フリーランスは顧問税理士が必要?論より証拠!
実際に雇った事例をご紹介します!

フリーランスは顧問税理士が必要?論より証拠!  実際に雇った事例をご紹介します!
公開日:
2020/06/01
 
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自分で確定申告をしているフリーランスの中には、申告する度に作業量の多さに嫌気がさす人も多いのではないでしょうか。そんな場合は、税理士を雇って作業の効率化や節税効果の増大を図ってみましょう。今回は、フリーランスが税理士を雇うメリットやタイミングについて、事例を中心にご紹介します。

フリーランスが税理士を雇うメリットとデメリット

期末に確定申告を自分で行うのは、かなり大変な作業です。確定申告を行うためには、期末に限らず日々しっかりと記帳作業を行う必要もあります。税理士を雇えばこうした作業から解放され、事業そのものに専念できるでしょう。売上の増大に伴って納税額が増えた場合も、税理士をつけることで効果的な節税が可能となります。税理士を雇うその他のメリットとしては、財務分析に基づく経営アドバイスを受けられること、融資などによる資金調達が容易になることなどがあります。
 
フリーランスが税理士を雇う最大のデメリットはコストがかかることでしょう。売上が少ない間は納税額も少ないので、自分で税務作業をした方がいいかもしれません。また、自分に合わない税理士を雇ってしまうと、せっかく雇っても効果が出ないこともあります。

フリーランスが税理士を雇うタイミング

売上が増加したときが税理士を雇うタイミングです。売上が増加してくると、経理にまつわる作業の負担が量的にも内容的にも増すだけでなく、節税の余地が広がってきます。従業員を雇うようになると、源泉徴収や年末調整もしなければなりません。売上が1,000万円を越えると、消費税も申告しなければならなくなります。また、売上が増加すると、節税に有利な法人化を考えるようになりますが、法人の経理は個人事業主の経理よりも複雑です。このように、売上が増加したときには、作業面でも節税面でも、税理士を雇った方が有利になります。

フリーランスが税理士をつけた事例

内装工事業を営むAさん

Aさんは、法人設立をきっかけに顧問税理士をつけることを決断しました。個人事業主として働いてきた10年間は、Aさんは自分で確定申告書を作成して申告してきました。しかし、法人の決算は自分の手には負えないと思い、税理士紹介サイトを活用して税理士を探しました。
 
決算と確定申告を控えた状況でしたが、帳簿のつけ方を一からわかりやすく教えてくれること、また自分と年齢が近いことというかなり厳しい条件を満たす税理士を見つけることができました。税理士は節税を考えつつ、期限に間に合うように集中的に作業してくれました。さらに、期限に間に合わせるだけではなく、過去の年度の税務まで視野に入れた提案をしてくれました。
 
個人事業主から法人に移行する処理は最初が肝心です。スムーズに移行し事業のさらなる発展を目指すためには、単に書類を作成するだけではなく、財務や経営に積極的に関与する税理士が必要です。年齢が近いことも、円滑なコミュニケーションの助けになります。ベストマッチする税理士を探すことができれば、長期的に大きな成果を上げることができるでしょう。

整体院を開業しているBさん

Bさんは、整体院を開業して4ヶ月目に税理士をつけました。それまでは自分で売上や給与を管理していましたが、決算書類を自分で作るのは難しいと感じたため、税理士を雇うことにしました。自分で数字を把握するための帳簿はありましたが、青色申告が可能なものではありませんでした。
 
税理士を雇うといってもなにもわからない状態だったので、税理士紹介を活用することにしました。税理士に対する希望も具体的に思いつかなかったので、業務内容と経理の現状を伝えて合いそうな税理士を紹介してくれるように頼みました。
 
Bさんは記帳からすべてを任せることにしました。記帳代行を頼んだので、Bさんがやることは領収書を渡すだけです。税理士はこうした日々の記帳に加えて、財務管理の年間スケジュールの説明、事業を拡大するための節税対策、障害者を雇うときの補助金の説明など、踏み込んだサポートもしてくれました。結果的に、開業から1年で法人化を視野に入れて事業体制を整えることができました。
 
Bさんのように、主力事業に強みがあるものの、税務や節税の知識がないというケースはよくあります。そのような場合は、一から丁寧に教えてくれる税理士が見つかると本業に専念できるようになり、事業が順調に伸びていきます。

一人でIT会社を設立したCさん

Cさんは、税理士を雇う3年前にITの一人会社を設立しました。1期目と2期目は自分で決算書を作っていました。取引先や売上がそれほど多くなかったこと、従業員がいなかったこと、CさんのITスキルが経理で活かせたことなどがあり、自分で作業できていたようです。
 
3期目になり売上が伸びると、決算書の作成は自分の手に余るようになりました。CさんもAさんやBさんと同様に、税理士紹介サイトを使って税理士を探しました。
 
紹介された税理士に初めて会ったときに、不安に思っていることをいくつか質問してみました。質問の答えが非常にわかりやすく、会社の立場に立った回答だったので、その税理士に仕事を頼むことを決めました。
 
Cさんは、領収書の整理や帳簿もすべて税理士に頼んでいます。これまで決算の時は1週間以上時間をとられていましたが、今は税理士の質問に答えるだけです。このやり方だと、浮いた時間を本業に回せるので非常に効率的に業務をこなすことができます。Cさんの税理士は、自分で会計ソフトを導入し電子申告も行っていたCさんの意見を尊重しつつアドバイスをしています。

ペットショップを営むDさん

Dさんのペットショップは、オリジナルブランドのペット服を作るなど、ペットに関するいろいろなことを手掛けています。そのため経理にも難しい部分が多く、自分で経理作業をしていたときは手探り状態でした。経理周りをきちんとしなければと考えていたときに、税理士紹介サイトから紹介の電話がありました。
 
税理士紹介サイトは、Dさんの細かい要望を聞いたうえで税理士を選んでくれました。実際に会ってみると、安心して頼れそうな印象を持てたので、その日のうちに将来設計や夢について話すことができました。税理士との付き合いが始まると、経理の細かい部分まで一から教えてもらうことができました。今後、経営を数字で把握できるようになったら、2号店を出したいと考えています。
 
Dさんの例は、税理士の指導によって現状を明確に把握できるようになり、ドンブリ勘定から脱却できたケースです。ドンブリ勘定から脱却できれば、数字を見てうまくいっている部分を伸ばし、悪い部分を直していく理想的な経営が可能になります。
 
税理士紹介サイトが税理士事務所の役割を一から説明したことも、Dさんが税理士の必要性について納得できた要因です。これが今回のマッチング成功のポイントといえるでしょう。

 

☆ヒント
税理士をつけるタイミングとしては、売上がある程度増えてきて記帳も複雑となり、専門家の助けを借りたくなったときや、事業を法人化して税務が複雑になったときが多いようです。事例では、いずれも税理士紹介サービスを利用しています。税理士紹介のメリットとして、細かな要望に合った税理士を紹介してくれることや、事業主が税理士についてなにもわからなくても、税理士紹介が事業主の税務に対するニーズを引き出して、適切な税理士を紹介してくれることが挙げられます。

まとめ

今回は、フリーランスが税理士を雇うメリットやタイミングについて、事例を中心にみてきました。適切なタイミングで自分に合った税理士を雇うことができれば、その後の事業に大きなプラスとなります。税理士を雇うときには、税理士紹介サイトなどを活用して、事業に詳しく感覚が合う税理士を見つけたいものです。

坂下慶太
東京大学卒。米国大学院に進学予定。 東証一部上場企業にて経理業務を担当。 経理業務で体得したスキルや知識を中心に解説していきます。
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