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吉田信康税理士事務所ブログ

贈与税のおそろしいお話

2010.06.25

デンマーク戦!本当にみごとなフリーキックでした。
今朝は寝不足の方が多いのではないでしょうか・・・。
でもここでまた私がサッカーネタをやって、「知ったかぶりの」うんちくは
大会期間中でもあり、遠慮しておきます。


ところで先日、ダイエーの故中内功氏のご子息が
生前贈与された約5億5000万円を申告せずに、
贈与税を約2億7000万円免れたとして、
なんと逮捕されてしまいましたね。
最近は、億を越える巨額脱税だと、逮捕されることもあるようですが
贈与税の脱税で逮捕というのはちょっと記憶がないですね。

内容は、「その5億5000万円を借りたように装って、贈与税を免れた」
ということなのですが、税の現場としてはよく聞くようなお話ですね。
親が子への資金提供ということで、よくあるのは子供がウチを買うので
資金提供したというようなお話です。

しかし、「返済として毎月10万円を振り込んでいた」ということですから、
誰か変な「入知恵」でもしたのでしょうか。
10万円ずつの返済としたら、5500ヶ月払いですよね。ということは
458年かかります。
これは「ある時払いの催促なし」でしょ。と間違いなく突っ込まれますね。
それほどお金に困っていたような方ではないとも思いますけどね。

ダイエーの中内社長は、昭和を代表する立派な経営者だったと思うのに
誠に残念ですね。
5億や10億程度の遺産ではなかったと思いますし、そんな程度の金額で
故人の名誉が著しく傷つけられたようで、
税の専門家としてやりきれない思いです。

2005年9月に亡くなっていますから、きっと相続税の申告後の調査で
判明されたのでしょう。
多額の遺産のある方の相続税の調査が数年かかることも
よくあることですし、実際には贈与の事実が発見され、
贈与税が課せられるのは、相続税の調査の時くらいしか、
なかなかないからなのです。
税務署もヒマではないので、何もなければ一般の個人の方の預金通帳なんて
イチイチ調べることはやっていられないのでしょう。
(だから大丈夫です、という意味ではありません。念のため。)


では、某政治家の兄弟が多額の贈与税を納付していなかったお話が
つい最近ありましたが逮捕にはならなかったですね。
まあこれも、「選挙期間中」ですので、セイジネタは遠慮しておきます・・・。



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