税理士コラム | 税理士紹介25年、税理士紹介のパイオニア「税理士紹介センタービスカス」

税理士 紹介ビスカス > 税理士コラム

税理士コラム

吉田信康税理士事務所ブログ

夢をかなえるゼイ 炎の受験生編 その30

2011.09.12

人生の岐路


時代背景としては、その後上場公開ブームとなり、
ホリエモンに象徴されるようなITバブルが訪れます。

上場前の企業に入社して、自社株やストックオプションを
取得することにより「株長者」になること。
それは元証券マンとしては、望むところだったのかもしれません。
一方で急成長している企業に、経理部長として入社することは
現場の経理と上場公開の経験を積むことでは
「キャリア・アップ」という意味では、かなり有効だったのでしょう。

でも、その社長のありがたい申し出は、結局のところは
丁重にお断りしました。

「税理士になるために脱サラしたのだ!」

やはりその決意は固かったのです。
株長者になる見込みもあったでしょうけど、
そんなフロックみたいな錬金術も何となくイヤでした。

実は、その会社だけでなく、野村證券の元上司からそんなお話も
数件いただいていました。


当時は、経理実務や税金が分かって、しかも上場公開のことが
分かる若手の方は確かに貴重だったのでしょう。
そういう道に進む選択肢もあったかもしれません。
そうすれば税理士試験という苦行から開放もされましたが・・・。


経理人として、つまり職人としての腕は確かに上がっていると
思っていました。
再三、料理人に喩えていますが、料理を極めて、例えば「帝国ホテルの
シェフになること」、また「吉兆の花板(料理長のこと)になること」 、
それらは料理人として最高の勲章なのでしょう。

でも、こんな言い方すると失礼かもしれませんが、帝国ホテルのシェフでも
吉兆の花板でも、サラーリーマンはやはりサラリーマンですよね。
脱サラした以上、いつまでもサラリーマンはやっていたくなかったのです。
つまり同じ料理人でも「オーナーシェフ」になる夢を見ていました。
小さな店でもいいから、自分がオーナーとして腕を振るってみたいと
料理人ならきっと誰でも思うはずです。


しかし、そのためには国家的お済みつきのある「調理師免許」つまり
「税理士の免許」はどうしても必要だったのです。


入社3年目。貴重でしかも特殊な実務経験を多く積むことができました。
でもその代償はありました。
仕事に熱中し過ぎていたあまり、実はその肝心な税理士試験の勉強は
おろそかになっていたのです。

結局また一年を棒に振ることになってしまったのです・・・。


ブログトップページ

最近の記事
カレンダー
カテゴリ
税理士紹介ビスカス
コメント
アーカイブ