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吉田信康税理士事務所ブログ

衣料品下取りチャリチィー
2011.05.31

当事務所の隣には、中野マルイがあります。
マルイ発祥の地、旧本店なのですね。
そこで本日まで、「衣料品の下取りチャリティー」をやっていますね。
マルイ全店でやっているのでご存知の方も多いでしょう。

どういうことかというと、
「東日本大震災の支援として、新品の衣料品を一点200円で
下取りする」
というチャリティーです。
要するに、不要な衣料品をマルイが引き取って、被災地に送ろう!
ということなのでしょうか。

ただ問題は、なんでもいいから、引き取りますではなくて、
1 新品もしくは同等のもの
2 下着、子供服、スポーツウエアなど
だけなのですね。
古着はもちろんダメだし、冬服もダメなのだそうです。

どこの家庭にも、もらい物などの新品の着ない服があるからでしょうか。
子供が小さい時にお祝いなどによくもらいましたね。
成長が早いのですぐ着られなくなる・・。
私も、マラソンレースの参加賞で「将来絶対着ない」Tシャツを
何枚ももらいました。
テニスの参加賞のソックスなんかもそうですね。
着ない理由はサイズが合わない、色合いが悪いからでしょうか・・・。
でも気に入らない服をチャリティーに出すのも気が引けるものなのですね。

〇〇マラソンのロゴが入ったTシャツを被災地の方々が
喜んで着ていただけるのでしょうか・・・。

そのあたり割り切って出したら、マルイから一点につき200円の金券をもらいました。
でもこの金券の使い方が難しいのですね。
6月一杯までの期限で、一人1回一枚まで、レストランは使えないなど・・・。
しかしチャリティーそのものには賛同するのですが
どうも「チャリティー・ビジネス」のように感じてしまうのですね。

チャリチィーとはやはり「無償」が大前提だと思うのです。
被災地の方に慶んでいただければそれでいい。そう思いませんか。
そこにどうも企業の戦略が入ってくると、少し色褪せてきてしまうのですね。

今後こういうチャリティー・ビジネスがはやっていくのでしょうか。
「商魂」というベースで、復興支援を考えてしまうのも、
企業の悲しい性(さが)なのでしょう・・・。



山中湖ロードレース
2011.05.30

1月の館山マラソン以来4ヶ月もマラソンを走っていません。
実は29日に、大人気の「山中湖ロードレース」に、こっそりエントリーしていました。
富士山を見ながら、あのリゾート地を爽快に走ってみたかったのですね。
しかも何とか幸運にもエントリーできていたのです。

「こんな台風が来るのに行くの?」

ここ1週間、家族からの冷ややかな目に耐えながら、
しかも決算の激務にも耐えながら毎朝6キロ走って準備していました・・・・。

ご存知ですか。マラソンというのは、「雨天決行」なのですね。
ですから、この台風が来るこんな大荒れの日でもやるのです。
しかし、前日に泣く泣く決断しました。
「参加を取りやめよう・・・」

正直、雨の中ずぶぬれでも走りたいと思うほど、
マラソンが好きではないのですね。
おかげで週末タップリ仕事ができましたが・・・。


でも「行きたかったな・・・」と何となくマラソン情報をネットで見ていたら
偶然大震災で父親を亡くした小学生の「被災児童の日記」を見つけました。
その小学生のお父さんは先日の東京マラソンを完走したそうです。
そのわずか12日後にあの大津波で亡くなられた・・・。

この日記を勝手に転載しては申しわけないと思いましたが、
多くの方に読んでいただきたいので、アップします。
(こちら→)被災児童日記.pdf

被災児童の文を読んだのも初めてでしたが、
小学生らしい本当に素直な文章で、被災の生々しい様子に
読んでいて思わず目頭が熱くなりました・・・。
何度も読み返していたら、山中湖で走られなかったことなんか
どうでもよくなりましたね。

ようやく2週間後に遺体で発見された時、
「顔が水より冷たく・・」というところに涙ですが、
腕時計が動いていたところに本当に心が打たれました。
きっとマラソン用の時計をされていたのですね。
トライアスロンでも使用できる完全防水のものだからでしょう。

気になったので、ネットでこのお父さんの情報を探しましたが、
確かにマラソンはフルマラソンを3時間台で走られる49歳の
トップアスリートでした。
東京マラソンもこの息子さんと一緒に東京に来ていたそうで、
親子マラソンにも参加する子煩悩な良きお父さんだったのでしょう。
自慢のお父さんであったことも、この日記からひしひしと伝わります。

介護施設を経営されていて、被災時一旦は非難できていたものの、
やはりお仕事柄でしょうか、安否確認のため車で戻ってしまい
不幸にも被害に遇われてしまったようです。
この小学生はこの介護施設を継ぐ言っているそうです。


いつか大人になったら、あのマラソンウォッチを身に付けて、
東京マラソンを必ず走ってください。
きっとお父さんも喜んでくれるでしょう・・・。(涙)


ホームページ・リニユーアル その後
2011.05.27

HPを変更して、ついあちこちに「自慢げに」言いふらしています。
お得意さんにHP関係の方がいるので、ついメールをしたら
驚いていました。
「本当に先生が作ったの?」

「実は・・・」
と多少種明かししたけど、大方を自力で作ったことに
感心していましたね。

熱心なファン?はお気づきでしょうけど、
毎日のように変えているのですね。。こちら

「事務所案内」なんか毎日のようにいじっています。
だからだんだん変化(進化?)しているのですね。
なかなか気がつかないでしょうけど・・・。
特にトップページは何度も動かしてみました。
でもまだまだ物足りないのですね。
ここに「キラーコンテンツ」へのボタンをつけると面白いと
今真剣に考えています。

「吉田信康経営語録」
「経営に役立つお話」
「顧問料引き下げ法」
「全国2位の会計事務所を目指す!」
「東京で一番のアクセスの理由」

どうでしょうか。
そんな「キラーコンテンツ」

もう一つ「種明かし」ついでで、このHP名古屋最大の
会計事務所の名南経営のサーバーを使っています。
豊富なコンテンツが使い放題なのですね。
これも当初から提携しているのですが、
職員数2000人を越える巨大事務所が、税務会計で
日々起きている様々事象、経験などがすべて共有化され
データベース化されているのです。
私があと100年税理士やっても経験できないような事柄が
すべて網羅されているのです。
すごいですね。「名南経営」は。
東京にはそんな気前の良い巨大会計事務所は存在しませんね・・・。

でもその名南経営のHP担当の方からメールもいただきました。
「税理士事務所は、自作HPには吉田先生ほど熱心に『 仕込みの計画』を
しないので、私もHPの 進化をみていて楽しみです。」

ありがとうございます。「名南経営」のためにも頑張りましょう!


青汁で元気に!
2011.05.26

3月決算がいよいよ佳境で毎晩遅くまで仕事頑張っています。
ここで私の最近お気に入りの「元気の源」をご紹介しましょう。

緑効青汁.jpg


松山千春がテレビで歌って宣伝しているあの青汁です。
昨年の暮れに、忘年会のビンゴ!でもらった景品でした。
飲んでみたら、これが意外に美味しいのです。

青汁といのはイメージ的に
「マズイ!もう一杯!!」
のこれもテレビCMですね。
本当にマズイのではないかという先入観はよくないですね。
粉末なのでこのまま水に溶いてそのまま飲めますが、
私は毎朝これを牛乳で割って飲んでいます。

これは本当に美味しいですよ。
朝食はいつも和食なので、牛乳も一緒に飲めるのもいいですね。
カルシウムを補給しておくのも大事らしいですし。
私のようにマラソンやテニスをやるスポーツ好きには
カルシウムは絶対必要なのでしょう。
半年続けていますがおかげで体調もすこぶるいいし。

実は豆乳で割っても本当に美味しいです。
その豆乳も、コンビニで売っているようなものではなくて
豆腐屋さんで分けてもらうような出来立てのやつ。
まだ暖かいものを分けてもらって溶いて飲むのです。
もう究極の一杯ですね。

この青汁を飲んだあと、よくアップしているように、
朝のランニングにでかけます。
青汁が身体中に染み渡る感じがしますね。
青汁効果で発汗作用が増すのか、今の季節だと汗びっしょりです。
ダイエット効果は抜群でしょう。


青汁パワーで3月決算を乗り切ります!ガンバ!


東京都「災害緊急融資」のつづき
2011.05.25

先日アップした災害緊急融資なのですが
東京都のHPをご覧になった方は何かおかしいと思いませんでしたか?

「震災後の3ヶ月の売上高が前年同月比15%、もしくは10%減少」

これが借りられる要件に書いてありましたね。

「震災後の3ヶ月というと、4月、5月、6月?
では申請は7月でないとできないの?」

そう思いますよね。
どうも役所のHPというのは不親切ですね。
23区のHPをあちこち除いてみましたが、不親切なHPは
概要だけ書いてあって、東京都や中小企業庁のリンクを張るだけです。

実際に困っている中小企業を親切に指導して欲しいものです。
昨日お客様と話し合って分かったのですが、
もっと詳細に分かれていて、
例えば、4月の売上が前年同期の売上高に比べて10%減少して
その後の2ヶ月、つまり5月と6月の「見込み」を含んだ3ヶ月の
前年同期の売上高に比べて10%減少で可能なのですね。

つまり「見込み」でよいということが大事ですね。
それの根拠となる数字は固めなければいけませんが、
このあたり詳細に説明して欲しいところです。

あと前日もアップしたように「理由書」が大事のようです。
「それはやむを得ないですね」
と役所が認めてくれるような理由です。

お隣の杉並区のHPから、理由書の雛形を見つけました。こちら
読んでお分かりの通り、
誰でも「それはそれはお気の毒ですね。頑張ってください。」
という書き方です。

単なる例示かもしれませんが、実際にそのような企業も多いのでしょう。
何とか復興のために我々も頑張らなければなりませんね。
因みに当然ですが、直近の試算表が要ります。

常日頃からキッチリやっている会社さんには関係のないお話でしょうけど・・・。



ホームページ・リニューアルのお知らせ
2011.05.24

連休中から、先日アップした「日本復興計画」とともに、
密かに企画していたことがありました。

実はなんと吉田信康税理士事務所のホームページ(HP)を
リニューアルしようと企てていたのですね。こちら
このHPができたのは実はもう8年も前のことでした。
このあたりの地域では、税理士のHPとしては
結構「先駆け」だったのですけどね。

それでも数年そのまま更新しないでいると
さすがに「陳腐化」してしまいました。
何よりも自分で飽きてしまった・・。
それで直そうと思って、これも4年位前にホームページ業者の方に
「大金を支払って」手直ししたこともありました。

しかしながら、専門業者に依頼してみて思ったのですが、
業者の方を使うと機械に弱い素人にとっては良いのかもしれませんが、
あとのメンテナンスが簡単にできないのですね。
仕組みがまったく分からないですからね。

例えば
「細かい修正をしたい」
「アップデートしたい」
「リンクボタンを追加したい」

それも実際困るのですね。
手直しするたびに料金が発生したり・・・。

今回は大方自力でやってみてずいぶん勉強になりましたね。
「フラッシュ」というものご存知ですか。
トップページで変わる写真のことです。
これも面白いですね。
でもさすがに自力では作れなかったのですが、
(ここだけのパーツで外注しました)
これはこれで勉強にもなりました。

アマゾンのリンクも自分で貼れましたね。
今後書籍の紹介した際に全部リンク張って見ましょうか。

取り合えずのHPは、作ってはみましたが、
まだまだ手直ししていきますよ。
ブログの一覧は見やすくなったとは思いますが、
豊富なブログのコンテンツをどうやって盛り込んでいこうか
あれこれ考えています。

例えば、人気の?「経営に役立つ本」シリーズをコンテンツとして
見やすくアップしていこうかなど考えています。
個人的には趣味のページ、「マラソンの部屋」、「囲碁の部屋」
なんて作ると面白いかなと・・・。


業務内容に「HP制作」も加えましょうか・・・。


東京都「災害緊急融資」取扱開始!
2011.05.23

日本の復興のためには、まず何といっても「カネ」が必要です。
震災から2ヶ月たってようやくというか、やっと始まりましたね。
東京都は本日23日から取り扱い開始です。こちら
先週発表されてから、一生懸命金融機関も動いていますね。
取引金融機関から、「どうですか?」と打診がかなり多かったようです。

特徴は、3つ。

1 最優遇金利を適用。2%以内ということから、低金利です。

2 東京都が信用保証料の2分の1を補助してくれます。
  低金利!といいながら実は保証料が高かったりするのですが
  これは有利ですね。

3 一般保証枠とは別枠
  これは大きいですね。借入がたくさんあるところは、すでに保証協会の枠が
  一杯というところもありますが、取り合えず別枠ということです。

先週から急にご相談が多くなっています。
直接被害を受けられた方はいうまでもなく、今回は被災地以外でも

1 特定被災区域内の事業者との関係取引により
  業容が悪化している

2 震災被害により風評被害による契約解除等の影響で
  急激に売上が減少している

こういう理由なら、借りられそうです。
具体的には、市町村から認定を受けるのですが、今までのセーフティーネットによる
緊急融資と同じですね。


問題は、間接的な被害がどこまで認めてくれるかということですね。
例えば、建設業で実際にあるのですが、震災の影響で、
工事資材が納入できなくなってかなり工期が遅れているようです。

こういったことまで理由として認められると金融機関も言っていました。
これは大変ですね。
震災後の3ヶ月の売上高が減少していることを証明するには
急いで試算表を作成しなければならないのはもちろんですが、
なんとか、日本復興のために、この「理由書」を書いて
あげなければいけないですね。

日頃から「ブログ」で文章作成はお手の物ですから。
なんとか「もっともらしい、でももちろん合法的な理由」を
必死に考えてあげましょう・・・。


日本復興計画(大前研一著) その5
2011.05.20

「日本は20年間、所得が減り続けている世界唯一の先進国」

これを知っていただきたいことが、この本をご紹介した
最大の理由でした。
まずそのことを理解した上で、日本の復興を考えるべしと
大前氏は言っています。

本当にそれを知らない方も多いのではないでしょうか。
世界の中で日本だけが20年間貧乏になり続けているのですね。
この20年間の国民全体の家計所得を見ると、日本はなんと
マイナスの12%なのです。
フランス、イギリス、アメリカはこの間に2~2.5倍にも
なっているのにです。
新興国いったっては10倍くらいにはなっているそうです。

日本の復興計画を考える前になぜ日本だけが減ったかを
理解しなければならないのです。

20年前くらい、都心から80分で6000万円のマンションが
飛ぶように売れました。
それに飛びついた私の年代の方々(40~50台)も多いです。
でもそれが、いまや半値になっています。
しかもローンもいまだ5000万円も残っている。

働き盛りでいながら、リストラで収入ダウンで
家計に教育費とこのローンが重くのしかかっている・・・。
消費が伸びないのも当然ですね。

こういった「債務超過」になっている人が日本では700万人も
いるそうです。それがまさに私と同年代の働き盛り・・・。
その他いろいろあるそうです。(詳しくは読んで考えてください)


ではどうしたら良いかを最後に、大前氏の結論を
ご紹介しておきましょう。

「政治家に頼ってはいけない。政府に頼ってもいけない。
国がなんとかしてくれないこともすでに明らかだ。
自分自身だけが頼みの綱と覚悟を決める。」

なるほど!と思いました。
実は日本復興というのは、東北のお話だけではないのですね。
自分自身の「復興」でもあるのです。

それにはどうすべきか!非常に良いことを言っています。
この言葉を噛み締めていただいた上で、
ぜひ自分自身の復興計画を考えてください。


「世界のどこにでも出かけていっても稼ぐぞ、
というメンタリティが持てるかどうか。」


(東北の復興を心から祈りつつ、大前シリーズ おしまい)


日本復興計画(大前研一著) その4
2011.05.19

原子力問題はさておき、「では日本復興のためにどうすべきか」
そろそろ本題に入りましょうか。

「消費税を暫定的に2%引き上げ7%にすべし」
と大前氏は言っています。
先日来熱く語っていた消費税の増税論者がここにもいましたね。

ただ、最初
「1%を1年間だけで2兆円の財源が確保できる」
と語っていたのですが、やはり財源不足に気がついたのでしょうか。
暫定的に2%とし、年間4兆円を1年から複数年としています。
しかし、消費税を1年間だけ上げるというのは、税の専門家としては
かなり混乱すると思うのですね。
まあそのあたりは決まってから「熱く」語りましょう・・・。

あとこの夏の「電力不足問題」についても大前氏は触れています。
どうしたらよいか。三つの提言を言っています。

1 サマータイム制の導入
2 週五日制を選択制で操業
3 夏の甲子園大会の中止

サマータイム制や土日をずらすというのは労働条件の変更ですので
これはまさに政治主導でやって欲しいことですね。大賛成です。
因みに当事務所は、早くも「クールビズ」を導入しています。

3の甲子園のお話は妙に納得していたのですね。
「多分主催者の朝日新聞から猛反対されるだろう・・・」
そう書いていたのですが、今朝の朝日新聞ですでに先手を取られていました。
今年の決勝戦は午後1時からでなく「朝9時半から」やるというのだそうです。

ということは、やはり甲子園は行われるのですね。
中止にするくらい思い切った政治主導の「節電策」が必要だったのではないでしょうか。
もし中止にしていたら、多分被災地の甲子園球児が悲嘆にくれる映像が
テレビで大々的に流されるのでしょうね。
ただ日本国民としては、被災地の代表校がぜひ甲子園で活躍して欲しいと
願っているでしょうから。

私の節電策としては、「甲子園のテレビ放映の中止」だったのですけどね。
以前、相撲賭博で大相撲がテレビ中継を自粛したことがありましたね。
ダイジェストを夜に放映していました。
どうしてもライブで応援したい出場校と地元の役場くらいは、
大画面つきの特設会場を設けてあげるくらいで十分ではないでしょうか・・・。

それくらいにしたら、節電効果意識がより高まると私は切に思うのですね・・・。


日本復興計画(大前研一著) その3
2011.05.18

やはり福島の原発の問題は放射能が今後どうなるか一番気に
なりますね。

大前氏はマサチューセッツ工科大学で原子力工学を学んでいる際に
放射性物質を誤って飲み込んで被爆された経験があるそうです。

大前氏はそれから40年間いたって健康なので、
それほど微量の放射能に神経質にならなくてよいといっています。
私も知人で戦時中広島の原爆で被爆された方を知っていますが
いまだにびっくりするくらいお元気な方です。

ただいまだに、放射能を恐れ飲料水はペットボトルを買う方も多いですね。
「今雨にあたってはいけない」
どういう根拠かこれもよく聞きますね。
震災直後日本在住のアメリカ人は80キロ以上離れていたとか
中国人が日本からいなくなったとか、いろいろありますが
これは仕方がないことなのでしょうか。


しかしこの大前さんの言うことで大事なことは
「この事故で原発の新規建設はこれから30年間はストップする」
これが今後の日本経済では大変大きなことなのでしょう。

「日本の原子力輸出政策は終わり、日立東芝などの原子炉メーカーとしての
未来もこの段階で終わった」

これまで、日本の原子力技術の水準は確かに高かったと思いますし
高度な技術を持つ専門家も数多かったのでしょう。

大前氏いわく、「2030年まで少なくとも14基以上の原子炉の
新増設を行うことと、新興国を始めとする電力需要の多い国への
原子炉の輸出を国策として行うこと」
これがすべてストップしてしまったというのです。

日本では今後どこの地域でも住民の強烈な反対運動で新設は無理でしょう。
これも知らなかったのですが、原子炉の建設とは、「計画に20年、建設稼動までに
10年、最低30年はかかる」そうなのですね。

これから原子炉がもし日本で作らなくなったら、そもそも原子力工学を
大学で学ぼうとする人は激減するでしょう。

自分の子供がもし、「大学で原子力工学を学びたい」と言い出したら
親としてどうしますか・・・。


日本復興計画(大前研一著) その2
2011.05.17

原子力問題をこの本を元に解説しようと思ったら
また「東電の隠蔽体質」が公表されてしまいましたね。

地震直後に冷却装置が正常に作動していれば
メルトダウンを遅らせることができたのに、
今日の新聞報道では、実際は作業員が主導で停止した
可能性があるそうですね。
それを津波で停止したと説明していたこと自体おかしいと思いませんか。


これでは大前氏の言うとおり、
「東電はいずれ解体されてしまう」しかないのでしょうか。

このあたり昨日も申し上げた、事故当時「東電は機能不全」で
あったからなのでしょう。

なぜなら、トップに原子炉のプラントで育った人がいないから
なんだそうです。
確かに今まで、何かトラブルがあるたびに、社長の首が
飛ぶのですからどうしても原子力担当は日陰の身になりますからね。
事実、かつての福島の圧力容器のクラック問題や、柏崎刈羽の
事故で全員パージされてしまったそうです。


原子力設備で、電源がないとどんなトラブルが起きるか
分かりやすく解説しています。
詳しくは読んでいただきたいのですが、
そもそも原子力設備で電源がなくなることを最初から想定していない
のだそうです。

確かにありえないことが重なっておきた今回の大災害なのでしょう。
でも大前氏のいうとおり
「『津波』と『地震』と『原子炉』という三つの組み合わせが存在しうる場所は
世界中では日本とカルフォルニアしかない」
「大津波の来るプーケットやスマトラには原子炉がない。アメリカの東海岸にも
原子炉があるが地震もない。津波もない・・・」

まさにそうですね。
これは1000年に一度の自然災かもしれませんが
「人災」であることも考えなければならないのでしょうか・・・。



日本復興計画(大前研一著) その1
2011.05.16

やはり今一番気になるのがこの復興計画ですね。
4月末に発売され、連休中何度も読み返しました。

日本復興計画.jpg

これはお勧めの本です。
わずか120ページくらいの本ですから、すぐ読めてはしまいます。
でも今起っている問題を整理し、これからの日本を考えるには
最適の書物ではないでしょうか。

大前研一氏はコンサルタントとしては著名な方ですね。
数年間に都知事戦に立候補しましたが、政治にも興味があるのでしょうか・・・。

でも大前氏の履歴を知ると驚きでした。
「福島第一原発の炉が設計・建設・稼動を始める1960年代の後半に
マサチューセッツ工科大学で原子力工学を学び、博士号を取得後、
1970年に日立製作所に入社、原子炉の設計に携わった・・・」

こういう方のいうことは確かに信憑性があります。
震災直後から多くのテレビやメディアに
原子炉の絵が何度も出てきて説明を聞きましたね。
どの人の説明も結局よく分からなかったですね。
その理由をハッキリ書いています。

「NHKはじめテレビに登場するエキスパートとやら、〇〇大学工学部の
教授とか何とか称しているけれど、彼らは原子炉の理論は教えていても
プラントを設計したこともないだろう。放射線量の話になるとやたら
詳しかったりするが、全体として何が起こっているか分かっていない・・・。」

もう斬って捨てていますね。

設計をしたことのある方の説明だから実に分かりやすい。
「そういうことだったのか・・・。」
妙に納得します。

東京電力も原子力保安院も、斬って捨てています。
「東電は機能不全」
「原子力保安院はたらい回しの天下り組織、お飾りの組織にすぎない・・・」

東電や原子力保安院の対応に本当にテレビの前でいらいらしましたよね。
実に気持ちよい!発言ですね。
今頃になって、「実は発生直後から・・・」なんて今日も出ていますからね。
「隠蔽体質の」とんでもない組織のようです。


最後にこの本の印税はすべて寄付されるそうです。義援金を送るおつもりで
購入されてみてはいかがでしょうか。
ご一緒に復興計画を考えていきましょう・・・。


消費税増税論議 その8
2011.05.13

では一応『税理士ブログらしい』
解説もしておきましょう。

昨日の
290円(税込み304円)
表示上、実は問題なのですね。

平成15年に消費税の総額表示が導入された際に
「税込みの表示を小さくするなど消費者が錯覚しないように」
というような指導が確かにありました。

つまり、このように290円を目立たせたり、(税込み304円)を小さく表示することは
やはり問題だと思うのです。
でも残念ながら、罰則はないのですね。
もし消費税が増税されたら、消費者保護の観点から
国税庁でなくて、「何をやっているか分からない」(失礼!)消費者庁が
取り締まらなければならないのでしょうか・・・。


ラーメン290円で思い出すのは
最近280円均一の居酒屋も増えましたね。
最近中野でも事務所のそばに新規オープンしました。

あれこそ、「総額表示違反だ!」という人もあまりいませんね。
280円均一といいながら、税込み294円なのですね。
消費税が8%になると302円ですから、
消費者がまさに誤解しますね。
これは問題提起しておきましょう・・・。


最後に消費税増税対策の秘策を。
最近、お財布携帯に始まり、コンビニのプリペイドカードなどの
キャッシュレスのサービスが増えたと思いませんか。
私もセブンイレブンはナナコカードでスタバもカード使っています。

大手コンビにも行くと必ずカード購入を勧めますからね。
大資本にも負けないように、中小企業もこの「キャッシュレス作戦」を
敢行するしかないですね。
キャッシュレスですから、消費税が多く取られても、それほど実感わかないのでは
ないでしょうか。


(消費税増税シリーズ 取り合えずおしまい。)
でもまだまだ言いたいことたくさんあります。
またコッソリ、アップしますのでお楽しみに。


消費税増税論議 その7
2011.05.12

過去の経験則を踏まえ消費税が増税の対策を考えてみましょう。

やはり増税されても「価格転嫁」の方策は大事だと思うのです。
昨日もお客さんとこんな話をしました。

(吉田)
「例えば商品を税込み630円で売っていたとしますね。
8%になったらどうしますか?」

(商店主)
「8%なら48円分が消費税だから648円で売るか。
でも端数が出るとつり銭が面倒だから、650円にするかな・・・」

(吉田)
「でもお客さんは648円なら納得するでしょうけど
650円にしたら『便乗値上げ』だと批判されないですかね。
それどころか、もっと安いところを探して客足が遠のくかもしれないですね・・・」

(商店主)
「・・・・」

結構難しい問題でしょうね。
価格転嫁できなかったら、結局増税分はすべて店の負担になってしまいますから・・・。

ヒントになるか分かりませんが、
講習会でよく取り上げるラーメンチェーンがあります。
名前も出さなくても分かるでしょう。あの「290円ラーメン」です。
平成15年の消費税の「総額表示」が義務付けられてから、
このラーメンチェーンはどう対応したでしょう。

290円(税込み304円)
としましたね。
ここで290円を赤く強調しているのがミソです。
600円なら「暗算で」すぐ消費税30円と計算できますが
290円だとすぐ消費税額は計算できないでしょうね。
多分8%となっても
290円(税込み313円)

とするのでしょうね
なんとなく分からないと思いませんか。
あと大事なことは
「つり銭が面倒だから」
という発想はないのです。
一円単位までしっかりもらっていますね。
見習うべきでお見事です・・・。


消費税増税論議 その6
2011.05.11

そろそろ私の説明に対して、こんな「突っ込み」が出てくるでしょう。

「納税額が増えても、お客さんから余計に消費税分もらうから
大丈夫ではないの!」

分かりやすくいえば

「消費税が5%から8%に増税されたとしても
100円ショップならお客さんから、105円でなく108円もらう
ことになるから大丈夫では?」と・・・。

多分そうくるでしょうね。それにお答えましょうか。
でも中小企業の問題は、その108円をキチンともらえるかなのですね。
ここで今から14年前の平成9年の消費税率の引き上げのときを
思い出してください。

3%から5%に引き上げられましたね。
実は多くの中小企業が、この引き上げ分を価格に転嫁できなかったのですね。
当時は、「便乗値上げ」とまで言われ価格に転嫁しづらかったのです。
100円ショップをチェーン展開するような大手企業なら、
レジの代金を自動的に引き上げれば良かったのです。
でも多くの中小商店は、値上による売上ダウンを恐れて
価格を引き上げられなかったのですね。
でもそのときはそれですんでも、翌年の確定申告の際に驚くことに
なります。

「こんなに消費税支払うの!」

さらに追い討ちをかけるように、消費税の免税点が売上3000万円から
1000万円に平成15年から一気に引き下げられましたね。

これによって課税事業者(つまり消費税を納めなければならない会社や人)が
140万人も増加したとされます。
思い出してください。
平成9年以降から長らく景気が悪化したと思いませんか。

ここで経済学者もあまり言っていないお話。
「消費税増税不況」
だと私は思うのですね。
経済学者は税金なんて「バカにして」それほど勉強していないから
こんな言葉ではもちろん言っていません。

消費税の増税がボクシングのボディブローのように
中小企業にジワジワ効いていたと思うのです・・・。


消費税増税論議 その5
2011.05.10

税理士としていろいろな会社をご指導してきましたが

「消費税は『預り金』だからいずれ税務署に納めなければならないものなのです。」

これをいくら言っても実際に難しいのですね。
ほとんどの会社は、預り金であるはずの消費税は売上代金と一緒にされ、
日々の運転資金になってしまいます。

頭で理解してはいたとしても、なかなか消費税を別に
取っておくようなところは、ほとんどなかったと思います。
だからこそ「消費税の納税がいかに大変か!」を
知っていて欲しいのです。

税金の中で儲けに対して課税される「法人税」や「所得税」は
儲かっているから納税する資金はもともとあるのですね。
でも消費税は、損益計算で赤字でも、絶対に支払わなければならないのですね。
ここが肝心なのです。


さあ!消費税の計算構造をくどくど説明してきましたが
消費税増税論議にお話を戻しましょうか。

では現行の5%が仮に8%に引き上げられたらどうなるのでしょうか?
くだんの100円ショップでもう一度説明しましょう。
「売上」が5000万円で、「仕入れ+経費」が3000万円の例でしたね。
8%なら

売上5000万円×8%=400万円

仕入れ+経費3000万円×8%=240万円

ということは400万円-240万円=160万円

なんと5%なら納付額が100万円なのに
なんと「160万円」に跳ね上がるのですね。
冷静に考えたら分かるのですが、(差額2000万×8%)
「強烈な増税」であると思いませんか!

いま密かにいわれている
「東北の復興支援に消費税を一時的に引き上げよう!」
もっともな意見だと思います。
東北はぜひ復興して欲しいと心から願います。

でも急激な増税を税務署に直接支払うことになるのは、
実際は経営者であるあなたなのですね・・・。



消費税増税論議 その4
2011.05.09

ゴールデンウィークいかがでしたか。
個人的には「自粛」していました。(どこにも行けなかった言い訳・・)
でも消費税のお話を熱く語ろうと思っていたところ
少し水を差された感じですね・・・。

よく講習会で話すネタでご説明しましょう。
「消費税の納税がいかに大変か!」
これをいつもしつこく説明しています。

また100円ショップのお話にしましょうか。
年間売上が5000万円ある100円ショップの会社としましょう。

消費税は今の税率は5%ですから、100円のものを買うと消費税は
5円となりますね。
年間5000万円の100円ショップなら、消費税は
5000万円×5%=250万円
お客さんからもらうことになります。

先日説明しましたが、100円ショップが税金250万円を
税務署に全額納めるのではなかったのですね。
実際には仕入れにも消費税がかかっているのでその分を控除できるのでしたね。
仕入れ代金以外にもその他、家賃や水道光熱費などの経費にも
消費税支払っていますから分かりや安くする意味で
仕入れ+経費 3000万円としましょう。
そうすると 3000万円×5%=150万円
消費税を支払っていることになります。
納める税金は、250万円-150万円=100万円
となります。
「100万円も取られるの!」
そう驚く方も多いです。

実際には、アルバイトの給料など人件費もあるのですね。
人件費には消費税かからないのですね。
ここがむずかしい点なのです。
この100円ショップが人件費2000万もかかっているとしましょうか。
経営的には、利益がまったくでていない状況ですね。
それでも消費税を100万円取られるということなのです。

もしこの100円ショップが、この「震災後の不景気」により、
売上急減で実際に赤字になっているかもしれませんね。
それでも、本当に「赤字でも」消費税は取られるのです。
ここは開業される方にどうしてもご理解していただかなければならない点
なのです。

この消費税の「納税問題」は中小企業の切実な悩みの種であることは
間違いないからなのです。


善福寺川緑地公園
2011.05.06

「今このブログはハワイからアップしています・・・。」

毎年ゴールデンウィークになるとそう書きたい衝動にかられます。
残念ながら、また今年も東京にいて、しかも仕事もしているので
今日はライトなネタ。

善福寺緑地公園.jpg

「チャリティー・ランをします!」
宣言してから毎日のように善福寺川公園を走っています。
桜満開の時にもアップしましたが、
今は新緑で実に美しい公園です。
川沿いが遊歩道になっていて、ジョギングするには本当によい
ロケーションです。

以前は自宅の周りを3キロくらいしか走っていなかったのですが
善福寺川公園に行くまですでに往復3キロ走ることになるので
必然的に走行距離が伸びています。

ランニングをする人は自宅の周りを走る人が多いと思いますが
これは納得します。
すぐ家に帰れる安心感が大きいのですね。
「疲れた」「足が痛くなった」「雨が降ってきた」
もうすぐ帰れますね。

でも遠い所まで走るということは、往復を考えるとかなりの距離を
走ることになるのですね。
毎朝善福寺川公園を片道で1.5キロ先まで走ることにしています。
それだけで家から往復6キロ!になるのですね。

毎朝6キロ走る税理士は私くらいでしょうか。
土日はもう少し距離を伸ばして往復で12キロ走ります。
環七から五日市街道までゆっくり走りますが
本当に今は新緑がすばらしいです。


最後にチャリティー・ランの結果を発表しましょう。
4月月間走行距離は「183キロ」になりました。
目標の200キロには到達しませんでしたが
お約束どおり、18,300円を寄付したいと思います。

その寄付の仕方なのですが、税理士ブログらしく真剣に考えました。
そのうちアップします。お楽しみに。


消費税増税論議 その3
2011.05.02

どうも「消費税」という名前そのものがよくないと、
個人的には思っております。
消費税は「消費者が納める税」と、皆そう思ってしまうのですね。


だから消費税を増税しようとする、そんな政治家がいると
「消費者の敵」
となって悪役になってしまうのです・・・。
政治家も悪役になりたくないから、消費税の問題はタブー視される。

また専門家もマスコミも悪いのですね。
消費税の増税論議が出てくると、マスコミは必ず
「サラリーマン家庭で親子四人の場合、家計への負担は・・・」
そんな論調になってくるのですね。
また我々税理士など専門家も、消費税の問題が出てくると必ず、
本題から外れて「課税仕入」とか「免税事業者」など
すぐ専門用語を並べて、知識をひけらかすだけで
結局問題を分からなくしているのですね。

消費税の仕組みを結局皆分からないまま、
「復興支援」の美談の前に、増税を受け入れてしまうのでしょうか。


お話を戻しましょう。
消費税とは、モノ売ったり買ったりする流通にかかる「流通税」だと
よく講習会でお話します。

また100円ショップの例で言いましょう。
100円の商品一個販売したら、お客さんから105円もらいます。
100円ショップはその消費税の5円を税務署に
納めるかというとそうではないのですね。

実は、消費者側の認識としては、
「100円ショップがその5円を税務署に納めている」
と考えている方も結構多いかもしれません。

その程度しか思わない方、
それ以上はご理解できない方も多いのです。
例えば100円ショップでは、
「60円で仕入れた商品を100円で売っている」
としましょう。
その場合は、60円の仕入れに対してその5%の3円を
仕入れ業者に支払っているのですね。

もしこれだけの取引しかないのなら、
(実際には絶対そんなことはないが)
5円-3円=2円
税務署に納めることになるのですね。
これが消費税の計算構造の基本的な「理屈」なんですね。

「そんなこと分かっている」
そういう経営者の方もいるでしょう。
でも、その「2円」が実際には払うのが大変になってくるのですね。

たかが「2円」かもしれませんが、その「2円」で苦しんでいる
経営者の方々が、現在どれだけいるのでしょうか・・・。


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