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吉田信康税理士事務所ブログ

かばんの真実 その52

2008.12.05

この事件は遺言書の真贋で二回も最高裁で争われることになりそうで
結果的に遺言書の作成方法ということで
大変参考になる事案になりましたね。

「遺言書の書き方のすべて」
の本なんか書く時に (書いたらどうかな?と正直今思っています。
「超簡単!遺言書」なんてどうですか・・)
必ず紹介される事例になるかもしれませんね。

お話を戻すと長男の方から「第二の遺言書」が出てきた時、
三男は「この遺言書は無効だ!」という裁判を起こした訳です。

「第二の遺言書」を見ていただけると分かるのですが、
市販の便箋にボールペンで書かれたものです。
「第一の遺言書」が巻紙で毛筆で書かれたのとまったく異なります。
でも、「巻紙は有効で便箋はダメ」という法律もないですからね。

以前ある弁護士が
カレンダーの裏にかかれた遺言書で争った経験がある」と言っていました。
要するにどんな紙でもいいのでしょうね。

また同様に「毛筆は有効でボールペンはダメ」
という法律もないのですね。

また裁判の論点で非常に興味があるのは、ハンコですね。
「第一」が実印に対して「第二」が認印でした。
これも「実印は有効で認印はダメ」という法律もないのですね。

ただ今後の裁判に注目したいのですが、
最初の裁判で印鑑が「一澤」ではなく、使わない「一沢」であったので、
「おかしい」と三男は主張したのに対して、結局最高裁はそれでも有効としたのです。
でも今度の大阪高裁は「やはり一沢ではおかしい」としたみたいです。

最初の裁判で最高裁の判断は「やはりそうなのか。」と思っていたのですが、
今後どうなるのですかね・・・。

「超簡単!遺言書」
を税理士なんかが、お気軽に書いたらやはり怒られそうです・・・。残念。


コメント (1)

はじめまして。
一澤帆布の相続問題に興味があり、「かばんの真実」を読ませていただきました。
間にアップされていた囲碁のお話も含めて、分かりやすく面白く、事業相続や贈与などといっても私には全く関わりのない事柄ではありますが、知識を深めることができました。

一澤信太郎氏が、一澤帆布の取締役に自身を選ぶよう仮処分を申し立てたという記事を読み、正直「まだやっていたのか」という気持ちで最近の情報を検索する中でこちらのブログを知りました。
恐らくこれからも、私のようなイチゲン読者の訪問が続くのではと思います。
そこで、勝手なお願いなのですが、「かばんの真実」を含め、貴ブログでシリーズ化されている記事(確定申告や脱サラ、ダイエットなど)に、それぞれまとめ読みしやすいようカテゴリ登録していただくことはできないでしょうか?
毎日購読している読者も、ふと、「確定申告の記事をもう一度全部読みたいな」などと思ったときに、カテゴリからクリックですぐに読めると便利だと思います。

お忙しいところ、勝手な意見を申し上げましたが、ご検討いただければ幸いです。

これからも、お体ご自愛の上、楽しいブログを読ませてください。有難うございました。


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