「PCA会計」はどんな会計ソフト? 機能や特徴を徹底解説 | MONEYIZM
 

「PCA会計」はどんな会計ソフト?
機能や特徴を徹底解説

日々の取引を記帳したり、決算の時の資料を作成する際には会計ソフトが必須です。会計ソフトには多くのものがあり、「PCA会計」もその1つです。しかし、会計ソフトは選ぶ場合には、自社に合ったものにしなければなりません。「PCA会計」には複数のソフトがラインナップされており、企業の規模や業務内容などに合わせて適したものを選べます。ここでは、「PCA会計」の特徴や種類、それぞれのソフトでできることを解説します。

会計ソフト「PCA会計」の特徴とは

PCA会計」は、昭和55年の創業以来、財務会計や給与計算などのソフトを開発・販売をしているピー・シー・エー株式会社が手掛ける会計ソフトです。

 

「PCA会計」の特徴は、日々の取引の伝票入力をするだけで元帳や試算表、決算書の作成から経営分析や各種管理帳票の出力までできる点にあります。また、一般的な会社だけでなく、建設業や公益法人、社会福祉法人、医療法人といった特殊な会計に特化したソフトがラインナップされているのも、「PCA会計」の特徴です。

 

同社が提供している給与や請求書、法人税などの各製品と連携が可能なことはもちろん、クラウド製品やパッケージ製品など様々な形式の会計ソフトがあるため、自社の環境に合わせて選べるようになっています。また、多くの会計事務所が使用しており、その点でも安心して使える会計ソフトの1つといえるでしょう。

自社に合った会計ソフト「PCA会計」の選び方

会計ソフト「PCA会計」には、さまざまなラインナップがあります。製品ごとに適している対象や特徴などが異なるので、自社に合ったものを選びましょう。

会計ソフト「PCA会計」の種類と機能

会計ソフト「PCA会計」は、大きく分けてパソコンにインストールして使うパッケージ版のものと、インターネット上で起動して使うクラウド対応版のものがあります。パッケージ版、クラウド版の違いなどにより、複数の料金プランが用意されています。会計ソフト「PCA会計」のラインナップは下記のようになっています。

①財務会計ソフト
製品名 機能・特徴 基本料金
PCA会計 DX
  • 中小法人・大法人向け
  • 科目体系の簡単設定
  • わかりやすいインターフェース
  • 帳簿入力などさまざまな入力画面
  • 伝票の予約登録
  • 階層化された承認欄のある仕訳伝票の発行
  • 様々な管理表・分析表の作成
  • 豊富な経営分析
  • Excel出力・PDFファイル作成
  • 部門管理
  • 消費税申告書の作成
  • APIによる他製品とのシームレス連携
  • 「PCA eDOCX」連携
  • 「PCA FinTechサービス」連携
・クラウド版
月額13,500円~
・パッケージ版
170,000円~
※ソフトの使用環境や用途に応じて料金プランが異なる
経理じまんDX
  • 小規模企業・個人事業主向け
  • 頻繁にある取引のパターン登録 自動仕訳
  • わかりやすいインターフェース
  • 帳簿入力などさまざまな入力画面
  • 伝票の予約登録
  • 税計算に柔軟に対応
  • 様々な管理表の作成
  • Excel出力・PDFファイル作成
  • 消費税申告書の作成
  • 他製品とのシームレス連携
  • 電子申告対応
  • 「PCA FinTechサービス」連携
パッケージ版
70,000円
PCA建設業会計V.7
  • 建設業を営む法人向け
  • 工事名・施行場所・請負金額などの工事情報の登録
  • 豊富な工事関係帳票作成
  • 収益の認識基準の選択
  • わかりやすいインターフェース
  • さまざまな帳票のデータをエクセルへ出力
  • 部門管理
  • 他製品とのシームレス連携
・クラウド版
月額16,000円~
・パッケージ版
250,000円~
※ソフトの使用環境や用途に応じて料金プランが異なる
PCA公益法人会計DX
  • 公益法人向け
  • 公益法人会計基準対応
  • わかりやすいインターフェース
  • 充実の承認機能
  • Excel出力・PDFファイル作成
  • 帳簿入力などさまざまな入力画面
  • 伝票の予約登録
  • 様々な管理表・分析表の作成
  • 豊富な経営分析
  • 予算や部門・内部取引などの管理
  • APIによる他製品とのシームレス連携
  • 「PCA eDOCX」連携
  • 「PCA FinTechサービス」連携
・クラウド版
月額16,000円~
・パッケージ版
580,000円~
※ソフトの使用環境や用途に応じて料金プランが異なる
PCA社会福祉法人会計DX
  • 社会福祉法人向け
  • 社会福祉法対応
  • わかりやすいインターフェース
  • 会計区分、事業区分の自由な設定
  • 最大5階層の科目登録
  • 充実の承認機能
  • Excel出力・PDFファイル作成
  • 帳簿入力などさまざまな入力画面
  • 伝票の予約登録
  • 様々な管理表・分析表の作成
  • 豊富な経営分析
  • 予算や部門・内部取引などの管理
  • APIによる他製品とのシームレス連携
  • 「PCA eDOCX」連携
  • 「PCA FinTechサービス」連携
・クラウド版
月額16,000円~
・パッケージ版
270,000円~
※ソフトの使用環境や用途に応じて料金プランが異なる
PCA医療法人会計DX
  • 医療法人向け
  • 医療法人会計基準対応
  • わかりやすいインターフェース
  • 充実した内部管理資料作成
  • Excel出力・PDFファイル作成
  • 帳簿入力などさまざまな入力画面
  • 伝票の予約登録
  • 豊富な経営分析
  • 部門管理
  • 消費税申告書・電子申告対応
  • 「PCA FinTechサービス」連携
・クラウド版
月額16,000円~
・パッケージ版
400,000円~
※ソフトの使用環境や用途に応じて料金プランが異なる
②基幹業務クラウドシステム
製品名 機能・特徴 基本料金
PCAクラウド
  • 法人・個人事業主向け
  • PCAクラウドに対応したソフトをクラウドで提供
  • 基幹業務ソフトを手軽に利用できるサービス
  • 財務会計ソフトだけでなく、給与・人事・勤怠ソフト、販売管理・仕入・在庫管理ソフト、税務計算ソフトも利用できる
  • 自社に合わせたラインナップ選択
クラウド版
月額3,500円~
※ソフトの使用環境や利用するサービスなどに応じて料金プランが異なる
※「PCA eDOCX」:PCAソフトのXシリーズに付属する文書管理ソフト。連携利用することで、Xシリーズのさまざまなソフトのメニュー上で文書データが紐づけできたり、各ソフトから帳票を「PCA eDOCX」に直接アップロードできたりする。
※「PCA Fin Techサービス」:SBIビジネスソリューションズが提供するお金管理サービス「Money Look」を活用して金融機関の口座明細を取得し、PCAソフトと連携ができるサービス。

「PCA会計」のどの会計ソフトを選ぶべき?

上述したとおり、会計ソフト「PCA会計」には様々な製品があり、それぞれパッケージ版とクラウド版で料金プランが異なります。顧問税理士が「PCA会計」を使っている場合、互換性の確保から、どの会計ソフトを選ぶかは、原則顧問税理士と相談になります。

 

小売業や卸売業、サービス業など一般的な職種の場合、中小企業や大企業には「PCA会計 DX」、小規模企業や個人事業主には「経理じまんDX」がおすすめです。建設業や公益法人など特殊な業種の会社や団体の場合は、それに対応している専用の会計ソフトを利用した方が良いでしょう。会計ソフトだけでなく、給与ソフトなども一緒に利用したい場合は「PCAクラウド」の利用を検討します。

 

パッケージ版とクラウド対応版を比較すると、基本の仕様は同じですが、購入初年度ではクラウド対応版の方がコスト面で優遇されています。クラウドに抵抗がなく、初期導入費用を抑えるのであればクラウド対応版を、ネットワークに接続せずに使用する場合はパッケージ版を選んだ方が良いでしょう。

会計ソフト「PCA会計」のメリットとデメリット

会計ソフト「PCA会計」の導入を検討する前に、「PCA会計」のメリットとデメリットを見ていきましょう。

会計ソフト「PCA会計」のメリット

会計ソフト「PCA会計」のメリットには、次のようなものがあります。

①企業に合ったソフトを選ぶことができる

「PCA会計」では、一般法人だけでなく、社会福祉法人や医療法人などに特化した会計ソフトも販売しています。また、クラウド版やパッケージ版、PCAクラウドのサービスもあるので企業に合ったソフトを選べます。

②多くの会社が利用していて安心

「PCAクラウド」だけでも12,000法人が利用しているなど、「PCA会計」は多くの会社が利用しています。このことは、「PCA会計」が安心して利用できるソフトであることを示しています。

会計ソフト「PCA会計」のデメリット

会計ソフト「PCA会計」のデメリットには、次のようなものがあります。

①ソフト料金が高め

「PCA会計」は多機能であるが故に、ソフト料金が高めになっています。パッケージユーザーはクラウドの利用を考えるなど、費用対効果も重視する必要があります。

②機能が多すぎるソフトがある

「PCA会計」は、業種に合わせてソフトがラインナップされており、各ソフトは想定しているユーザーにとって使いやすいよう設計されています。中には機能が多岐にわたるものもあり、自社に合った種類のソフトを選ばないと不要な機能が含まれることになり、かえって使いにくくなるデメリットがあります。

まとめ

会計ソフト「PCA会計」は、多くの企業が利用している信頼できるソフトです。しかし、ラインナップされているソフトの中には、ユーザーの便宜を考えて多くの機能を搭載しているソフトもあります。まずは、自社にとってどの機能が必要なのかを考えて、自社にとって最適な会計ソフトを導入しましょう。

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