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吉田信康税理士事務所ブログ

ユニクロ帝国の光と影 その8

2011.06.29

すいません。ユニクロの錦織選手に始まって、ついついテニス、
マラソン・ネタで本題からかなりそれてしまいました。
(いつものことですが・・)
まだまだ言いたいことはたくさんあります。

世界一のSPA企業となったZARAのお話に戻しましょう。
ZARAの特徴は
第一に、価格設定の違い
第二に、スピード
でしたが、

第三に「少量多品種」ということも重要なのです。
ようするに「売れ切れ御免」の戦略です。ユニクロは品目を絞り込んで
大量生産することにより、コストを引き下げたのでしたね。

ZARAはその逆です。製造コストのアップにつながらないのではないかと
思いますよね。
この第二点のスピードと第三点の少量多品種を可能にするには
自社工場を持つことでカバーしているのです。
これは驚きました。
ここまでで十分ユニクロと真逆の企業だと気がつきますよね。
ユニクロは戦略的に自社工場を持っていません。
中国など発展途上国で生産委託し、貨幣価値の差で生産コストを
引き下げるビジネスモデルでした。

確かに安い製品はできるかもしれませんが、海外の工場に委託して
生産を外注すると、どうしても企画から製品が出来上がるまでの時間
(これをリードタイムというそうです)が長くなり、何ヶ月も前に
客の好みを推測しなければならないという危険が常にでてきます。

これに対してZARAは自社工場と物流センターまでを
本社近くに持つことで、企画から販売までのリードタイムを
わずか2週間に短縮できる。
これはすごいですね。
日本にも原宿や青山などでデザイナーが情報収集したファッションを
すぐさまスペインの企画部隊に持ち込み、その2週間後にもう
日本の店頭で売られている・・・。
しかもそれが、大量に売られるのではなく、少量多品種で・・・。
これは間違いなく売れますよね。もちろん多少高くても・・。

しかも感心したことはZARAでは各店舗で、毎日店員が
「顧客が試着したけど買わなかった商品を集めて検討会が行われる・・・
顧客が買わなかった理由が、色なのか、デザインなのか、それとも価格なのか」
そういうデータがすべて本社に集約されるそうです。

それでもう2週間後にそれを取り入れた商品が店頭に並べられる・・・。
これは本当にすごいと思います・・・。


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