税理士コラム | 税理士紹介25年、税理士紹介のパイオニア「税理士紹介センタービスカス」

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税理士コラム

吉田信康税理士事務所ブログ

天声信語
2009.08.31

天の声が下った・・・。
戦前多くのマスメディアから予想されていたように
民主党が圧勝しました。

これから日本はどうなるのでしょう。
夕べからテレビ、新聞釘付けですが、いろいろな意見があるようですね。
なんとなく、
「民主党に期待半分。不安半分。」
という書き方が多いようです。

小泉チルドレンならず「小沢チルドレン」とか「小沢ガール」という
「新種の」政治家が多く当選して、民主党全体に若干不安視する向きも
多いように思います。

どうなろうが、国民から支持された以上、不退転の決意で
頑張ってもらいたいと思います。

やはり、仕事柄、どうしても気になるのは、税制改正ですね。
毎年暮れに発表される、自民党の「税制改正大綱」が
1つのメルクマールでした。

今後は民主党の税制改正大綱になるのでしょうか。
それも公約に掲げたマニュフェストどおりに変更するのでしょうか。
本当に今までの官僚主導ではなく、自ら作り上げたものにして
欲しいと思います。
官僚主導と、いわば同意義ですが、それと「税制の透明化」も
求めたいと思います。

ばらまきといわれる手当てはどうなるのか。
それを財源とする配偶者控除や扶養控除がどうなるのか。
気になるところは多くあります。

あれと先日「こっそり」指摘した「歳入庁」構想はどうなるのか。
もうまさに世の中は「チェンジ」してしまうのでしょうか。

いろいろありますが、私個人的には民主党に
「期待55%、不安45%」でもあります・・・。

官僚という「抵抗勢力」に負けず頑張ってください・・・。



小規模企業共済
2009.08.28

昨日は、民主党のマニュフェストに文句(!?)を
言ってしまったので、やはり公正なブログにするため
自民党のマニュフェストにも、少しだけ小さな声で、
文句も言っておきましょう。

自民党は「小規模企業共済を事業主だけでなく、
奥さんや子供にも加入できるようにする」と
公約にかかげています。
「全国257万人の個人事業主の将来の安心のために」
そうしたいということです・・・。

ところで、小規模企業共済ってご存知ですか。
詳しくは、弊著「個人事業の超簡単経理」をお読みください。
(宣伝ですいません)

小規模企業共済は、簡単にいえば、「中小経営者の退職金制度」です。
毎月1,000円から70,000円の範囲内で自由に選べます。
しかも、加入してから増減額もできるのですね。
最大のメリットは、「掛金は全額所得控除の対象」になることです。
ですから、毎月7万円支払っていると年額84万円も控除できるのです。
これは大きいですね。
生命保険がどんなに、例え何百万円支払っても、最大10万円までしか
控除できないのと雲泥の差です。

ですので、私はよくこの保険を個人で開業された方に勧めます。
「独立したら、自分の身は自分で守るしかない」と言って。
でも、この保険を何十人と勧めてきましたが、正直申し上げて
デメリットもあるのです。意外に知られていないのですが
「途中解約する時に全額戻ってこない」のですね。
個人事業は、大規模な会社経営より、やはり経営基盤が幾分危ういです。
なかなか思うように経営が続かないこともよくあります。
そうなると保険を解約せざるを得なくなって、結局は損するケースも
残念ながら何人もみてきました。
あと解約まで行かなくまでも、払えなくなって減額する方も
結構多くいます。

実際に毎月7万円を65歳まで支払い続けていられる個人事業主が、
それこそ257万人のうちにどれくらいいるのでしょうか?
その中で7万円の3人分、つまり21万円も支払うことのできる
余裕のある個人事業主もどれくらいいるのでしょうか・・・。
どうもこの不景気な実社会と着眼点がずれているような気がして・・・。

「そんなに余裕あるなら、会社組織にして、役員報酬をキチンと
取って、社会保険に加入しましょう。」
良識ある顧問税理士なら、そうアドバイスするでしょう・・・。
・・・選挙前なのでもうこれくらいしします。

(以上マニュフェスト・シリーズおしまい。)

新聞の立候補者の表を政党別に色分けして、
自分で〇×▲つけてみると、結構面白いですね。
選挙の開票までワクワクして仕方がありません・・・。


国税庁が歳入庁へ?
2009.08.27

「ブログで政治の話は避けるべし」
これは前にもアップしましたが私の持論です。
ブログで選挙応援なんかしてはいけないと思うのです。

ただ今回だけは、「天下分け目の関が原の戦い」
歴史的な大転換点になるのかもしれません。
有権者の一人として、あまり真面目には読まない(失礼!)
マニュフェストなるものを今回は読んで見ました。

税理士としてやはり気になる点も多々ありますね。
国民への受け狙いの「ばらまき論」が議論されているのですが、
財源として、やはりいずれ実質的な増税になるのでしょうか。
そのあたりは、まるで新聞や週刊誌の受け売りになるので
コメントは控えます。

ただ、民主党のいう「国税庁と社会保険庁を統合して歳入庁へ」
というのはどうも分かりにくいですし、
あまり誰も説明してくれていませんね。
社会保険料の未納を阻止するために、国税庁の「徴収力」の
手助けを借りようと意図しているのでしょうか。
年金未納問題から端を発して
多分そういうことを念頭に出された案なのでしょうが
真面目に考えていくと、まさに大改革です。
本当にできるのかどうかまさに実行力が問われますね。

もしそうなった場合を考えてみます・・・。
税務調査と社会保険料調査が同時に行われ、
「貴社は社会保険に加入すべきなのに入っていない!
遡って全員分課税します!!」
ということでも考えているのでしょうか・・・?

税理士として、とりあえず気になるのは
税理士法との関係です。
今現在、税理士法によって、税務署に23年勤務した方は税理士になる道が
あるのですが、もし統合されたらどうなるのでしょうか。
そうなると社会保険庁に20年+歳入庁に3年勤めた方でも
税理士になることができるのでしょうかね。

そのあたり業界の問題を含めて、大改革をしようとするのでしょうか。
どうも分かりませんが・・・。
両政党とも天下りを根絶させようと言っているのですから
「税理士試験の天下り!?」
も見直されるのでしょうね。

まあ、どうなろうが、個人的に思うのは、「乱世に利あり。」
天下分け目がどうなろうとも、この不景気の閉塞感を
何とか打ち破って欲しいです・・・。


裸でも生きる(講談社BIZ) その5
2009.08.26

今後、山口さんのマザーハウスがどうなるか
大注目ですね。
心から応援したいと思います。
東京の入谷に本社を置いたのもなぜか面白いですね。
普通の発想なら、原宿や青山あたりがファッションの基点なのですが
あえて、その既存の発想に挑戦しているみたいです。
ところで、この会社2006年に設立されたばかりです。
まだまだ3年ほどです。
これまで、設立したばかりの会社を数多く見てきましたが
やはりこの3年目あたりがターニングポイントなのですね。
今に限って言えば、この本やテレビ雑誌の取材のおかげで注目され、
多くのファンから愛されているようです。

ただ、それもいつまで続くか分かりません。
きっとあの方の、あのど根性で切り抜けていくのでしょうが・・・。

まだまだ、いろいろ波乱万丈あると思いますが
お父さんのような?気持ちで見守り続けたいと思います。


・・・以上ベンチャー・スピリッツの生の報告書を
ご紹介してみました。

既存の発想では到底思いつかないことを
思い切ってやってみる。
そういう観点なら、まだまだいくらでもビジネスチャンスは
あるのでしょうね。
世界はとてつもなく広いのです。

この業界のことを言えば、数年前に、会計事務所を中国の上海に作って、
日本の経理代行をやってみようとする会社をご紹介していただきました。
まさにベンチャーなのですが、大成功しているみたいですね。

私もあと20年若かったら、税理士なろうなんてつまらない発想もたず、
中国の大学へ行って上海の大学院へ行って、「会計事務所工場」でも
作れば面白かったですね・・・。

後悔する前に、思い切ってチャレンジしてください。
それを山口さんに教えられましたね。
人間どこにでも、それこそハダカでも生きられます・・・。

(ガンバレ!マザーハウス・シリーズ おしまい)


裸でも生きる(講談社BIZ) その4
2009.08.25

全国の「カバンの真実」のファンの皆様(いますかね?)
お待ちどう様でした。
最近は「一澤帆布」のことにまったく触れていませんでしたからね。

先日最高裁の判決が出て、遺言書の無効が確定してしまいました。
そのあたりを含めて、いつか渾身の「完結編」を書こうとも思っています・・・。

でもこの事件を通じて、相続のお話だけでなく、「カバン経営学」について
非常に多くのことを学ばせてもらいました。
一澤帆布のカバン経営術は、以前ご紹介した通り、
「徹底的に京都にこだわったこと」でしたね。つまり、
京都の職人が製造し、京都で直接販売したことです。

あれだけ行列ができるカバン屋さんになりながら、
京都在住の永年の職人に頼り、無論海外生産なんて考えたこともない。
また、高島屋や三越など大型店に出店しようとさえ思ったこともない・・・。
かたくなに京都商法を守り通そうとする「頑固」経営術でした。

それを知っているがゆえに、こんな素人の女の子(失礼!)が
カバン製造なんか見よう見まねでやって大丈夫かと・・・。
もうハラハラして読んでいました。
事実山口さんはカバン製造にはまったくの素人でした。
それもそうですね。学生ベンチャーですから・・・。
そのため、ある専門家にカバン製造について、初歩から無理やり
学ばせてもらうくだりがあります。
やはりそこでもそれなりに苦労したらしいのですが
そんな簡単に、カバン製造がマスターできるものなのでしょうか。

一澤帆布でミシン一つまともに縫えるようになるのに、
何十年とかかることを読んで知っていました・・・。
どうあがいても無理ではないか・・・。
そう思っていたのですね。
それも、バングラディッシュの現地人に作らせるという、
一澤帆布の製造方法に比べたらトンでもない作業・・・・。

京都商法は、日本人に日本のやり方で作ってもらう
それにこだわったのでしたね。
山口さんのやり方はまったくの真逆です。
本当に大丈夫かと・・・。

・・・でもこれこそがベンチャーなのですね。
既存の発想にとらわれない・・・。
まあ若さの特権でもありますね・・・。


裸でも生きる(講談社BIZ) その3
2009.08.24

たった一人でアジア最貧国のバングラディッシュの大学院へ進み、
学びます。
そこでもいろいろ苦労があるのですが、卒業間際になって
日本で内定までもらって就職の道を一度は選ぼうとします。
しかし、その安定した道を捨て、バングラディッシュで特産のジュート(麻)を
使ったバッグを生産することを思いつくのです。
わずか23歳の女の子がです。

本当にこの本のすごさはこの点です。
「ベンチャービジネスの生の報告書」だと思うのです。
しかも、そのベンチャーといっても社会人がスピンアウトして
起業するというものではなく、まさに学生ベンチャー。
社会に出たことがない学生さんがビジネスを創造していくのです。
以前、産学協同のベンチャーのお手伝いをしたことがありますが
この本に比べたら、そんなものは「大甘の」お話なのでしょう。
(これは内緒のお話)
学生さんには考えもつかない、落とし穴が通常待ち受けているはずなのです。

まずベンチャービジネスは、「資金不足」という壁に必ずあたります。
でもこの山口さんは、カネのことはあまり書いていないようですが
自らそれをクリアしてしまったのでしょう。
働きながら学び、しかもその仕事を通じて人間関係を築き、
その人脈が後に生かされてきます。
これはただの23歳ではないですね。

通常なら、どこかで資金ショートする場面が、必ずでたはずだと
思うのです。
その自ら築き上げた人間関係や工場の人たちに助けられていきます。
ただ残念ながら、何度も裏切られもします。
普通の23歳なら、何度でもこのビジネスを諦めていた
場面があったはずです。

でもやはりそれを乗り越えたのは山口さんの持つ
潜在能力とあのど根性なのでしょう・・・。
そのあたり、いつの間にか山口さんを応援しながら
一気に読み終えてしまいましたね。

でも、ここで「カバンの製造販売」という点で、
どうしても比較してしまう会社があります。
私の熱心なブログファンの方?なら、もうお分かりですね。
以前渾身の力で書き下ろしたブログ「カバンの真実」でした。
(それでもあまりアクセスは伸びなかった・・・)

京都の「一澤帆布」のことです・・・。


裸でも生きる(講談社BIZ) その2
2009.08.21

スポコン物語のつづき。
「柔道一直線」が今度は「東大一直線」ではなく
慶応大学を目指します。
本人曰く、「偏差値40台の工業高校」から、なんと慶応大学を狙うのです。

「本当かよ~。」
と突っ込みたくなりますが、これまた必死の頑張り。
苦労の末、見事合格します。
「ヤッター!」
本人以上に読んだ人も一緒に喜んでしまいます。

しかし、慶応大学に入ると、今度は「語学コンプレックス」に悩みます・・・。
でもまたここで彼女の「ど根性」。
語学力の必要なアルバイトをしながら、自ら語学を克服してしまうのですね。

このあたり彼女の持つ、潜在的なパワーに敬服してしまいますね。
そうやって、語学力や国際支援の経験を武器に、学生の身分ながら、
あこがれのニューヨークでの国際機関で途上国の援助の仕事に
つくことができます・・・。しかし
「何かが違う・・」

そう感じてしまって、アジア最貧国のバングラディッシュに行くことに
なります。
せっかく慶応大学を卒業したのに、就職もせず
バングラディッシュの大学院へ・・・。
何かこのあたりの脈絡はよく分からいのですが、
今時の学生ベンチャーの典型例なのでしょうか・・・。

でも、このあたりでもドラマ化しても十分楽しめるでしょうね。
波乱万丈の女子大生ヒロイン。
途上国の援助の現場を見ようとするのは
この彼女の特有の感性、さすがですね。


ここで、日本テレビの「行列のできる法律相談所」を思い出しました。
日本のタレントが書いた絵を無理やりオークションにかけて、
その法外なカネでカンボジアに学校を作ろうという
やや俗悪な(失礼!)「大義名分の立派な」プロジェクトのお話。

視聴率という意味ではすばらしい番組なのでしょうけど
「ただ学校を1つ作るだけでその国が幸せになるのか!」
誰もが突っ込みたくなるところですが、
この山口さんに意見も聞いてみたいですね。

日テレをこれ以上批判しませんが、
この山口さんの途上国の援助をするために
単身現場に飛び込む・・・。
この姿に素直に感動します。
これこそがベンチャースピリッツでしょう。

日テレに反省を込めて、ぜひ山口さんの「ドラマ」を作っていただきたい
ものですね・・・。



裸でも生きる(講談社BIZ) その1
2009.08.20

この夏一番感動した本。
最近経営本をあれこれ取り上げてきましたが、これ!です。
ようやくすばらしい本に出遭えました!

裸でも生きる.jpg

経営者本たるもの、経営者自身の赤裸々な実体験を、
本当にこのように書いて欲しいのです。
先日楽天の社長さんの本も取り上げましたが、なかなか開業時の苦労話を
正直にここまでは書けないでしょうね。
こういう本は成功話、自慢話に結びついて、通常は鼻持ちならない気持ちに
なるのですが、この著者の人間性、人柄でしょうか。
この本を読んだら、誰でも必ず、この著者の山口絵里子さんのファンに
なるでしょうね。

テレビでも取り上げられたこともあるようですし、
ご存知の方も多いかもしれません。
株式会社マザーハウスの社長の山口絵里子さんの自叙伝というか
こてこてのベンチャー苦労話」

アジア最貧国のバングラディッシュでバッグ製造の
「なみだ涙の」起業のお話です。
これからいろいろ参考にしていただきたい点を、
いくつかご紹介しようと思いますが、
まさに起業家必見の本ですね。


まず何が面白かったかというと、この方の学生時代のお話。
小中学校でイジメを受け、非行に走り・・・。
そのあたり正直に書いています。

高校に入り、それも工業高校に入学し、普通の女の子なら誰も考えもしない、
柔道部に入る。
そこが全国でも有名な男子柔道部の強豪校。

ナックルボールの吉田えりちゃんが、男子校のPL学園野球部に
女性一人で入部したようなものです!?

この本の写真から想像すれば本当に可愛らしい女の子です。

「普通そんなことを考えもしないだろう!」

と突っ込みたくはなりますが、そんな強豪校に女性一人で入部すれば
だいたい予想がつきますね。
本当に空前絶後のしごきに遭ってしまいます・・。
締め落とされる・・・肋骨が折れる・・・

もうここだけで、オジサンとしては昔の「巨人の星」と「柔道一直線」を
思い出してしまいます。(かなり古いたとえ・・・)
そのしごきに負けず、全国大会出場を果たす・・・。
そこだけで「スポコン大好き」税理士として
「ウル~ウル~」してしまいます。

マザーハウスがこれからもっと大発展すれば
この箇所だけでもドラマ化してほしいところです。
映画化してもいけると思いますね。

「これだけのガッツがあるからこそ頑張れるのだ・・・」
本当に勇気をもらえます・・・。
どうでしょうか。この夏の一押し。


私のホームコート
2009.08.19

お盆休みシリーズ。
たまには「お気楽な」テニスの話題を。

哲学堂テニスコート.jpg

写真は私のホームコート、中野の哲学堂テニスコートです。
ここで最近は毎週1回くらいはテニスをやっています。

区営だから何といっても安い。平日だと2時間800円!です。
最近ではテニス仲間が増え、杉並区のテニスコートまで遠征!?
することもあります。
杉並区の公営テニスコートの方が安くて一杯あるそうです。

お盆休みは、テニス仲間とこの炎天下に4時間!も
連続してやってしまいました。

おかげで「テニス焼」です。
お盆明けに早速お客さんに言われました。

「先生真っ黒ですね。ハワイでも行かれたのですか?」

「すいません。
 地元でただテニスしただけです・・・。」

いつか盆休みは本当にハワイへ行って、テニスでもしたいですね。

でも体力増強。
元気100倍で頑張ります!


不景気のアウトレット・ショッピングモール
2009.08.18

お盆休みにアウトレット・ショッピングモールまで
久しぶりに行ってきました。

御殿場アウトレットモール.JPG

写真はあの有名な御殿場プレミアム・アウトレットモールです。
一応家族サービスと「定額給付金」の社会還元!が目的です・・・。

昔は、毎年2、3回は行っていたのですが、最近は忙しいのと
アウトレットモール慣れ?してきたからでしょうか。
御殿場までわざわざ行かなくても、最近では町田にも、
また入間にも出来ましたからね。
この高速が大混雑している時期に遠くまで行くのも面倒になりますからね。

昔は、「せっかく遠いところまで来たから」というのと
アウトレットの衝撃な値段で、つい思っていた以上に買い込んでしまって
袋をいくつも提げて帰る人も多かったように思いましたが、
不景気の影響と、購入者のやはり「アウトレット慣れ」でしょうね。

「これアウトレット用の商品?」
と露骨に聞いている方も見かけました。
昔ほど衝動買いしないで、何店もじっくり見ている人が
多かったように思いましたね。

私自身それほどブランド好きという訳でもないのですが、
勉強にもなりますね。最近ファッション関係の業界の会社も
増えましたからね。
微妙に出店しているブランドに変化も出てきています。
やはり厳しいところは撤退しているみたいです・・・。

また、私自身のここでの楽しみとしては「サイズ切れ商品」
を見つけることです。
私の個人的な「身体的理由」から、サイズが極端に大きいので、
そういう商品が実は見切売りがよくされているのですね。
あとは必ず「ナイキ」と「アディダス」で
バーゲン品のスポーツ用品を買うことくらいですね。

ところで最後に誰にも教えたくないお話。
実はこれが最大の楽しみ。
御殿場インターのすぐ近くに、「二の岡フーズ」という
ハムの製造直売所があります。(結構有名なところです。)
必ずこれを買って帰ることにしています。

本当にウマイの何の!
帰りにどんなにひどい渋滞に巻き込まれて深夜になったとしても
「ボロニアソーセージ」
でビールを飲むと疲れが吹っ飛びます・・・。


日本を貶めた10人の売国政治家(幻冬舎新書)
2009.08.17

終戦記念日に靖国問題を考える・・。
総選挙を前に政治家並びに政党を考える・・・。
政権交代の可能性を考える・・・。
小泉改革を改めて考えてみる・・・。

そんな気分にさせられますね。
お盆休みにじっくり読んでみました。

日本を貶めた10人の売国政治家.jpg
「売国」という非常にショッキングなタイトルが目に付きますが
これはまた幻冬舎の戦略かと思えば、さらっと見過ごすことが
できます。

著者は漫画家の小林よしのり氏です。
我々の世代ですと「東大一直線」という面白い漫画を昔書いていた・・・。
最近は評論家のような活躍をしている方です。
その方が、持論を展開するのかと思ったら、識者の方にアンケートを
お願いして、その方々のいう「売国」政治家の論拠を展開する
面白い構成になっています。

知らないことも多く、いろんな方々が政治家に対して
自説を痛烈に書いています。
著者いわく
「数名の方には、実に熱のある力の入った売国政治家の論表を
書いて頂けた。おかげで殺気をはらんだ書物になっています・・・」
本当にそう思います。
ストレートに特定政治家を論評し、
「ここまで書いて大丈夫か!」
と変に感動さえします。

例えば、小泉元総理に対する評価は、その人の持つ
思想信条に基くものだから、いろいろ分かれてしかるべきもの
なのでしょう。
しかし、正直知らないことも多くあり
「郵政改革とはそういう見方があるのか」
などあらためて勉強にもなりました。

ブログで政治の話題を避けるべきだと思っていますので
あまり深くはコメントしませんが、
元総理の森喜朗氏が「IT革命」を「イット革命」と読んだお話や
クリントン大統領に「How are you?」と挨拶するところを
「Who are you?」(あんたは誰?)と言ってしまったところは
十分笑えます・・。

今月30日の総選挙前に、一度読んでおかれることをお勧めします。



24年目の夏
2009.08.14

8月になると、長崎、広島の原爆の話題と日航機事故のお話。
これは毎年のようにテレビで繰り返されますね。

何年も経ったのに、やはり肉親の死を悼み、今でも涙する方々の映像を
見ていると誰でも皆、家族のことを思い出すのでしょうね。
そうして15日の終戦の日を迎えるのことになるのですが、
当然私の年代では原爆や太平洋戦争は経験はしたことはありません。

でも、あの忌まわしい日航機事故は私にとって
今でも忘れらないものになっています。
当時私は、群馬県の野村證券高崎支店に勤務していました。
以前もアップしましたが、入社2年目でやる気マンマン。
もちろんお盆休み返上で必死で働いていました。
その頃の担当地域はあの事故現場に近い藤岡市。
高崎から「自転車」で30分!くらいの距離でしたでしょうか。
毎日のように高崎と藤岡を結ぶバイパスを自転車で通っていました。
今でも藤岡市内なら地図なしで歩けるくらい
一生懸命外交をしていました。

そんな時にあの事故は起きました。
本当に事故現場は藤岡市より近くなのです。
毎日通っていたくらいですから、お客さんや知り合いが
多くいて、事故のことをいろいろ聞かされていました。
あまり知られていないのですが、藤岡市からも多くの方が
救援やボランティアで借り出されていたのですね。

「真夏の事故現場は腐乱した死体が散乱し・・・。」
「藤岡市の体育館に遺体安置所があり・・・。」
何人もの方からそんなお話を聞いていました。
あの事故の忌まわしさは、ちょっとブログでは書けない位です。
そのあたりの悲惨さは、ドラマや映画化もされたのでご存知の方も
多いのでしょうね。

事故から数ヶ月間、高崎市内もその対応に追われていました。
高崎支店は高崎駅前にあり、駅前のホテルは常に満室で
何週間もタクシーや黒塗りのハイヤーが所狭しと
停まっていました。


あの事故で多くの有名人も亡くなりましたね。
一番ショックだったのが、坂本九さんです。
歌手というより、私自身は子供の頃よく見た
NHKの「新八犬伝」での印象が非常に強いです。
辻村ジュサブローさんの人形劇で見事な語りでした。
本当に大好きな番組で、大好きなタレントさんでした・・・。

あの事故があってからでしょうか。
私はどうしてもいまだに飛行機が好きになれません。
飛行機嫌いというものなのでしょうか。
それでも乗らざるを得ないときもありますが、
やはり無事に着陸すると正直ホッとします・・・。

もう二度とあのようなことが起きませんように。
合掌。


成功の法則92ケ条(幻冬舎) その7
2009.08.13

昨日申し上げた
「テレビとネットの融合」
これを最初に言い出したのは、あのホリエモンなのですね。
ご承知の通り、フジテレビを傘下に入れようとして失敗した。
楽天もTBSとの統合問題について、うまくいかなかった。

やはり保守的なテレビ業界が新興勢力であるネット業界と
手を取り合って行こうなどとは考えもしないのではないでしょうか。

テレビ業界はや特定のグループに独占化とまでいいませんが
寡占化されていますからね。
放送という1つの確立されたビジネスが
ネットという「新参者」に侵入はされたくないのでしょう。

中川淳一郎氏も「ウエブはバカと暇人のもの」
でもこの点が一番いいたかったのではないでしょうか。

「ここまでテレビがネットを敵視しているのはもったいない。
そろそろホリエモンが言っていたテレビとネットの融合を
真面目に考えてもいい時期ではないだろうか。」
(ウエブはバカと暇人のもの より)

本当にそういう時期なのでしょうね。
ここでいう「テレビとネットの融合」とは
「番組で紹介した商品をネットで買える」とか「投票できます」とか
言う程度のものではないそうです。
技術的には私は専門家ではないので分かりませんが
きっとこれはどこかで日夜研究されているのでしょう・・・。

多分三木谷さんは日々これを考えているはずです。
日本で一番初めにこれを成功させれば、また今後10年、20年は
日本経済に君臨していられるでしょう。

いろいろ書いてきましたが、やはり三木谷さんはそこには
触れていません。重大な企業秘密なのでしょうね。

最後に一番感動したお話を。
「楽天では月曜日の朝、社員全員で自分達の職場を
掃除するルール」があるそうです。

三木谷さん一流の組織論の集大成です。
さすが今後日本経済界を背負っていくお方です。(ヨイショ!)
(楽天シリーズおしまい)


成功の法則92ケ条(幻冬舎) その6
2009.08.12

「ネットはディアになり、メディアはネット化する」

こう三木谷さんは言っています。
「マスコミという既存のメディアは、一対多の情報伝達手段に
よる既存の広告手法に依存している」から
「趣味の多様化の新しい世界観に対応できない。」

とも言っています。
ネット通販の世界ではそうかなとは思います。
ただ、まだまだ「ウェブはテレビを抜いていない」と
思うのです。
これは何度も出てきた「ウェブはバカ」でご説明したとおりです。

この点については、私自身でも1つの研究テーマですね。

例えば、ここ数日、台風や地震の大きな話題がありましたね。
誰もが現在の状況を知りたいがために、テレビをつけたと
思うのです。
インターネットで情報を得ようとした人もいたかもしれませんが
どれほどでしょうか。
速報性ではやはりかなわないと本当に思います。

「近い将来にメディアの中心はネットになろう」
そう三木谷さんは言い切っていますが、これはどこまで
本心かは分かりません。
やはり数年前の楽天とTBSとの統合問題の経緯から考えて
テレビというメディアとしての確立された存在は
もちろん十分意識しているのでしょうね。

これは本には書いていませんが
「テレビとネットの融合」
を当然彼は大真面目に考えているはずです。

台風や地震で日本全国の人が思ったはずです。
「何度も同じ災害場面を繰り返すより、
これから私の関係する地域はどうなのだ?」
もし、テレビからリンクしてネットで地域限定の災害の詳細情報が
即時でつかめたら本当に便利でしょうね。
ニュースで必要なところだけ検索できるような・・・。

これも今思いませんか?テレビが検索できて
「のりピー覚せい剤の話題はもう飽き飽きだ。
芸能ニュースがでないニュース番組を見たい・・・」


成功の法則92ケ条(幻冬舎) その5
2009.08.11

個々のショッピングモールが楽しくなるには、
それぞれの出店者が自分の店のホームページを作ることが
絶対条件だったのです。
それに彼は踏み込んだのですね。
つまり、パソコンに触れたことがない人でも、簡単にホームページができる
システムを開発したのです。
ホームページ作成業者の方には悪いですが、そこをクリアしないと
ショッピングモールそのものがなりたたなかったのでしょう。

それとこの本を読んで知ったことですが、楽天がショッピングモールを
やる前は、他のショッピングサイトはサイトの運営者自体が商品を
売っていたと言うのです。
いわゆる「委託販売」ですね。
しかも商品を作るのも、商品の発想も、顧客対応も、ショッピングモール側が
引き受けていたそうです。

「なるほどな」と思いました。
それではショッピングモールは成功する訳はないですね。

楽天市場は、それぞれの出店者に、自分のホームページを作り
商品の発送も、顧客対応もすべて任せた・・・。
当然ホームページの更新もリニューアルもすべて・・・。

それがインターネットの本質であると・・・。
ここでも「ウエブはバカ」でも聞いた、また次の言葉がいえますね。

「誰もインターネットのことが分かっていなかったから・・・」


ここでまた三木谷さんもこう言っています。
「ロングテールを理解せよ。」

ウエブ進化論を書いた梅田望夫が提唱する「ロングテール論」
これはネットビジネスをやる人にととっては定番の理論なのですね。
既存の小売店の常識を覆したという意味でこの理論は納得できます。
ここでアマゾンの例を説明するまでもなく、ネット販売は在庫がない以上
ロングテールで勝負ができるというのもお分かりでしょう。

このおかげで「楽天市場が10年でここまで成長した」
と言い切っています。
さらに
「既存のビジネスは、現実の社会がロングテール化しているのに
ショートテールのビジネスで対応してきたわけだ。それでは
対応しきれなくなったのが近年の不況の大きな理由」
とまで言っています。

おそるべし「ロングテール」!


成功の法則92ケ条(幻冬舎) その4
2009.08.10

私の税理士試験の自慢話をいつまでも続けても
経営者の方には何も役立たないでしょうか・・。

先日ご紹介した三木谷さんの本なのですが、どうも「尻切れトンボ」に
終わってしまって、また、私の言いたいことがうまく伝わっていないのでは
ないかと不安になってきました。

三木谷さんはこれからの日本経済界を背負っていただくことになる
若手経営者のホープです。
批判ばかりしていないで、少しは「ヨイショ」もしておきましょう。


一連の経営者本をこのブログでご紹介しながら、
やはりインターネットビジネスの将来像を真面目に
考えていました。
もちろん、現在ネット関係に携わっている方だけでなく、
これかネット関係で起業開業しようとしている方にとっても
この本は重要なのです。
その点もう一度「反省をこめて」触れておきましょう。

楽天市場を始めた時、ショッピングの本質について
大真面目に考えたそうです。
「人がモノを買うのは、本質的にはそれが楽しいからだ」
これが、三木谷さんのたどり着いた結論です。

「だからこそ、毎日のように何万というユーザーが
ホームページをのぞき買い物をしてくれるのだ・・・。」

そうでしょうね。さらにその楽しさをよりアップするために
彼はどうしたか?

10数年前のネットの状態は
「どのショッピングモールのサイトを覗いても、魅力が
感じられなかった。更新頻度が低くて、情報が古い。
バレンタインデーが目前なのに、クリスマス用品を
並べているサイトがあった・・・。」

なるほど。と思いました。
前回「ウエブはバカと暇人のもの」の本でご紹介したとおり、
専門家でなければホームページを作ることが
できなかった時代です。
業者に依頼して、高額な更新料やサイト変更料を払わない限り
サイトのリニューアルはできない・・・。

だからその当時のショッピングモールは楽しくなく
魅力もなかった・・・。

そこに彼は気づいたのですね。
今なら当たり前のことかもしれませんが、
当時のネットビジネス界では
ノーベル賞!?ものだったのでしょう・・・。


ベテラン受験生の試験実況中継 その2
2009.08.07

『財務諸表論編』

昼食休憩後、財務諸表論受験。
試験開始前はやはり何もしない。
いまさらジタバタしても始まらない。
カバンからアイスノンを取り出し頭を冷やす。
「心配するな。財表はキャリアが長いのだ。何が出ても恐ろしくはないさ。」
と自分に言い聞かす。

試験開始前15分前入室。
すぐ黒板を見て試験問題の問題用紙と解答用紙の枚数をチェック。
これは意外に重要だ。
中には意地の悪い試験官がいて枚数を開始時間まで書かない時もあるが、
そんなものはキャリアの長い私には通用しない。
隣の教室を覗けば良いのだ。
作戦通り理論1問目から取り掛かる。
しかし理論1問目なにを書いたらよいかまったく分からない。
どっと汗が噴出してくる・・・。

ここで熟練兵士の私は、これはまた敵の戦略だと気付く。
こんな問題飛ばせばよい。
こうゆうときは、やはり2問目がやさしい。
さあ計算勝負。お!意外にやさしい。
しかしここでケアレスミスしたら命取り。慎重に解く。
早く切り上げ、手付かずの理論1問目に戻り、分からないながらも、
とにかく字を埋める。財表終了。
やや不安ながらも、多少の手応え・・・。

(吉田信康著 「税理士試験こうすれば合格する」より)


書きながら昔の受験生時代のことを懐かしく思い出しました。
あの当時は試験会場に冷房も完備されていなく、まさに
汗だくで格闘していました。
タオルを握り締め必死に問題に食らいついていたあの時。
自分の青春時代のようセピア色になってきています。
今となっては夏のいい思い出ですが、ただもう一度あの頃の受験生に
戻りたいとはやはり間違っても思いません・・・。

ガンバレ!税理士受験生!!


ベテラン受験生の試験実況中継 その1
2009.08.06


今度は私が「ベテラン受験生」となった頃の経験を、実況中継で
ご紹介しましょう。
税理士試験の状況がよくご理解いただけるかもしれません。


『簿記論受験編』

いよいよ簿記論の試験日。
試験直前いまさらなにをもとなにもせずにいると、
となりで最も簡単な仕訳問題集をながめている「ビギナー受験生」発見。
そんなの今頃やっているくらいじゃ。となぜか気が落ち着く。

試験開始15分前入室。すぐ戦闘現場の設営に入る。
ボールペン10本、ラインマーカー5本、時計2個、電卓2個を、
精神安定のためと、まわりのビギナー君をビビらせるために
所せましと並べる。

1問目。これはできそうだ。慎重に解く。
簿記論は時間配分を考えるのがポイント。
絶対に1,2問目は30分ずつで解かなければいけない。

2問目。これはなんかやったことがありそうな問題だ。
しかし解答の糸口が見出せない。やや焦る。
15分経ったところでペンが動かない。ここで決断。
思い切って次の3問目に移る。
これも重要なポイント。分からない問題にこだわって、
できる問題に手付かずで終わっては絶対に受からない。
自分ができないところはみなもできないのだ!と
「自信に満ちた」決断は時に必要。
簿記論のキャリアが長い私を甘く見てはこまる。

3問目は60分問題で例年難しい問題が多い。しかし今年は簡単そうだ。
やはり敵は1問目、2問目を落とし穴にしているようだ。
製造業の問題。途中で原価率を算出。祈るような気持ちで電卓を叩く。
「よし!割り切れた!」
ここで気を良くして一気に3門目を仕上げる。あと20分。

2問目に戻る。まだ時間はある。あきらめたら負けだ。冷静に考え直す。
あと10分。解答の糸口を発見。なんとか数字を埋めることができた。
どうにか簿記論無事終了・・・。


(吉田信康著 「税理士試験こうすれば合格する」より)


だるまさんの日(がんばれ税理士受験生!) その2
2009.08.05

「ん~。あ~。」
しばらくの間、ほとんど「酸欠の金魚」のように喘いでいました。
約10分が経過し、「初めての夏」が終わりました。

勉強もしていないせいもあり、それ以上やっても無駄だとあっさり
あきらめました。
退出までの20分間(覚えなくてもいいことですが
試験開始から30分は退出できません)
試験場をマジマジとながめていました。

ちょうど早稲田大学の階段教室の一番後ろの席で
試験場をまじまじと眺めていました。
なかなか試験中に試験場をゆっくり見回すことはできません。
まさに「貴重な」体験でした。
さっきのタオルの大学生も自信ありげに電卓を叩いています。
そのほかにもカリカリとペンを走らせている者。
考えながらも答案にくらいついている者。

それでもやはりいました「ダルマさん」が。
それもかなりの数。
みな私のように税理士試験を甘くみてきたのでしょうか。
ほとんど腕を組んだまま何も書かず喘いでいました。
試験開始から30分が経過し、試験官から退出してもよい
との宣言がなされるや否や、一目散にその「ダルマさん」たちは
退散していきました。
この人たちは一応受験者にもカウントされているので、
合格率を下げているありがたい人たち(?)
のはずです。

その年は図らずも私もそんな「ダルマさん」の一人でした。
何も書けなかったのですから、結果は当然0点、
全受験者の中でダントツのビリでした。
その年の12月。国税庁から結果通知の「お手紙」がきました。
でも武士の情けか、

「あなたは0点でしたので、もう受験しないで下さい」
とまでは書いていませんでした・・・。

(吉田信康著 「税理士試験こうすれば合格する」より)


だるまさんの日(がんばれ税理士受験生!) その1
2009.08.04

今日から税理士試験ですね。
受験生にエールを送るため、以前本に書いたネタを披露しましょう。
もう20年近くも前のお話ですが
私が税理士試験を始めて受けたときのドキュメンタリーです。
昔税理士受験生に、こんなトンでもない人がいたことを知って
勇気を持って試験会場に向かってください。
頑張れ!税理士受験生!!

税理士試験.jpg

税理士試験を受験する人は誰でも、自分だけは受かるものと思って
受験するものです。
初めて受験した時、私も例にもれずそう思っていました。
実は本格的に受験してみようと思う前に、税理士試験を人知れず
こっそり受けたことがありました。
バブル絶頂期の証券マン時代の頃です。
早朝から深夜まで働きずくめで、勉強なんかまったくするヒマも
ありませんでした。
それでも、会社の研修で簿記2級も取って、証券アナリスト試験の勉強も
していたことから、
「税理士試験なんて簿記1.5級!?くらいさ」
と一応「商学士」の私は本当に思っていました。

とりあえず簿記論の願書を提出し、一応専門学校でもっとも
やさしそうな問題集を買って「ながめて」おきました。
それ以外にまったく勉強もせず、いよいよ試験当日。
暑いのにポロシャツ、スラックスに革靴まで履いた普通の
おじさんスタイル。
初めて見る試験会場に異様な雰囲気を覚えました。
ほとんどの人がTシャツに短パンというラフな格好です。
耳栓をしてタンクトップに首からタオルをぶら下げている大学生など、
これが税理士受験生か!とヘンに感心するくらいです。
そうこうしているうちにいよいよ試験開始。
問題文が配られおもむろに開けてみると

「う~ん?・・・」
まったく何を書いているのか分からない。ほとんどお手上げ状態。
いくら考えても、問題文が何を聞いているのかさえまったくチンプンカンプン。
まさに手も足もでないダルマさん状態。

「そうか税理士試験はこんなに難しいのか!」
試験場でそんなことに気づくのは私くらいでしょうか・・・・?


成功の法則92ケ条(幻冬舎) その3
2009.08.03

楽天のビジネスは、誰でも成功したと思うのでしょう。
だからこそ題名どおり「成功の法則」として出版した・・・。

でもその成功は、やはり紙一重だったと思うのです。
その本当の成功の理由をどうしても知りたいと思うのです。
だから開業時「・・・な苦労した」、「もう倒産するかもしれない・・・」
まあそんな弱音も吐かなかったと思うし、ましてや今更
そんな苦労話は彼には似合わないのでしょうか。

この三木谷さんはもちろん会ったこともないですが、
お顔から拝見するに、プライドがものすごく高そうな気がします。
(これは私の想像です。)

でもそのあたりの本音をどうしても聞いてみたいと思うのです。
何度もこの本を読み返しましたが、どうも本音の部分が書かれていない。
どうも朝礼で話しているような精神訓話的なお話が多い・・・。
誰しも成功しようと思って商売するのです。
その開業時の本音の部分を中小企業のため、
特にネットビジネスをやっていこうと思っている方々のために
もっと公開して欲しかったと思いますね。

「楽天を始めた時、他のインターネット・ショッピングモールは
ことごとく失敗していた・・・
それは、どのような機能を提供するものなのか。どのような優位性があり、
どういうマイナス面があるのか。それを徹底的に考え抜いたのだ・・・。」

確かにそうでしょうね。どんな方でも、どんな商売でも必死になって
考えます。それでメシを食うのですから・・・。
申し訳ないですが、勝てば官軍です・・。

でも、10年以上前のショッピングモール開設時に
「楽天市場の現在から未来までのあるべき姿が、高い山から
見下ろすように、手に取るように明瞭に見えた・・・。」

本当かな?と思ってしまうのです。
確かにインターネットの将来性で勝負していた人は、
その当時星の数ほどいました。
ネットバブルと称される一瞬のよい時代に
その恩恵に与かろうと皆必死の努力をしていました・・・。

その波に乗れた人と、乗れなかった人との差はなんだろうか?
そう思いながら何度も読み返してしまいました。

それともう1つの疑問。
ネットとテレビの融合のお話です。
以前ご紹介した「ウェブとバカは暇人のもの」で
「ネットはテレビを抜いていない。」
との結論に対して三木谷さんはどう思っているのか。

ずばり、「TBSの買収問題」をどう考えているのか?
それが一番興味があったのですが、若干肩透かしを食らってしまいましたね。
やはり活字にはできないお話なのですね。
本音の「成功の法則」なんて、まだまだ発展途上の彼には似合わないし
やはり本気で公開なんてしないのでしょうね・・・。


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