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吉田信康税理士事務所ブログ

夢をかなえるゼイ 炎の受験生編 その9

2011.08.11

科目選択の本音


本当に「夢を持って」この税理士試験にチャレンジしようとする人たちのために
この科目選択について熱く語ってみましょう。


さて税法科目は3科目受からなければならないと申し上げましたが
そのうち、「所得税法」または「法人税法」のどちらかは必修として選択しなければ
ならないのですね。(試験科目の詳細については こちら

会計事務所は法人のお客さんが基本ですから、当然ですが法人税法を
選択する人が多いようです。
税理士として法人の顧問を持つと、5年に一回くらいは法人税の調査が
必ずありますからね。
やはり法人税法を知らないと本当の意味で「飯の種」にありつかないのです。
ただ法人税法は一番ボリュームのある科目です。
これに苦労する受験生も多いのですね。

でも、所得税法を勉強しないでよいかというと、個人の確定申告は
毎年3月に必ずあります。法人のお客さんにはオーナーがいて、
そういう方々は不動産などをお持ちの場合が多くて、
確定申告は必ずと言っていいほど必要なのです。
ですから、実務についたら、やはり法人税法と所得税法は知らなければ
始まらないのです。
でも所得税法の試験のボリュームも大変な量なので、それを避ける受験生も多く、
実際に所得税法を勉強しないで税理士になった人も多いのです。
そういう先生は確定申告のシーズンは困るでしょうね。
「知ったかぶりの顔」で仕事を受けているからなのです。(内緒)

またご高齢の顧問先を持つと必ず相続のご依頼、ご相談があることも多いです。
そうなると相続税法も知らないといけない・・・。
ただ実務的には法人税法とともに消費税法も勉強すべきだとも本当に思います。

ただ今の受験生像としては、法人税法は勉強するももの、あとは消費税法と
あと残りの一科目はボリュームの軽い税法を選択してしまうイメージでしょうか。
結果的に所得税法と相続税法を勉強しないまま税理士になってしまう・・・。

それでも試験に合格すればよいのでしょうか。
どうもこの試験制度はやはりおかしいと思っております。


私は医師の国家試験制度は知りません。でもあえて喩えて言えば、
医師になるには、「内科」と「外科」と「皮膚科」の試験のうち一科目を
合格しなければならないとします。

「皮膚科」の試験科目を合格した医師が、「内科クリニック」を開業したようなものです・・・。
水虫の治療の得意な方が、風邪の処方箋を書いている・・・。

ただ医者はこのように自ら「・・科」と専門分野を特定しますが、
税理士はすべて何でもできてしまう「総合病院?」ですね。
やはりおかしいと思いませんか。
(言い過ぎかもしれませんが、この業界の向上のために反論はいつでもお受けします)


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