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吉田信康税理士事務所ブログ

夢をかなえるゼイ 炎の受験生編 その17

2011.08.24

人生のどん底


会計事務所の就職をいったんあきらめ、勉強時間を確保するため、
12月の合格発表まで警備会社で働くことにしました。

当時、大原簿記学校にT先生という所得税法の名物講師がいました。
その先生の講義をどうしても受けたかったのです。

週4日だけ働き、残りの3日間はその先生の講義を受ける
かなりハードな毎日になりました。


T先生はさすが、カリスマ講師といわれただけのことがあります。
その先生に税法の考え方から教わったと思います。

「これが税法の世界か・・・」

ますます税金の勉強が好きになっていくのが自分でも分かりました。
20年近く経った今でも、税法解釈で迷った時は
「T先生ならどう考えるだろう?」
よく思います。


しかし、勉強することはそれで良かったのですが、一方で
働きながらの受験勉強は確かに大変でした。
それまで、ただ勉強していたら良かった天国の世界とは
180度異なりました。


警備会社での仕事とは、大型スーパーの駐車場の交通誘導でした。
工事現場でよく見るアレですね。
でも一日中立ちっぱなしのため、夜は疲れて何もできず、
なかなか勉強が進まず悩みました。

それで、税法の理論のカードを縮小して胸ポケットに入れ、
警備の仕事中にも勉強することにしました。

ただ警備の仕事の何が辛いかというと、雨でもカッパを着て、
立って仕事しなければならないのです。
大雨の日よく思いました。

「これで合格していなければただの警備員か・・・」

心が折れそうな時でした。
バブリーな証券マンから税理士へと夢をかなえるための脱サラでした。
でもそこに、合格もしていない、ただの警備員となった自分がいました・・・。

その時、空調の効いた自習室でぬくぬく勉強しているライバル達の顔が
浮かびました。

「負けたくない・・・」

大雨の日に、ずぶぬれになりながら理論を覚えた経験がある受験生は
あまりいないでしょう。
人通りもまばらな広い駐車場で、大声を出して理論を暗記している受験生が
そこにいました・・・。

「絶対に受かってやる!」

その願いが信念に変わった時でした・・・。


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