交際費と会議費の差について | 紹介実績NO.1のビスカス 税理士紹介センター

先生教えて!

Vol.5(2007.06.11)
交際費と会議費の差について
今回の専門家:公認会計士 加藤久典
―― 今回は、交際費と会議費について教えていただきます。
まず、税法上で規定されている「交際費等」とはなんですか?<
「交際費等」とは、「交際費」、「接待費」、「機密費」、「その他の費用」のことで、法人がその得意先や仕入れ先、その他事業に関係ある者などに対して行った接待、供応、慰安、贈答その他これらに類する行為のために支出するものです。
しかし、除かれるような費用もありますので注意が必要です。
―― 具体的にはどんなものですか?<
はい、以下のようなものです。
①専ら従業員の慰安のために行われる運動会や演芸会、旅行などのために通常要する費用
②飲食その他これに類する行為のために要する費用(専ら当該法人の役員や従業員、またはこれらの親族に対する接待などのために支出するものを除く)であって、その支出する金額を基礎として計算した一人あたりの支出額が5,000円以下であるもの
③カレンダー、手帳、扇子、うちわ、手ぬぐいその他これらに類する物品を贈与するために通常要する費用
④会議に関連して、茶菓、弁当その他これらに類する飲食物を供与するために通常要する費用<
―― なるほど。忙しい経営者は朝食会議やランチミーティングなど、よくやりますが?<
加藤久典1
社内や通常会議を行う場所で会議をするときに、通常供与される昼食の程度を超えない飲食物等の接待に要する費用は、原則として「会議に関連して、茶菓弁当その他これらに類する飲食物を供与するために通常要する費用」に該当します。したがって、会議費に該当するものは、交際費等の損金不算入の対象とはなりません。
―― では、交際費と会議費の金額の目安についてはいかがですか?<
「通常要する費用」について明確な定めはありませんが、一つの目安として一人あたり3,000円程度が妥当でしょう。
―― 「通常会議を行う場所」というのはどういう場所ですか?
社内で行われる会議の場合は問題ないのですが、社外の場合には例えば喫茶店、あるいはこれに類する場所などであればよいのですが、寿司店やレストランについては個別の判断となり、スナックなどは基本的に「通常会議を行う場所」とは言えないでしょうね。
―― 会議費を交際費と認定されないためにはどういう注意が必要ですか?
税務署等に会議費として認めてもらうには、本当に会議かどうかを明確にする必要があります。そのために議事録等を領収書に添付して頂くと良いでしょう。
―― ありがとうございました。
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