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吉田信康税理士事務所ブログ

成功は一日で捨て去れ(新潮社) その8

2009.12.03

1990年からユニクロは安本先生の指導のもと、
公開に向け準備作業を進めていくのですが、
ここで公開準備作業について、詳しくご紹介してみましょう。
ぜひ知っていただきたいこともあります。

まず、「月次決算」をスピーディーに正確に実施するようにします。
こんなこと当たり前だと思われる方も、絶対にいるかもしれませんが
先日ご紹介しましたように、当時は地元の税理士に経理を「丸投げ」
していたのですね。それでは公開なんかできるわけないのですね。
だからこそ、自社内の経理システムの確立を真先にしました。
と同時に、仕入、販売、在庫、店舗運営、出店管理などの
不正や間違いを防止、発見するための牽制制度を確立していきます。

当時は言われなかった言葉ですが、今はやりの「内部統制制度」ですね。
それと、社内管理規定や運用マニュアルを作っていきます。
給与体系も整備したそうです。

ここまで読んで、
「なんだ!ユニクロも、昭和の時代までは、日本全国どこにでもいる
そのあたりの中小企業そのものではなかったのではないの?」
そう思うでしょう。
だからこそ「田舎の中小企業」であったと私が申し上げたまでです。

でも日頃、会計事務所を経営している者として、
次の言葉は非常に参考になりました。
安本先生の次の言葉で、このユニクロの経理システムが
一瞬にして変わったのです。

「決算書は経営者の成績表です。
それを自前で作れなければいけません。
毎月、月末で締めて即座に作って評価し、翌月の対策を打つ。
この月次決算書の流れも大事です。」

この一言で、世界のユニクロへと経理システムが確立していったのです。
日頃、商売柄「記帳代行業」という職業があることを十分知っています。
それを商売の種としている業界人として、実に「深い」言葉です。

このフレーズは、中小企業がユニクロのように
世界に羽ばたいていただくために、
私はこれから1000回くらい言っていくでしょう!


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