税理士コラム | 税理士紹介25年、税理士紹介のパイオニア「税理士紹介センタービスカス」

税理士 紹介ビスカス > 税理士コラム

税理士コラム

吉田信康税理士事務所ブログ

断捨離
2011.03.31

今から23年前、大阪に転勤しました。
初めての大阪が楽しくて、毎晩「新地」や「ミナミ」に行って飲み歩き。

机.JPG

ある日曜日に南千里のデパートで衝動買いしたのがこの机。
2万3000円の値段まではっきり覚えています。
転勤族の家具の購入はためらいますからね。

「遊んでばかりいないでもう少し勉強しよう!」

そう思って日商簿記の2級を勉強し始めました。
その後いろいろあって、脱サラして税理士を目指したのですが、
(詳しくは他のサイト『夢をかなえるゼイ』へ)
本当に税理士試験の汗と涙が染み込んでいる机ですね。
いうなれば税理士を目指すきっかけになった机
でもあります。


それから数年やっと合格。即開業して一年間はこの机が
「所長机」
でした。
今の事務所に移ると不要になったのですが、
我が家では子供の勉強机としての活躍の場がありました。
その子供もようやく社会人になったので、
ついに捨てることにしました。
もう少しキレイなら、被災地の方に送りたかったのですが
もう傷だらけでこれでは申し訳ない・・・。

本当に捨てるのが惜しいくらいなのですが
感謝の記念に写真に収めました。


暗黒の3月が終わり、ようやく春です。
被災地にも本当の春が訪れますように。

サラーリーマン諸氏へ。
この春、思い切って高価な机を買うことをお勧めします。
きっと新しい自分が発見できます・・・。


復興支援サイト
2011.03.30

震災から20日も経っても、義援金くらいしか、
具体的な支援をしたくてもできないもどこしさですね。

一方で被災地だけでなく、計画停電での間接的な影響も
多々でてきました。
本当に工場が操業できないのは困っているようです。
すべてストップしてしまうのですから、売上ゼロです・・・。
昨日計画停電中に、怪我をされたと連絡いただきましたが
病院もほとんど急診に応じられず大変な目に合われたそうです。
本当にお気の毒様です。
まだまだ大混乱していますね。

先日、東京で被災地の方の求人をするのはどうかと
アップしましたが、昨日もそんなお話を聞きました。

昨年から中国から職人を大量に雇用するという計画で進んできましたが、
その社長に
「東北の方々を住み込みで雇うのはどうですか?」
と提言したら、非常に興味を持ってくれました。

連日報道されているように、被災地では本当に職どころか
職場そのものまでなくなってしまったのです。
そんな方を支援する目的と、実際に求人を結びつける何らかの
方法はないものでしょうか。
自治体も公共住宅を被災地向けに提供すると、今日の新聞報道には
ありましたが、実際に職がなければ、東京に来ても仕方がないとも
思うのです。


情報交換の場として、ある大手会計事務所が、昨日「支援サイト」を
立ち上げました。
素晴らしい考えで、これはもろ手を挙げて大賛成です。

でも、個々の立場では限界があるとも思うのです。
税理士会などより大きな組織で何らかの対応をして欲しいと
節に思います。
きっともう対応してくれているとは信じていますが・・・。

ただ最後にいつもの「当ブログらしく辛口コメント」
某税理士会では
「4月の平日に行われる野球大会を開催するかどうか」
この大変な時期の月末にわざわざ会議をしたそうです。

そんな場合ではないと思うのは私だけでしょうか・・・。


上を向いて走ろう♪
2011.03.29

最近歌番組がやたら多いですね。
芸能人が必死になって日本を歌で元気づけようとしています。

私が作曲家なら、今日本を元気にする歌を本当に必死になって
作ろうとしますね。
勇気や元気が出る歌が今こそ必要なのでしょう。

1985年アメリカで発売された
「ウィ ・ アー ・ ザ ・ ワールド」
これあまりにも有名ですね。
アフリカの飢餓と貧困層を解消する目的で作られた歌です。

印税がすべてこの目的のために使われたまさにチャリティソング。
参加アーティストが45人と多くしかもすべてトップアーティスト。
売れるのも当然だったのでしょう。

「ウィ ・ アー ・ ザ ・ ジャパン」

みたいな歌が作れないでしょうか。
参加アーティストは北島三郎からAKB?
もっと世界中の有名人まで巻き込んだら・・・。

まあこの時期に変なブログを書けませんね・・・
でも確かに勇気が出てくる歌が必要だと本当に思いませんか。


歌もいいかもしれませんが
走るのもやはりいいですよ。
何といってもガソリンも電気も必要もないエコです。
身体を鍛えていることも必要ですね。
震災の日に6時間歩いた、8時間歩いたという話をよく聞きます。
あの日以来、事務所には「折畳み自転車」と「ランニングシューズ」は
常備しています。

これからの世の中は、「折れない心」と「強靭な体力」が
必須ではないでしょうか。

上を向いて♪ 走ろう♪


また走り出しました・・・。
2011.03.28

重苦しい3月。正直かなり「へ込んだ」3月でしたね。
仕事も忙しいし、日々のニュースもかなり気になりますし。

マラソン大会もここ2ヶ月間はすべて中止となり、
走ることへの情熱もどこか忘れ去られたようでした。

ご批判は甘んじで受けるつもりでアップします。
また走ることを始めました。
「皇居ラン」を再開してみたのです。


皇居は本当に空いていました。
かつて大混雑していた皇居のランナーは皆自粛しているのでしょうか。
計画停電もあり、それどころでない人も多いのでしょうね。
世の中的には確かにマラソンどころではないでしょうけど。

フルマラソン直前の頃は、2、3週(つまり10キロか15キロ)は
結構軽く走れたのですけど、久しぶりに走ってみて
1週(5キロ)でも正直キツかったですね。

久しぶりに走ってみると違う感慨にとらわれます。
東京駅や官庁街のきれいな夜景がお気に入りだったのですが
世の中的に「節電」を呼びかけている官庁が
夜更けに煌々とした職場で仕事しているのですね。

東京駅近隣の摩天楼も不思議な光景です。
こんな光景を目の当たりしてみると、
計画停電のため、ろうそくの火でじっとしている家庭が
いったいどんなお気持ちだろうか、とつくづく感じます・・・。


「チャリティー・ラン」
を勧めている団体があります。

「一キロ10円とか100円のように自分で目標を決め、
走った距離に応じて募金をしよう」
「走ることによって東北の人たちに元気を送ろう」

という運動だそうです。
皇居1週したら50円とか500円募金をするのです。
どうでしょうか。私はこの「チャリティ・ラン」に賛同します。

もちろん被災者の方々のことを考えるとたまらないです。
でも一方で、いつまでも下を向いていても仕方がないとも
思うのです。

いつも言いますが
「税理士は中小企業の応援団」
だからです。
税理士が元気にならないと中小企業も元気になりません。

もっと前向きに元気に生きていきませんか!


寄付金を集める究極の法
2011.03.25

最近多い質問です。
「寄付した場合の税金はどうなのですか?」

毎日テレビ見ていると思いますよね。
「何か支援物資送ってあげたい。」
「どうにか力になりたい。」

親を亡くして悲しみにくれる子供達を見るたびにそう思います。

各テレビでも寄付や募金やっていますね。
ぜひ寄付して欲しいところですが、
実際にやってみると分かるのですが、
「領収書の欲しい方は電話ください」
となっていますね。
もしくは、ネット上でやってみると結構その手続きが面倒です。

税務的な、「寄付金控除」は個人でも法人でもその募金をしたという
証明書(控除証明)が必要なのですね。
ということは、街頭の募金に応じた場合はまず控除証明が
もらえないということになるのですね。

しかもとたいていのところは
「領収書(控除証明)は数ヶ月かかります」そう提示しています。
ややこしいのは「日本赤十字を通じて」というような
「代理した」場合ですね。
控除証明が発行されないケースもありそうです。

こういうことをいうと不謹慎ですが
正直、あやしげなNPO団体も出てきているように思えます。
営利目的といったら失礼でしょうけど
あの「日本赤十字」すら、運営費として2割くらいが使われるのも
今話題になっていますね。

自分の善意をすべて、あの悲しみにくれる子供達に確実に届いて欲しい
そう思いませんか。

何を信じていいのか分からなくなる今日この頃ですね。
税理士会や会計士会が率先して、PNO団体を立ち上げるのはどうでしょうか。
もちろん、監査を厳格にしてすべてをディスクローズする・・・。

でももっと究極なことも言いましょうか。
税務署が直接寄付金集めればいいのですね。
寄付したら即時に控除証明書を発行するような仕組みです。

「公務員に勤務中にそんなことをさせるのか!」

という反論がくるのなら、いい方法があります。

e-tax(電子申告)で寄付金を集める仕組みを作ればいいですね。
納付と同時に寄付もできる。
それで即座に還付される仕組み。
2月決算でも3月決算でも申告期限前なら控除でるような
仕組みです。
これから、個人の消費税や所得税の納税、法人の3月決算の納税も
あります。
その支払う税金が、あの悲しみにくれる子供達に渡ってほしいと
本当に思いませんか。

どうでしょうか。
これで本当に「いいータックス!」


計画停電などで休業の場合の助成金
2011.03.24

昨日国の補助金制度に文句を言った私のブログを読んだ訳は
100%ないと思いますが、早速ですが雇用調整助成金がでましたね。
こちら

今回の大地震に伴い、計画停電が実施されたなど「経済上の理由」で
事業活動が縮小した場合が対象となります。
これがポイントなのですが、直接的な理由、つまり、避難勧告、
退避指示など法令上の制限を理由とした場合は除かれます。
ということは被災地以外の東京などは十分当てはまりますね。

しかもその「経済上の理由」とは
・交通手段の途絶により従業員が出勤できない
・原材料の入手ができない
・風評被害により観光客が減少、農産物の売上が減少
・計画停電の実施を受けて事業活動が縮小

もうここまで読んでいただいたら、十分東京近郊の事業会社にも
当てはまるとお分かりいただけますね。
あと今後、「風評被害」という目に見えない被害も
拡大することも十分予想されます。

本当に計画停電で仕事ができない店舗や工場も増えています。
一時的にでも休業しなければならないですからね。
その場合の従業員の給料をどうするかという「切実な問題」も
すでに相談を受けています。
笑い話ではないですが、
「従業員を『5グループ』に分けて休業してもらうしかないのではないか」
と悩んでいた社長もいました・・・。

その場合でも休業手当相当額の8割を助成してくれる制度です。
これからこれ増えると思いませんか?

あと対象として、最近3ヶ月の売上がその直前の3ヶ月または
前年同期と比べ5%以上減少していることが必要だそうですが
これは5%どころではないでしょうから問題なく該当するでしょう。

ただそれを証明するには「試算表」など作成が必要となるのではないでしょうか。
これはこれから忙しくなりそうですね。
事前計画の提出も必要なようですし、会計事務所が十分フォローして
あげなければならなくなります。

被災地も確かに大変でしょうけど、
「経済的な理由で」その影響を受けている企業も多いのも事実です。
労働厚生省のタイムリーな助成金をうまく活用しなければいけませんね。
がんばりましょう!


チャリティー
2011.03.23

昨日、チャリティー・マラソン大会のお話をしましたが
これから「チャリティー〇〇」というのが流行るでしょうね。

ただやたら「義援金」名目でカネを集める輩が
でてくるかもしれませんが・・・。

私がもう少し有名人なら、サイン会や握手会でも何でもやるのですが
私の本のサイン会でもやっても誰も集まりませんからね。

現実のお話として、「チャリティー税務相談会」を税理士会でやるのは
どうでしょうか。
ただ、被災地に押しかけて、落ち込んでいる被災者の方に
「雑損控除とは・・・」
「相続税とは・・・」
なんてとてもできそうもありません。

東京の街頭で、「チャリティー税務相談会」は可能かなとは考えます。
今個人や企業で支援したいけど税金はどうなの?という相談はありますね。
募金箱を街頭において税務相談も応じるのですね。
1回500円でも1000円でも募金してくれる人に
税務相談をしてあげる・・。
どうでしょうか。


昨日、ある企業で採用の相談を受けました。
それも住み込みで働いてくれる人の採用です。

被災地の方を積極的に雇用することで、何らかの補助金でももらえるような
仕組みがあればいいですね。
被災地の方を住まわせるアパートを建築する、もしくは受け入れる
そんなアパートには何らかの補助金でも・・。

またこの大震災や計画停電の影響で売上が急激に落ち込み
資金繰りの相談も増えてきました。
保証協会も通常の保証枠とは別に「震災枠」も設ける準備もしているのですね。

いろいろ情報も教えてあげることもこれからの仕事ですね。
カネ(義援金)だけでなく「チエ」も出すことも復興へのお手伝いの一つです・・。


マラソン大会も中止
2011.03.22

全国のマラソンファンの皆様すいません。
最近マラソンネタをアップしていません。
この時期、遊びネタは不謹慎ですからね。

実は残念ながらエントリーしていた大会が
中止続きにもなっています。
皇居マラソンも自主的に中止しています。

本当は確定申告が終わったら、レースに出ようと3月と4月に
5レース(!)エントリーしていたのですね。

被災地の現状を見ていたらこれも仕方がないですね。
4月には「長野マラソン」や「かすみがうらマラソン」など
結構メジャーな大会があって、それを目標にして
頑張っている市民ランナーも多かったはずです。
プロ野球はなんとか4月に開幕するらしいですが
マラソンは地元の警察や消防署の協力も必要ですし、
何といってもこの交通事情ですからね。

個人的には「チャリティーマラソン」として
何とか開催して欲しかったのですが、無理は言えないですね。
参加費は義援金に回るというのなら中止もやむをえないです。

市民ランナーの間では
「今までの参加賞にもらったTシャツを送ろう」
という運動もあるそうです。

ただテレビ見ていると、なかなか被災地への贈り物は
よく考えて送らないと、かえって迷惑なようですね。
こちらで不用だから送るというのも失礼かもしれませんね。


7月3日に福島県二本松市で「東和ロードレース」という
42年も続く、有名な大会があります。

まだ開催されるかどうか分かりませんが
実はエントリーしようと思っていました。
ぜひ開催して欲しいですね。
「頑張ろう!福島! チャリチィー東和ロードレース」
として。

参加費1万円でもいいですね。
東京マラソンだって。1万円の参加費で30万人も応募したのですから。
同様に「チャリティ枠」も作って欲しい。
ハーフマラソンなのですが、無理なら10キロでもいい。
10キロ走ってから、ランナー皆で労働奉仕するのはどうでしょうか。

もちろん、参加賞なんていらないし、エイド(給水所)もいらない。
水なんか各自持ってくればいい。タイム計測なんて自分で時計持ってくればいいし。

万が一開催できなくなった場合ても、「永久参加賞」に切り替えてもらって
一緒に福島復興を祈りましょう!



早くも1週間
2011.03.18

激動の1週間でしたね。
でも、ものすごく長く感じられました。
本当に人生観の変わるようないろいろなことがあって・・・。

そんな中、お客様から昨日本当にうれしい連絡がありました。
5日間まったく連絡が取れないでいた
被災地にいるご両親の所在がやっと分かったというのです。
テレビやマスコミで報じられるようなお話ですが、
それを目の当たりにしました。
本当に心配していました。
ご本人の気持ちを察したら
とても尋常ではいられなかったでしょう。
「良かったですね・・・」
もう、それしか言葉が出ませんでした・・・。

また今月決算のある方から、こんなメールももらいました。
「当日たまたま長野にいたので、難を逃れました。」
守秘義務があるのでその方の職業を明かせませんが
全国を津々浦々移動される商売です。
その日に、岩手県や宮城県にいても何の不思議のない方
だったのです。
それを思うと、たまたまご商売の都合で、偶然にも被災された方も
きっと多いのでしょう。


最後にショッキングなことをアップしましょう。
一週間後の今日あの時間帯に、あの『九段会館』で
東京税理士会の研修が行われている予定でした。

九段会館はわずか1000人あまりの定員の会館です。
東京税理士会の会員は2万人近くいて、そんな会場を使っていたら
大変だと思いますよね。
いつも入りきれないほど大盛況でした。
2階の観覧席まですべて一杯で、立ち見も出ます。
それどころかロビーや廊下でマイクの声だけ聞く人まで。
それを見越して、スタッフの方はパイプ椅子を
当然のようにたくさん用意していました。

でももしそんな状況であの災害に見舞われたら、
もっと死傷者が出ていたと私は思います。
消防法などの関連法規は知りませんが、
通路に補助椅子が多数出て、まったく逃げ場がない状況です。

「もしそんな状況だったら・・・」
「私がもしその場にいたら・・・」

あまりに恐ろしいので考えたくもありません。
ただ当然のことながら、本日行われる予定の『九段会館』での研修は
中止となりました・・・。


震災により会計事務所のデータが消失したら・・
2011.03.17

今回の地震でまず思ったことは、
「入力しているこのパソコンのデータがなくなったら・・・」
これ正直思ったのですね。
税理士として悲しい「さが」ですかね。
瞬間に家族や実家のことを思ったのも事実ですが、
申告直前のお客様のデータが目の前にあるのです。
その入力データをどうしようか考えたのも事実でした。

パソコンで仕事している人なら誰でもお分かりですよね。
せっかく入力したデータが消えたら、とんでもない苦労が
強いられると・・・。

幸いにして、事務所の被害はあまりなかったのは
アップしたとおりですが、机の前の書棚が倒れてパソコンを
壊さないようにずっと書棚も押えていました・・。
それで、本当に万が一、こんなことはなかったのは幸いなのですが
それで私が逃げ遅れてでもしていたらどうなっていたか・・・。


震災により、直接的な被害を受けた方は、当然のことながら
期限の延長申請はできるのですが、こういった税理士側の
パソコンのデータが消滅したなどの都合により申告、納付が
できなかった場合の救済措置はすでに講じられているのです。

これは国税庁のHPにアップされています。
被災地以外の場所においても

「地震の影響による、①納税者から預かった帳簿書類の滅失又は
②申告書作成に必要なデータの破損等の理由で、税理士が関与先
納税者の申告等を行うことが困難」

な場合ですね。
まさに税理士事務所のデータが震災により破損や消滅した場合
この特例措置が取られるのでしょう。


今回のことで、非常時の会計事務所のデータバックアップが
重要だと感じさせられた税理士はかなり多いと思います。
まだ業界全体の被害状況は分かりませんが
そういう被害を受けた会計事務所もかなりあるのでしょう。

これは一般企業でも言えることでしょう。
一方で、そんな当たり前のこととお叱りも受けるかもしれませんね・・・。


仙台の恩人
2011.03.16

私が税理士の駆け出しの頃、新設法人の説明会の講師をしたことがありました。
そのとき、一番最前列で熱心に私の説明を聞いていたのがAさんでした。
ありがたいことに、終わるとすぐに顧問の依頼が来ました。

Aさんは、ある大手企業を定年退職されたばかり。
もちろん、経営も経理も素人でした。
私も駆け出しながら、持てる知識を最大限に熱心に指導しました。
Aさんも、なかなか商才のある方で、あっという間に事業を拡大していきました。
関連会社を数社設立して、順風満帆で10年経ったときに、
突然商売を畳んで郷里の仙台に帰ると言い出しました。

「良い時に辞めるのが一番さ。」
その引き際の良さに感心もしました。
ただ個人的には非常に寂しい気持ち・・・。

会社の清算手続きがすべて終了した際、仙台の邸宅に呼ばれました。
地元の方しか食べられないような素晴らしい「牡蠣」と「牛タン」を
ご馳走になり、さらに帰り際、持ちきれないほどの手土産までいただいて
感謝の気持ちで一杯になっていたとき、また感激の一言、
「またこっちで会社作るからよろしく」

そんな「税理士としての喜び」もすべて教えていただいた
まさに「恩人」でもありました。

そんなお付き合いを今までしてきたAさん。
11日から電話が通じないので本当に心配していました。

やっと4日ぶりに電話が通じ、元気そうな声を聴いた瞬間に
涙が出ました。
聞くと、幸い怪我もなくご無事だったのですが、
邸宅にかなりの被害。
4日間停電で毎日車の中で寝ていたそうです。
水の食料もあまりなく、ガソリンもなく・・・。
かなり辛い非難生活を強いられているそう・・・。

今すぐにでも行って、暖かい食べ物など届けたい気持ちに
駆られましたが、本当にライフラインが寸断されているみたいです。


自分の無力さに悔しい思いです。
「税金のことは心配しないで下さい。」
そんなつまらないことしかいえない自分が正直情けないです・・・。


もっとも辛い確定申告
2011.03.15

この業界に飛び込んでから、今年で18回目の確定申告を
経験しました。
正直、もっとも辛い確定申告でした。

通常3月11日あたりは、確定申告の山場です。
さすがにギリギリまでは準備はしないで、期限前の11日か12日くらいに
目処を立てるようあらかじめ計画立ててやります。
万が一遅れて申告期限に間に合わなくなって
やはりお客様に迷惑はかけられないですから。

それがまったく計画が狂いました。
大惨事という心理的なショックが続く中、
この余震の続く状況でも、やはり仕事は続けなければならない。
私もそうでしたが、余震の中でパソコンを眺めていると
確かに気分が悪くなるものです。
それとこの通勤地獄。本当に都市機能が麻痺してしまうのですね。
職員の身体に負担はかけられないし、所長自ら無理してでも仕事するしか
なかったのですね。
それとお客様と電話連絡が取れないのも本当に困りました。


ここで正直なお話を吐露します。
私は税理士開業して、お客様との関係で、「三つの誓い」を守っていました。それは

『お金を貸さない。』
『保証人にならない。』
『税金を立て替えない。』

金融機関に勤めた経験のあるかたなら当たり前のことです。
これらはすべて、社則や業法で厳しく禁じられているはずです。

でもついにそれを破ってしまいました。
今回については非常事態です。自分なりの特例措置です。
電子申告をしていると、「納付情報登録」すれば簡単に税金の立替は
できるのです。できるのは分かっていましたが
これはまさに「禁じ手」です。

振替納税を選択していれば、申告さえすれば間に合うのですが
そうでない方は、本当に納付が間に合わないのです。
この郵便事情から郵送も間に合いそうもないし、
遠方の方はこの交通マヒ状態ではどうにもならない。

延滞金や加算税など余計な税金を払っていただくのは
申し訳ないですし、被災地以外の税務署が特例をするような
そんな弾力的な措置もするわけもない。


こんな経験は初めてです。
でもお客様のためということであえて「禁じ手」を慣行しました。

こんな非常事態で、もし「それは業法違反?」という方があれば
私は最高裁まで戦う覚悟です!?


もっとも長い一日
2011.03.14

本当に未曾有の大惨事でしたね。
事務所はビルの4階でかなりゆれました。

幸いにして物が少しおちたくらいで何もなかったのですが
不幸にして災難にあわれた方々に心からお悔み申し上げます。

夜中に帰宅難民となった職員を車で送り届けましたが
車の中で明け方近くまでテレビを見続けました。

まるで映画のワンシーンのようで信じられない光景ばかり。
夢であって欲しいと一夜明けたものの、想像を絶する現実に
それを直視できないほどの悲惨さ。
本当に人生観が変わるほどの出来事でした。

自分には何もできない、何もしてあげられないものどかしさで
苦しめられています。
私が医者であったら、駆けつけてお手伝いでもできそうですが
税理士では何もできない。
これはもう今更確定申告どころではない方々ばかりです。
つらい時苦しい時こそ励ましあい、助けあっていただきたいですね。
自分には今何ができるだろう本当に考えています。

中越地震の時に流行った歌で
KOKIAさんの「私にできること」
ご存知ですか。
私の好きな歌です。こちら


♪一人じゃないよ 何もできないけど
辛い時こそ 誰かと支えあって
がんばってほしい 乗り越えてほしい♪



私のお気に入りの場所
2011.03.11

中野の丸井がリニューアル・オープンして早一ヶ月あまり。
もう行かれましたか?

丸井のカフェ.JPG

キレイでよいですよ。
事務所の隣なもので何度も利用しています。
ただ外見はキレイになっても、昔の丸井とほとんど
作りは同じなのですね。

個人的には恵比寿ガーデンプレースみたいに
まったく趣が異なるようにリユーアルして欲しかったですが・・・。

実はあまり教えたくない良いカフェができました。
事務所の裏側から2階へ直接入る入口があるのですが、
そこを入り婦人服売り場を抜けると、
おしゃれなカフェがあります。

お昼にパスタを食べながら、ゆったりコーヒーを飲む
そんな楽しみができました。
もちろん、読みかけの本をお気に入りのカバーに入れて
持っていきます。

写真で分かるでしょうか。
中野駅南口が見えますね。
ここでコーヒー飲みながら、駅前の雑踏をぼんやり眺め、
本のページをめくる至福の時。
どんなに忙しくても、こんなリフレッシュする時間も必要ですね。

マクドナルドの原田社長も「一日に2時間は空白時間を持つ」
と聞きました。

忙しくしすぎて頭が働かないと困りますからね。
リフレッシュして、あともう少し確定申告頑張ります!



確定申告で必要なことは、みんな吉田税理士が教えてくれた(5)
2011.03.10

「医療費控除」のお話をもう少し。
結構難しいのですね。

特に高額な医療費を支払った方は要注意ですね。
昨日申し上げた、「出産」の場合。
必ず健康保険や市区町村から「お祝い金」をもらいます。
これは差し引かなければならない。
あとは「入院費」
入院の際の部屋代や食事代はもちろん控除対象。
よくあるのが、「差額ベット代」
個室で入院すると、この「差額ベット代」というのが
請求されるのですね。
税務署的には「そんなゼイタクはダメ!」ということなのでしょうか。
「でも緊急入院でそのベットしか空いていなかったのだ!」
といっても残念ながら「ダメ」です。厳しいですね。

あと悩むのは通院費ですね。
「タクシー代はいいのですか?」
よくあるご質問。
これは「やむを得ない場合」ですね。
ですので、電車バスはもちろんOK.。

国税庁のHPに
「小さいお子さんの通院に付添が必要なときなどは、付添人の交通費も
ふくまれます」
と書いてあります。

これは気をつけなければいけませんね。
ではどうしたらよいかも親切に書いてあります。こちら

「通院費は、診察券などで通院した日を確認できるようにしておくとともに
金額も記録しておくようにしてください。」

これは小さいお子さんのお持ちの方々に指導しなければならない点ですね。
「では高齢のオヤジの付き添いの場合は?」
なんて質問もでそうですね。

判断基準は「やむを得ない」ということでしょうか。タクシーの考え方と同じですね。
では最後に難しい質問。

「野田聖子議員は夫婦で海外に行って不妊治療を受けました。
その場合の二人分の海外渡航費も医療費控除の対象になるのですか?」

私は野田議員の顧問税理士ではないので、そんな質問は受けないとは思いますが
多分ダメでしょうね。
ここでもやはり、判断基準の「やむを得ない」場合かどうか。

参考「遠隔地の病院において医師の治療を受けるための旅費」こちら
職業柄そんなことを毎日考えてしまう今日この頃・・・。



確定申告で必要なことは、みんな吉田税理士が教えてくれた(4)
2011.03.09

電子申告控除ができない方のために、「医療費控除」のお話。

これはこの時期よくある質問です。
「昨年レーシックの手術をうけたのだけど・・・」
「歯科矯正は大丈夫ですか?」
レーシックも多いみたいですね。
これらは立派な医療費控除。

あとは間違いやすいのは
「オヤジに高額な補聴器を買ってあげたのだけど・・・」
補聴器は高級なものだとかなりの値段です。
残念ながらダメなのですね。
このあたり難しいところです。
眼鏡あたりで普通の人は迷いますからね。
このあたりは「よくあるブログネタ」ですけど、
昨日申し上げた「電子申告」ですと、「領収書の添付が省略」です。
私はこれを最大限有効に利用しています。

よく思うのは「医療というのは個人情報そのもの」だと思うのです。
税務署にさえ領収書を出すことに抵抗ある方もかなりいらっしゃいます。
自分の治療内容など教えたくないではないですか。
顧問税理士にすら教えたくないことも、もちろんあるでしょう。
例えば「不妊治療」などなど・・・。
電子申告では、医療機関、その住所、支払額合計の一覧を
データでつけることによって領収書の提出が省略できます。
ぜひこれを活用してください。

私はどうしているかというと、お客さん側にその一覧表を
作っていただくのですね。
領収書は預からなくて、内容については、もちろん信頼関係です。
ただ、こちらもプロですから、一覧表を見ればたいていは分かります。

医療機関の名前を見れば、
「ここは補聴器を買ったのではないですか?」
「入院されたのですか?入院給付金などもらっていないですか?」
「出産されたのであれば、区からお祝い金もらいましたよね?」
だいたい分かります。
あやしいところはネット検索かけるとすぐ分かりますから。


ところで自慢ではないですが、私は開業以来、医療費控除で報酬を
いただいたことはありません。

10数年間にもなりますが、某会計事務所で修行していたとき、
わずか5000円くらいの還付になる医療費控除の申告書の作成料に
それ以上の数万円くらいの報酬いただいていた経験があります。
正直「ぼったくり」ですね。
「これなら申告しないほうがいい」と何度思ったことか。
これも我々業界の「古きよき時代」のお話です。

なんらかの怪我や病気で出費を強いられているわけです。
そこで儲けてはいけないと私は思うのです。
まさに、お客さんとの「痛み分け」ですね。

確かに普通の方が、還付申告の作成は面倒でしょうから、
専門家に依頼されるのはもちろん自由ですが、
とにかく『電子申告』で大事な「個人情報」をぜひ守ってください。

(また今日もヨイショ!)


確定申告で必要なことは、みんな吉田税理士が教えてくれた(3)
2011.03.08

「電子申告」に批判的だと誤解されては困るので
国税庁にヨイショしておきましょう。

今年の確定申告は、もうほとんど提出しておりますが
全部電子送信しました。
紙で一枚も打ち出して提出していないのですね。
本当にすばらしいシステムですね。(ヨイショ!)

何たって、紙で出さないのですから、コピー機のカウンター料金も
かからないし、郵送代もまったく要りません。
(セコイお話かもしれませんが意外に大きいのですね。)
提出した瞬間に、もう受信通知が来るので、返信を待つ必要もない。
そのまま、送信日時の記載された申告書を
PDFにして(もちろん紙に打ち出さないで)オシマイ!
何という業務革新でしょう。

もうそれで、すぐお客さんに申告書の控えもお返しできるのですね。
PDFで返却という訳にはいかないお客さんは、紙で打ち出しますが
いずれ、「もうPDFでいいよ」という方も増えるのでしょうね。
昨年までこれも打ち出していた「総勘定元帳」もすべてPDFとしました。
今年は紙の出力コストが激減でしょうね。
本当に素晴らしいシステムです。(ヨイショ!)

ではお客さん側にとってはどうでしょうか?
昨日も言われましたが、
「電子申告で5000円戻ってくるのでしょう?」
これ結構誤解されている人多いのですね。
税理士の代理送信ではダメなのです。
まあこれを無理強いすると電子申告は普及しないので
国税庁は多分あきらめたのでしょうね。

でも保管のお話から考えたら、今後データで保管されたら
便利ではないでしょうか。
総勘定元帳だって10年経つと結構かさばりますから。


ではその税務署側はどうか?
ものすごい徴税コストの削減でしょね。

以前は申告書は必ず2部紙に打ち出して、一部提出して、残りの一部に
受理印を押してもらっていました。
もうそんな受理印を押す人件費もいらなくなりますしね。
医療費控除のすべての領収書をチェックするのも大変ですから
これだけでもかなりの省力化のはずです。。

電子申告ですべてのデータが、多分国税庁のデーターセンターに
送られるのですから受付事務も楽でしょう。

さらに、「確定申告書チェックセンター」なんか作って一括管理できたら、
人件費が大幅カットできるのでしょうね。
将来的には税務署の数まで減らせるのでしょうか?

もう今年の『事業仕分け大賞!?』は、これでキマリですね。(ヨイショ!)
「落ち目の」民主党にコッソリ教えたいお話ですね。
これは(ナイショ!)


19歳の不幸
2011.03.07

ニュージーランド地震や京都大学不正入試。
最近19歳の不幸な事件が多いですね。
同世代の子供を持つ親の一人として、
毎日テレビや新聞を見るのもつらいです。

遠い異国の地で志と夢を持ちながら、不慮の死を遂げた若者達に
心底胸が痛いです。


京都大学の携帯カンニング事件は同情する人も多いみたいですね。
「京都大学に入って母親を楽にさせたかった」
父親を亡くして頑張っていた姿に共感する人多いでしょう。
逮捕についてはやりすぎだという批判もあるようです。

ただここで、「めったにない」辛口コメント。
やはりルール違反は間違いないし、断罪すべき事件だと思います。

それと、真剣に頑張って入試をしている人に
どれだけ多大な迷惑をかけたのでしょうか。

こんなこと言う人はあまりいないでしょうけど、あえて言います。
またまた古いお話。今から30年も前になりますが、
早稲田大学商学部に不正入試があり、一大事件となりました。
その年にその商学部に入学したのが実は私です。
早稲田に合格したと言うと誰からも、
「まさか商学部ではないだろうね?」
どれだけ言われ、どれだけ悔しい思いをしたか・・・。
きっと回りの受験生も皆迷惑をしているはずです。
3月10日に、京都大学に晴れて合格された方が
「まさか携帯使って合格したのではないだろうね?」
なんて言われてどれだけ悔しい思いをするのでしょう。

センター試験を失敗したからというのが犯行の理由らしいですが、
それがどうしたということなのでしょうか。
「なぜ、京大でなければダメなのでしょうか?早稲田ではダメなのでしょうか?」
(蓮舫風ツッコミ)

自分の19歳の頃を振り返ってみて考えれば、
世の中が見えなかったのですね。
きっと入試がすべてだったのでしょう。
可愛そうですが、そう思い込んでしまったのでしょうね。
その母親は責められないかもしれませんが、
回りが気がついてやるべきだったと思うのです。

ただ、これも時代の流れだと私も思うのです。
30年前の私のときならいざ知らず、
「東大を出て大蔵官僚へ」のような
古くから言われていたエリートコースは、今やどれくらいの価値があるのでしょう。

先日、内緒ですが東京大学を出て脱サラした方から開業相談を受けました。
日本の社長の出身大学のランキングは1位「日本大学」であと早慶と続くそうです。
脱サラする人は出身大学なんてあまり関係なくなるのです。

終身雇用の昔の「古きよき」時代ならいざ知らず、
出身大学だけで人生が決まるほどの
甘い時代ではなくなったと思うのは私だけでしょうか・・・。


確定申告で必要なことは、みんな吉田税理士が教えてくれた(2)
2011.03.04

もう3月4日ですね。期限まであと10日あまり。
「まだ何もやっていない・・・土日になんとかまとめて・・・」
そう思っていながら、またできない。
経験的に分かるのですが、今まで何もしていないということは、
きっと3月15日ギリギリにならないとやらない方々なのですね。

そろそろハラを決めるときです。
またそういう方々は、今更税理士に頼もうなんて
微塵にも思っていないのですね。(これは正直なお話)

まず、税理士なんかに頼らず、
その「領収書の山」をぜひなんとかしてください。
そういう方のための「駆け込み寺」です。

税理士要らず.jpg

意外にそういう方の中でも、会計ソフトもちゃんと持っている人も
多いものです。
「一応買っておこうか」
そう思って購入していながら、実はまだ封を切ってもいない。
もう会計ソフトを買った行為だけで、安心してしまうのですね。
そういう方々を何人も見ました。


それと数日来アップしています「時代の流れシリーズ」
税務署の対応もずいぶん変わってきましたね。
昔は、要りもしない申告書と説明書をドサッと送ってきて
申告の準備もしていない人たちを驚かせたものです。
急に税務署から脅しをかけられた様なものです。
「どうしよう・・・?」
特に株や土地なんか売却した人にも送られてきます。
「税務署はちゃんとお見通しなんだよ」くらい。

でも今は何もしない税務署が増えました。
本当に申告書すらも送ってこなくなったのですね。
ある意味、不親切です。
「詳しくはネットをご覧下さい」
「e-Taxで簡単です」

確かに国税庁のホームページの情報量はすごいです。
すべての税法が網羅されています。
でも一般の方がこれを間違うことなく検索できるかというと
無理でしょうね。
我々税法の専門家ですら使いこなせないくらいですから。(これ本音です)

「e-Taxで簡単」かどうか?
実際には国税庁のHPで作成して打ち出して郵送している人は増えているみたいですけど
これ電子申告で送信する人は少ないでしょうね。
これも本音です。
これ実験的に、私自身もそして事務所の職員もあえて
住基カードを取ってもらってこの「e-Taxで簡単」かどうか?
それ確かめましたが、大変でした。
我々会計事務所側は専門的な便利なソフトがあるから
簡単にできるのですね。

ここでe-Taxの批判はしませんが、要するに領収書の山をとにかく何とか
したいのではありませんか?

前置きがずいぶん長くなりましたが、要するに

領収書の山で悩んでいるあなたへ。
「税理士いらず!個人事業者のための超簡単経理」

(すいません。また宣伝?)


電子申告をすると金利優遇!
2011.03.03

昨日の「大きな時代のうねり」のご紹介。
ついに「黒船」がやって来ましたね。
旧態依然とした「竹やり」なんかで戦っている税理士は
「木っ端微塵に」吹き飛ばされそうですね!?

中野の地元に「西武信用金庫」があります。
あの西武デパートや西武ライオンズと同じ名前ですが
まったく資本関係はありません。
中野が本店なので、当然地元の私としても
昔から取引あるところですが、どちらかというと東京の多摩地区に
地盤のある信用金庫なのですね。

そこが、ついに「電子申告をすると金利優遇!」
ということを打ち出したのですね。こちら

実は1月の新年会で知っていたのですが、あまり新聞ネタにもならず
信金自体も広告をしていないせいかあまり知られていないですね。


東京都の制度融資に、利率を最大「0.8%」も優遇するのです!

①e-Tax利用の場合0.2%
②税理士法33条の2の第1項の書面添付の場合0.2%
③会計参与の場合0.4%

会計参与は特殊でしょうから、①と②ですね。
でも変だとも感じませんか?
①e-Taxの信用度合いがどう違うのでしょうか。
申告書を紙で提出するのとe-Taxで提出する場合で
金利差を設ける根拠がよくわかりませんね。

担当者に聞いてみたら、
「電子送信した申告書を打ち出して受信通知もプリントアウトしてください。」
と言っていましたが、何がどう違うのですかね・・・?
実際は「電子申告普及に協力」というところが本音のところなのでしょう。

ところで、②税理士法33条の2の第1項の書面添付って分かりますか?
税務的に判断した根拠などを別紙でつける書面なのです。
これ私は得意でたまにつけますが、ほとんどの税理士はつけませんね。
作成するのは確かに面倒ですからね。
今後はこれをつけないといけないのでしょうね。当然ながらe-Taxで。


この記事読んで
「訴えられる税理士がいないか」と心配になったのは私だけでしょうか?
恐ろしいお話ですが損害賠償ということですね。
0.2%というと3000万円で年間6万円です。5年ローンで30万!
「e-Taxをしてくれなかったから当社は損害を受けた!」

まあe-Taxで送信しなかったからといって不法行為でないから
それはないかもしれませんが(多分です)
「鎖国の」税理士業界についに「黒船」が来ましたね!
時代の流れを感じざるをえません・・・。


13年目の真実
2011.03.02

昔話はしませんが、やはり13年で思うところはたくさんあるのですね。
この13年間でいかに世の中が様変わりしたか。

開業した当日、名刺を一箱配ったネタは言い尽くしましたが、
やはりそれだけ、税理士業界の「広告規制」が厳しかったのですね。

いまや、ホームページもブログもツイッターも何でも?ありです。
テレビCMなんてもっとやればよいのですけどね。
こういう税理士紹介会社が頑張ってもっとガンガンやってくれないとね・・・。

また13年前の開業当初、携帯持っている税理士も少数派だったし、
メールさえ使える税理士もあまり多くなかった・・。
さらにこの13年間でウエブも進化したし、モバイル環境だって
激変しましたね。

でもこれもよくいうネタで、「天動説と地動説」があります。
税理士業界は超保守的な「天動説」です。

「今年も3月15日もあるし、来年もある。翌年も・・・。
ずっと続く限りこの業界は大丈夫だ」と。

つまり、これが「天動説」
「何があっても、世の中は税理士を中心に回っているのさ。」
「携帯なんていらないし、メールも面倒。税理士は忙しいから
連絡なんかつかなくたっていくらでもいい訳ある・・・
電子申告?何それ???」

でも
「世の中自体が変わっているのですよ。税理士の足元から
動いて回っているのですよ。」
これが「地動説」

太古の昔、ガリレオがこの「地動説」を唱えた時のように
13年前の私も「異端視」されました・・・。
でもこの13年で間違いなく変わっているのですね。
そんな「天動説」を唱えていた旧保守派の人も、
今や「電子申告はお任せください」と「白々しく」言う時代に・・・。
でもそういう人に限っていまだにアドレスすら持っていない・・。(内緒)


先日ご紹介したように、私と同時期に開業した「グーグル」は
世界的規模で大躍進しました。
「インターネットなんて・・」
なんて思っている人が多い時にあっという間に事業拡大を
してしまったのですね。


「情報革命」とか「産業革命」と今の時代をとらえている人も
多くいます。
「時代のひずみ」でいくらでもビジネスチャンスがあるということですね。
一方で、時代に取り残された企業群もありますよね。
私のいた「古巣」の証券業界もあっと今に「ネット証券」に追いつかれ
追い越されてしまった・・・。(ちょっと言いすぎか・・・)

言いたいことは、
『 乱世に利あり 』ということなのですね・・・。



おかげさまで13周年
2011.03.01

本日は開業記念日です。
平成10年3月1日。私が開業した日、
税理士としての「誕生日」なのです。

何か13週年記念キャンペーンでもやりましょうか?
実はここ数年、毎年3月1日から記念ブログをやっています。
これを楽しみに待っているファン?の方も多いようです。

特に、昨年にこの「記念日」に2ヶ月にも渡ったロングラン・記念ブログ
「私の独立開業日記」
これが大ヒットでした。
ビスカスのサーバーがパンクするくらい?
なんとランキング1位をずっと続けました。
でも、さすがにもう同じネタはやりません。
興味のある方は、カテゴリー「ガンバレ独立開業」の30回記念シリーズ
「私の独立開業日記」をご覧下さい。

新人の税理士に会うといまだに声を掛けられます。
「読みましたよ」って。
もちろん会ったことのない知らない税理士からです。
今から13年前の状況と違っているかもしれませんが
かなりインパクトあるみたいですね。
こっそり読み続けられるブログのようです・・・。

最近開業する税理士は、あの時よりさらに厳しい状況のようで
なかなか大変みたいですね。
本当に頑張ってほしいものです。

さて、やはりこの記念日を新たな気持ちで迎えています。
「初心忘れるべからず」ということで、自分自身あのころを思い出しています。
でもまた昨年とまた違った感慨もあります。
いつまでも昔を振り返っていても仕方ありません。
30台の「若造」のあの頃とも違います。
歳相応の納得した良い仕事をしたいと思っています。

13年前は確かに、開業初日から駆けずり回って営業するくらい元気でしたが、
もうそんなことはしませんね。
でもあの時よりフルマラソン走れるくらい元気さは変わらないつもりですが・・・。

あの頃とビジネス環境も様変わりしているからです。
ただあの時と同じようにチャレンジ精神は失いたくありませんし、
13年で築いたものを守るつもりもありません。

昨日よりも今日。今日よりも明日と一歩ずつ進んで行きたいですね。
新たな気持ちで頑張ります!


メディア掲載情報
全国の書店にて好評発売中!