「財務応援」はどんな会計ソフト?
機能や特徴を徹底解説
「財務応援」はどんな会計ソフト?  機能や特徴を徹底解説
最終更新日:
2019/7/8
 
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法人や個人事業主が日々の取引を記帳するときには、会計ソフトが必須です。会計ソフトは多くの会社が発売していますが、「財務応援」もその1つです。会計ソフトを選ぶ場合は、自社に合ったものにする必要があります。そこで、ここでは「財務応援」の会計ソフトの特徴や種類、それぞれのソフトでできることを解説します。

会計ソフト「財務応援」の特徴とは

まずは、会計ソフト「財務応援」の特徴から見ていきましょう。「財務応援」は、デジタルプリンターやインクジェットプリンター、精密機械などを製造・販売しているセイコーエプソン株式会社が手掛ける会計ソフトです。

 

会計ソフト「財務応援」の特徴は、入力から決算処理までを簡単・安心にできるよう開発されたソフトということです。伝票入力から高速入力までスキルにあった入力形式が選択できるので、会計初心者から上級者までレベルを選ばずに使用できます。

また、最新の税制改訂情報など会計業務に必要な内容が記載されたポータルメニュー「Eiボード」が標準搭載されており、業務開始前にチェックすることで、知識漏れによる間違いを防ぐことができます。

 

同社が提供している給与や請求書、法人税の各ソフトと連携が可能なことはもちろん、CSV形式ファイルを取り込める点や、他社が提供する連携ソフトともシステム連動して、自社に合わせたさまざまな運用方法が可能な点も、会計ソフト「財務応援」の特徴です。

会計ソフト「財務応援」の種類と機能

会計ソフト「財務応援」の種類と機能

会計ソフト「財務応援」は、大きく分けてパソコンにインストールして使うパッケージ版のものと、インターネット上で起動して使うクラウド対応版のものがあります。複数の料金プランが用意されており、各プランによって使える機能が異なります。会計ソフト「財務応援」のラインナップは下記の通りです。

①財務応援 R4
製品名 機能・特徴 基本料金(税別)
財務応援 R4 Premium
  • 法人(一般、簡易建設、簡易医療)向け
  • 登録できる会社数は無制限
  • さまざまな入力画面 高速入力可能
  • 付箋機能や各種辞書など豊富な入力支援機能
  • 部門管理・本支店合併
  • 電子帳簿保存・仕訳履歴管理対応
  • 消費税申告書の作成が可能
  • 同社や他社の各種システム間の自動連動
  • ポータルメニュー「Eiボード」搭載
  • キャッシュフロー計算書・四半期決算対応
  • 豊富な経営分析が可能
製品代
300,000円
追加1ユーザー 150,000円
年間保守料金
38,000円
追加1ユーザー
10,000円
財務応援 R4 Lite+
  • 法人(一般、簡易建設、簡易医療)向け
  • 登録できる会社数は無制限
  • さまざまな入力画面 高速入力可能
  • 付箋機能や各種辞書など豊富な入力支援機能
  • 部門管理・本支店合併
  • 電子帳簿保存・仕訳履歴管理対応
  • 消費税申告書の作成が可能
  • 同社や他社の各種システム間の自動連動
  • ポータルメニュー「Eiボード」搭載
製品代
150,000円
追加1ユーザー 100,000円
年間保守料金
30,000円
追加1ユーザー
10,000円
②Weplat 財務応援 R4 クラウド対応版
製品名 機能・特徴 基本料金(税別)
Weplat 財務応援 R4 Premium
 
  • 法人(一般、簡易建設、簡易医療)向け
  • 完全無料で自動アップデート
  • クラウド経由で会計事務所とのデータ受け渡し可能
  • 金融取引やPOSレジのデータを自動仕訳化
  • 登録できる会社数は無制限
  • さまざまな入力画面 高速入力可能
  • 付箋機能や各種辞書など豊富な入力支援機能
  • 部門管理・本支店合併
  • 電子帳簿保存・仕訳履歴管理対応
  • 消費税申告書の作成が可能
  • 同社や他社の各種システム間の自動連動
  • ポータルメニュー「Eiボード」搭載
  • キャッシュフロー計算書・四半期決算対応
  • 豊富な経営分析が可能
年額72,000円
 
Weplat 財務応援 R4 Lite+

 

  • 法人(一般、簡易建設、簡易医療)向け
  • 完全無料で自動アップデート
  • クラウド経由で会計事務所とのデータ受け渡し可能
  • 金融取引やPOSレジのデータを自動仕訳化
  • 登録できる会社数は無制限
  • さまざまな入力画面 高速入力可能
  • 付箋機能や各種辞書など豊富な入力支援機能
  • 部門管理・本支店合併
  • 電子帳簿保存・仕訳履歴管理対応
  • 消費税申告書の作成が可能
  • 同社や他社の各種システム間の自動連動(一部)
  • ポータルメニュー「Eiボード」搭載
年額30,000円
 
Weplat 財務応援 R4 Lite
 
  • 法人(一般、簡易建設、簡易医療)向け
  • 個人(一般、不動産、農業)可能
  • 完全無料で自動アップデート
  • クラウド経由で会計事務所とのデータ受け渡し可能
  • 金融取引やPOSレジのデータを自動仕訳化
  • 登録できる会社数は無制限
  • さまざまな入力画面 高速入力可能
  • 付箋機能や各種辞書など豊富な入力支援機能
  • 部門管理(一部)
  • 個人青色申告決算書の作成が可能
  • 同社や他社の各種システム間の自動連動(一部)
  • ポータルメニュー「Eiボード」搭載
ダウンロード版 年額20,000円
CD-ROM版
年額22,000円

どの「財務応援」を選ぶべき?

上述したとおり、会計ソフト「財務応援」はパッケージ版とクラウド対応版があり、それぞれ複数の料金プランがあります。顧問税理士が会計ソフト「財務応援」を使っている場合は、原則、どの料金プランを選ぶかは顧問税理士と相談になります。

 

会計ソフト「財務応援」は基本、企業向けのソフトで、個人事業主に対応しているソフトは、「Weplat 財務応援 R4 Lite」のみです。

パッケージ版とクラウド対応版では基本の仕様は同じですが、購入初年度はクラウド対応版の方がコスト面で優遇されています。クラウドに抵抗がなく、初期導入費用を抑えるのであればクラウド対応版を、クラウドに抵抗がある場合はパッケージ版を選んだ方が良いでしょう。

会計ソフト「財務応援」のメリットとデメリット

会計ソフト「財務応援」の導入を検討する際には、メリットとデメリットをしっかり把握しておく必要があります。そこで、会計ソフト「財務応援」のメリットとデメリットを見ていきましょう。

会計ソフト「財務応援」のメリット

会計ソフト「財務応援」のメリットには、次のようなものがあります。

①スキルにあった入力ができる

会計ソフト「財務応援」では、振替伝票、入金・出金伝票などの伝票形式、現金出納帳や売掛帳といった帳簿入力形式など、さまざまな書式に対応しているほか、付箋を付けることで、次月に仕訳を一括コピーすることができる付箋機能など、入力支援機能が充実しています。そのため、会計担当者のスキルにあった入力が可能です。スキルレベルの異なる複数の会計担当者がいても、同じソフトを共有して入力できるので効率的です。

②税制改正などの情報提供がある

標準搭載されているポータルメニュー「Eiボード」では、税制改正などの情報提供が行われています。大事な情報の取得漏れを防ぐことができ、間違いを予防します。

③会計事務所との連携が可能

クラウド対応版なら、クラウド経由で会計事務所とのデータ受け渡しが可能です。タイムラグなくやり取りができるので、現在の経営成績などをすぐに確認できます。

会計ソフト「財務応援」のデメリット

会計ソフト「財務応援」のデメリットには、次のようなものがあります。

①ランニングコストがかかる

会計ソフト「財務応援」は機能面で優れている代わりに、他のソフトより価格が高くなっています。導入の際には、費用対効果をよく考える必要があります。

②個人事業主や小規模企業にとっては機能が多すぎる

会計ソフト「財務応援」は、どちらかというと大企業向けのソフトです。そのため、多くの機能が付いていますが、個人事業主や小規模企業にとっては、逆に機能が多すぎ、使いこなせないというデメリットもあります。

まとめ

会計ソフト「財務応援」にはパッケージ版とクラウド対応版があり、それぞれに機能・特徴が異なるプラン(製品)があります。大事なのは、自社に合ったもの、使いやすいものを選ぶことです。まずは、自社にとってどの機能が必要なのかを考えて、最善の会計ソフトを購入しましょう。

長谷川よう
会計事務所に約14年、会計ソフトメーカーに約4年勤務。個人事業主から法人まで多くのお客さまに接することで得た知見をもとに、記事を読んでくださる方が抱えておられるお困りごとや知っておくべき知識について、なるべく平易な表現でお伝えします。
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