分からないでしょうか。
こんなことを考えたのは私だけだったのでしょうね。
(本当に私の頭の中だけでしたので公表してもいいでしょう)

時はバブルです。「土地神話」を前提に、土地を担保に金利を安くして
融資します。最後の一括返済の時に値上がり分に相当するボーナス金利を
設定する。それを証券化するのです。その商品を購入した人は
土地の値上がり分に相当するボーナス金利がもらえる・・・。
そんな仕組みでしたね。

連日のように法律事務所に行って、法的側面から
この商品を開発していました。
ところが、こんな商品を購入した人の税務面の議論になったら、
まったく前に進まなくなってしまいました。
そもそもこの金利は「何所得か」なんて分かりますか?

弁護士の方は税金に詳しくありません。
それでその法律事務所と提携している公認会計士を
紹介されました。
ところがその会計士もまったく税金にうとかったのです。
それで会社は顧問税理士を別に依頼することになりました。
ここで生まれて初めて「税理士という人種」の方との遭遇です。
本当に未知との遭遇でした。

期待してお会いしたのですが、残念ながらこの方も、申し訳ないですが、
有価証券やら金融商品についての知識が全く無い方でした。
それは何故か。
ここでまた業界の批判をしたら大変申し訳ないですが
上場企業や大手企業は大方顧問税理士として、税務署のOBの方を
迎え入れているのですね。
そのOBの方もかつては税務署長だった大先生がほとんどです。
そういう方に、「リースやスワップだ」なんてカタカナのことは
まったく分からないし
「地価に連動する債券・・・???」
まったく話が通じないのですね。

そもそもそういう大先生をどういう目的で迎え入れているか
ということを考えたら仕方がないのでしょうね。
(この内容はブログでは書きません)

そういうことで
「では私が税理士になってやろう!」
そう思ったのですね。
こんなきっかけで税理士を目指した人も少ないでしょうね。

ただ、この「地価連動債」も残念ながら私の能力不足で、
「お蔵入り」しました。
もし開発できていたら、その後のバブル崩壊で、
多分大変な騒ぎになっていたでしょうね。
まあ出来なくて良かったですね・・・。


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