社内の士気をあげるために、誰にでも分かりやすいメーミングをつける。
これは本当に伸びる企業がやっていることなのですね。
そういえば、先日までアップしていた鈴木社長も見事でした。
「トップダウンはコストダウン」など、やはり通じるものがあります。
藤田社長もこの「仕事学」を習っています。
しかし藤田社長の方が若い人を引っ張っていくような
ネーミングです。これも実に見事です。
まず、社内の新規事業を発展させるために
「J1からJ5」
にランク分けしているそうです。
最初はJ5から初めステップアップしていく。
実に分かりやすいですね。
「J1昇格を目指す!」
こんなキャッチで、若い社員の心を掴んでいるのでしょう。
それと関心したのは
「2駅ルール」
何だか分かりますか。
これは中小企業でもすぐ真似できるルールですね。
「近距離通勤者に対する家賃補助」
の制度です。
職場から二駅以内であれば月額3万円も補助されるそうです。
サイバーエージェントは確か渋谷にあるから、
渋谷から二駅というと恵比寿や原宿。
東横線なら代官山や中目黒ですね。
若者に人気のある街ばかりですね。若い人なら絶対に住みたいのでは
ないでしょうか。
これはリクルートにも効果があるはずですね。
商売柄、社内の通勤費の金額はやたら目に付きますが
結構月額2万円くらいかかっている方はざらです。
いっそ通勤費を補助にあてて、近くに住んでもらえば、
通勤時間もかからずに仕事に没頭できます。
身体的にも楽だし、近くに住むことで社内の友人が
自然と増えるそうです。
この会社は割りと社内結婚が多いそうなのですが、
それをあえて意図している制度かもしれませんね。
若い社員同士が毎晩のように代官山あたりのレストランで
食事していれば、かなりの確立で仲良くなるはずですよね。
こういった制度が社内の結束力を固める副次的な効果を
上げているのではないでしょうか。
いろいろ知恵を絞って、しゃれたネーミングで社内の
士気を高め、強力な組織にしているのですね。
この仕事学も本当に脱帽です・・・。