税理士コラム | 税理士紹介25年、税理士紹介のパイオニア「税理士紹介センタービスカス」

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税理士コラム

吉田信康税理士事務所ブログ

iPad 買えません!
2010.05.31

いま話題のiPadです。
どうもソフトバンクの戦略か!と思うくらい予約が殺到しているらしいですね。
「iPadはこれからのビジネスを変える!」
「ノートパソコンでもなくスマートフォンでもない新しいカテゴリー!」
もういろいろと騒がれている(煽られている?)のですね。

ipad.jpg

新し物好きの私としても、どうしても触ってみたくなり、
週末にわざわざ新宿の量販店を覗いてみました。

まずYカメラにいくとかなりの人だかりです。
なかなか触ることもできません。
順番待ちの末ようやく触ってみました。
結構重いのですね。

「新しい読書のスタイル」
それが気になっていたのですが、ちょっと重いのではないでしょうか。
文庫本や新書版を手軽に持ち運べて、どこでも自由に読める感覚から
あれを持ち運んで読書というのも、まだかなりギャップがありますね。

読書機能以外も、あれこれ触ってみましたが、
「蓋のない小さなノートパソコン」というか
「キーボードのない画面だけのノートパソコン」
見たいな感じで・・・。
あまり動画や写真のニーズのない私としてもどうかなと・・・。

そう感じても、「これからのビジネススタイルを変えるかもしれない。」
そう思うと少し欲しくなってきました。
取りあえずいつ手に入るのか聞こうとしたら、
「購入時期は予約の際に教えます」
そんな「変な?」張り紙がありました。
しかたがないので、どこで予約するのですか?聞いてみたら
なんと店員もその予約場所が分からない。
たらいまわしにされて、ようやく予約受付場所にいくと、
これもまた長蛇の列・・・。しかも店員もいない・・・。

「これはダメか!」
とあきらめてY電機へ。
ここもでしきりに予約を勧めている。
「いつ手に入るのですか」
スバリ聞いたら、
「早くて7月です。8月以降になるかも・・・」

「なんだ!それ?」
「本当は4月発売を5月に延期した事情を考えてください・・・」
なんか変に強気の説明。嫌な感じですね。
結局買う気はうせてしまいましたね。


ものがないのに発売開始?
3ヶ月も待つのは変だと思いませんか?


クルム伊達選手のあきらめない気持ち
2010.05.28

テニスの全仏で快挙です。

クルム伊達.jpg

1回戦であのクルム伊達公子選手がサフィナ選手に勝ちしましたね。
世界ランキング72位が昨年準優勝した同9位の選手を破ったのだから
本当に快挙ですね。

ましてや、12年間もブランクがあった39歳の選手が
全盛期と言える24歳の選手に勝ったのだからすごいですね。

女性に対して、年齢のことを話題に上げると大変失礼かもしれませんが
海外ではかなり話題のようです。

「女人四十、依然として花」
絶賛されているようです。

この言い方、「アラフォー」なんてトンでもなく失礼な言い方と違って
非常によい賛辞ですね。

試合前に痛めた足が痙攣しながらも最後まであきらめないで
勝ったそうですが、そのスピリッツに脱帽ですね。
普通ならそこまでできないはずですからね。


実は先日税理士会のテニスの大会があったのですが
ベスト8まで進みながら(ちょっと自慢)、最後は2-6で負けてしまいました。
2-5となったときに、心のどこかであきらめている自分がいました。
結局あとは緊張感がなくなって、ダブルフォルトの連発・・・。

やはりスポーツでも何でもあきらめてはいけませんね。
伊達選手にあらためて教わりました。

3月決算もあきらめてはいけません!?(当然そんなことないですが・・・)
仕事もまだまだこれからが全盛期!伊達選手を見習いましょう!!

「男五十、依然として花」・・・?


プレミアム宇治抹茶ロールケーキ
2010.05.27

大好評!新商品紹介シリーズ!?

先日ローソンネタをやってから、本当にローソンに足しげく
通うようになりました。
毎日遅くまで決算に追われ、つい夜に甘いものを食べるように
なりました。
これはまずいかな・・・。

宇治抹茶ロールケーキ ローソン 2.jpg

これは新商品です。
ご紹介したウチカフェスイーツがどうも気になります。
大人気「プレミアムロールケーキ」の新バージョンです。

ロールケーキが最初から丸く切られていて、しかもがっついて
食べるのでなくスプーンでおしゃれに食べるのが女性に
人気らしいです。
ローソン一流のマーケティング戦略だとは思いますが。
新商品の方は抹茶の香りが結構していてウマイです。
個人的には、定番のロールケーキのクリームも好きです。

ところで、このネーミングがいいですね。
「プレミアム」
とつけいています。
サッカーのイングランドの「プレミア・リーグ」のようで
グレードが高い感じですね。
サッカーのワールドカップを前に、この「プレミア」、「プレミアム」という
上品なネーミングが流行そうですね。


でも決算太りに気をつけましょう・・・。


強烈な努力 続編
2010.05.26

以前このブログでご紹介した棋士の藤沢秀行さんの
「強烈な努力」
の扇子が手に入りました。

強烈な努力.JPG

日本棋院で限定販売だったので、思わず衝動買いしてしまいました。
使うのをためらってしまうほど立派な扇子なので
お約束どおり、事務所に飾ることにしました。
秀行先生の遺志にあやかり、毎日これをながめつつ、
日々私も「強烈な努力」をしていこうと思っております。

きっとこれから当事務所に訪れる方は、このウンチクを
聞かされることになるのでしょうか。

そういえばお孫さんの藤沢里奈さん(11歳)がプロデビューを果たし
昨日そのデビュー戦だったそうですで。
緒戦は残念ながら黒星スタートだったらしいですね。
あの長島さんだって4三振デビューだったのだから、
まだまだ大丈夫です。
棋界を背負うような立派な棋士に育って欲しいものです。

ということで
「強烈な努力」で
まだまだ3月決算ガンバリます!


キリン休む日のAlc.0.00%
2010.05.25

新機軸!新商品紹介シリーズ!?

もう毎日3月決算に追われております。
まったくお酒なんか飲む暇もない・・・。
でも「取りあえず」ビールでも飲むと、さらにお酒を何か飲みたくなって、
また食事も進むし、そうなると酔っ払うし、眠くなって寝てしまう・・・。
結局仕事がはかどらない・・・。

この悪循環を打破するために、今ビールを飲まないようにしています。
それで実は意を決して、スーパーで、今流行の完全ノンアルコールの
ビールを大量に買いこんでみました。
一番売れているのが、キリンのフリーらしいですね。
以前飲んだことはありますが、正直美味しくないです。
普段美味しいビールに飲みなれている方には
まだまだ口には合わないのでしょうね。

しかし、先日テレビでやっていましたが、
確かに車を運転している人には朗報でしょうし、
身体の悪い方や、妊婦さんなど飲めない方には
素晴らしい商品なのでしょうね。

これが出たばかりのキリンの新商品。

キリン休む日のAlc.0.00.jpg

休肝日に飲むビールらしいです。
それもオルニチンというシジミが入っているというもの。
シジミは肝臓にいいらしい。
でも休肝日なのだから飲まないほうがもっといいとも思いますが
酒飲みの心理をついた商品で、確かに面白い売り方ですね。

個人的にはキリン・フリーより美味しいかも。
「仕事をするために飲んでいます!」
こういう飲み方もあるということをキリンビールに伝えなければいけませんね。

いかに美味しく飲むか?も研究しています。
一気に飲んでのど越しだけで「味わう」のがよいようです。
決して味をかみ締めるように飲んではいけません。
所詮まだまだ代用品ですから。
アサヒやサントリーも飲んでみましたが、残念ながらもう一つですね・・・。

しばらくはこれで我慢です。
決算が終わったら、ビアガーデンでも行くぞ!!・・・
ガンバ。


NHKドラマ「チェイス国税査察官」 その4
2010.05.24

やはり「火曜サスペンス劇場」みたいに終わってしまいましたね。
でもドラマとしては非常に面白かったです。
江口洋介とARATAの演技力、迫真のカラミなど
また麻生久美子さんなど脇役も良かった・・・。

サスペンス劇場なら、最後は東尋坊が出てきて、断崖絶壁の場所で
決闘をやって、そのあと涙ながらの種明かしを・・・。
という「お決まり」があるのでもなく、
予想した「水戸黄門」の格さん助さんが、お決まりの国税庁の「印籠」だして
成敗するのでもなく、
それをまったく裏切るエンディングでした・・・。
本当に意欲的な作品でしたね。

肝心の税務スキームなんてお話はどこか吹き飛んでしまいました。
ただ予想通り、犯人は死んでしまいましたね。
あのまま5000億円をスイスの口座に移し変え黙っていたら
本当に完全犯罪が成立してします・・・。
そんな「脱税のススメ」みたいなドラマは、
やはりNHKとしてはできないのでしょう。

最後に、いまさら「ツッコミ」しても、し方がないのでしょうが、
一度「多摩税務署」に異動した主人公が、なんでまた
9階(査察実施班)の「ガサいれ」のリーダーになっているの?
というところでしょうか。
まあ細かいところはいいのでしょうね。


ところで、犯人の母親役で歌手のリリイが出ていましたね。
オジサンなら誰でも知っている歌手ですね。
30年以上も前ですが、大ヒットした曲「私は泣いています」を
ご存知ですか?

「私は泣いています♪ ベットの上で~♪」


でも、国税査察官が打たれて死にそうになったり、
天下のNHKのドラマで、国税の方を「犬」呼ばわりしていたのは
どうだったのでしょうか?
国税査察官の方々の苦労はよく分かったのですが
このドラマの中で描かれていた査察官が、
正直現実と違いすぎて、少しかわいそうでしたね。

「査察官も泣いています♪ NHKのせいで~♪」


辛そうで辛くない少し辛いラー油
2010.05.21

今話題の商品。
これは本当に美味しいです。


少し辛いラー油.jpg

人気が出すぎてなかなか手に入らないとまで言われていますが
ようやく買って食べてみました。
暖かいご飯にかけると最高!です。
豆腐にかけるのもオツなようです。
酒のツマミにも十分なります。

まずこのネーミングにビックリですね。
辛いんだかどうか分からない名前ですね。
ご存知「ごはんですよ」で有名な桃屋の新製品。

ラー油というのは今まで餃子の時くらいしか食べなかったのですが
こんな食べ方があるのですね。

これは一つの食文化ですね。
先日上海万博のテレビをやっていましたが、
日本からあの「はなまるうどん」が進出しているそうですね。
中国人にあっさりとした醤油うどんというのは、
味覚の違いからでしょうか。
最初は、なかなか売上が伸びなかったそうですが、
ラー油を調味料においたところ、これが大評判になったそうです。

日本人としてまだまだ未開拓のラー油です。
今後いろいろなレシピが出てくるのでしょうね。


「ラー油パワー」で3月決算を乗り切ります!
ガンバ!


ガラスの巨塔(今井彰) その3
2010.05.20

数年前にミャンマーで取材中のカメラマンの長井さんが
射殺された事件がありましたね。
「どうしてそんな危険なところに・・・」
誰しも思ったと思います。
でもこの本読んで、報道マンの強烈なスピリッツを
少しでも理解することが出来たのかもしれません。

湾岸戦争の際に、その頃「視聴率ゼロパーセントの」深夜番組の
「三流」ディレクター(失礼!)であった今井さんは、
命がけの取材を慣行します。
どうしてもバクダットの取材をするために、
フセインの名前を拝借して、偽の取材許可証まで作ってしまいます。
一歩間違えてたら、本当に長井さんのように射殺され
国際的に大問題となった取材だったかもしれません。
それを決意の思いで実行して、湾岸戦争のスペシャル番組を作成し、
なんとその番組が文化庁芸術作品賞まで受賞してしまいます。

これはすごいですね。
これで今井さんは一気に昇進していくのですが、
そのあとの「プロジェクトX」でも、当初は相当苦労したみたいです。
まさに波乱万丈です。


「ガラスの巨塔」という題名はお分かりの通り
山崎豊子さんの「白い巨塔」を意識していますね。
ご存知の通り、主人公の財前五郎に田宮二郎や唐沢寿明が扮して
大ヒットしたドラマです。

この「小説」をモチーフに、自分自身を主人公とした「プロジェクトX」を
制作してほしいものですね。
きっと彼もそれを意識して、脚本くらいもう書いているのかもしれません。
主役はまた江口洋介さんがいいですね。
多分というか絶対NHKでは放映できないでしょうから
民放ですかね。
いっそ映画化してもいいのではないでしょうか。

NHKをこれ以上批判してもし方がないので、
今後の今井さんの活躍に期待したいですね。
ワクワクしながら見て、感動したあの「プロジェクトX」のような番組を
また作って欲しいものです。


プロジェクトXのエンディングに必ず流れる中島みゆきの
「ヘッドライト・テールライト」も私は大好きでした。

ヘッドラ~イト♪  テールラ~イト♪
旅はまだ~♪ 終わら~ない~♪

今井さんの旅もまだまだ終わらない・・・。

(ガンバレNHKシリーズ おしまい)


ガラスの巨塔(今井彰) その2
2010.05.19

「怪文書が多い業界は3つ。
銀行と役所、そしてNHK。
理由は簡単でこれらに共通するのは人様のお金をタダでいただけること。
預金に税金に受信料・・」

一番面白かった箇所です。
「なるほど!」
妙に納得してしまいました。
「怪文書」という言葉ご存知ですか。
申し訳ないですが、私は証券会社にいたときはまったく知りませんでした。
最近知った言葉です。

これらの業界で人事異動の季節になると、この「怪文書」が
飛び交うそうです。
たいへんな業界なのですね。
まさに世間からの風当たりが強い業界なのです。
数年前に、あるNHKアナウンサーがタクシーの運転手をなぐったと
いうことで結構な事件になりましたね。
これら業界では痴漢のニュースが、なぜかよく新聞沙汰になります。
マスコミや世間から批判されやすい業界だからこそ、
本当の事件でなくても、この「怪文書」で事件にされてしまうのですね。

この著者もあまりにも出世が早すぎて、
この「怪文書」で叩かれることになります。
ある女性の上司からこう忠告されます。
「この会社(NHK)はね、横並びじゃなければいけないのよ。
飛び出しちゃまずいのよ。毒にも薬にもならない男ならともかく、
なまじ出来るといけないの・・・。」

本当に大変ですね。
人事評価は「加点主義」でなく「減点主義」なのでしょうか。

そういえば先週のNHKのドラマ国税査察官で
主人公がヘマしたらすぐ、「事なかれ主義の」上司から、
左遷を命じられる場面がありましたね。

体質が似ている国税庁とNHKでは日常茶飯事の出来事なのでしょうか。
妙にリアルティが出ていて見事な演出だったと思ったのは
私だけでしょうか・・・。



ガラスの巨塔(今井彰) その1
2010.05.18

NHKつながりで、ぜひご紹介したい本を。

ガラスの巨塔.jpg

新聞広告の
「この小説を書くためにNHKを辞めました」
につられて思わず衝動買いして、またまた幻冬舎の策略に
引っかかってしまいました・・・。

単なるNHKの暴露本か何かと思ったら違いますね。
これは実に面白い本です。
現在3月決算で、メチャメチャ忙しいのですが
一晩で一気に読んでしまいました。
NHKに対する考え方が変わりますね。

かつて「プロジェクトX」という、NHK最大の人気番組があったのを
ご存知でしょうか。
中島みゆきが
「風の中の~♪ すば~る~♪」
と歌って大ヒットした、あの番組です。

私はこの番組が大好きでした。
ちょうど開業してまだまだ数年の頃、あれこれ苦労していた時でした。
この番組でずいぶん勇気つけられましたね。
サラリーマンの方なら、そう思った方多いのではないでしょうか。
毎回無名の方が主人公になり、努力の結果成功するという
サクセス・ドキュメンタリーでした。

その「プロジェクトX」のプロデューサーであった方が書いた本です。
「こうやってプロジェクトX」は作られていたのか・・・。
かつてのファンとしては、そこだけでも面白く読めます。
しかし、あまりにも人気が出すぎて、このプロデューサーは社内で
誹謗や妬みを受けてしまいます。

この番組の最後は、「番組やらせ疑惑」が出たり、NHKそのものが
不祥事で批判を浴びていましたね。
「でも実際はそうだったのか」と妙に納得してしまいます。

「言い訳」、「弁明の本」だと言う方もいるみたいですが、
サラリーマンとして、なぜか感動する人も多いでしょう。

ノンフイクションとしないであえて「小説」と言っています。
その理由を私はこう思います。
最後にNHK内で、気に入らない上司をぶん殴る場面が出てきます。
誰も指摘しませんが、ここだけは事実と違うのではないかと思ってしまいます。
だからこそ「小説」とした・・・。

気に入らない上司を、「小説の中だけでも、ぶん殴ってやりたい。」
サラリーマンなら誰しも、一度くらいは思うのではないでしょうか・・・。



NHKドラマ「チェイス国税査察官」 その3
2010.05.17

なんだか「火曜サスペンス劇場」みたいな展開になってきたので
税金に携わる者としてはもう「突っ込む」のは、やめようと思っていましたが
先週の放送を見てコメントせざるをえなくなってしまいました。

NHKも力をいれているせいか「脱税スキーム」をわざわざHP上で
公開していますので、ぜひご覧になってください。
「これを見て真似しないでください。」
とは書いていませんね。
よくバラエティ番組で、「子供は真似しないで下さい」という
テロップが流れますが、これだけ大真面目に書いておいて
そんな人は出ないのですかね。
最終回にこれを実行しようとした人が、
全員殺されるか、国税庁の格さん助さんが出てきて印籠を出してから
一網打尽にしてしまうのでしょうね。
まあこんなこと真似する人も絶対いないとは思いますが・・・。

しかし、少し「幼稚な脱税策?」ですね。
もう少し「もっともらしい」スキームにして欲しかったですね。

株を使った相続税の節税策?をやっていましたが、
資産6000億円を全部株に買え、死ぬ直前にわざと暴落させて
資産価値を100分の1にする。
そうして、本来の相続税3000億円から27億円に節税する・・・。
「ホンマかいな?」
と誰でも思うでしょうね。

その暴落した株が元の値段に戻ったときに株を売却して
現金に買える・・・。
そんな「手品みたいな」ことはまずできないでしょうね。
税法以前の問題で、「相場操縦」ということで、金融証券取引法により
捕まってしまいます。

25年以上前のことになりますが、証券会社の新人研修のときのことを
思い出しました。
税法を勉強した時に私もそんなことを考えましたね。
証券が分かっていない素人さんが思いつくことでしょうね。

でもあと1回。結末が楽しみです。


砂漠で梨をつくる(吉岡秀子著) その5
2010.05.14

ローソンシリーズの最後に「イノベーション」のことをもっと掘り下げて
申しあげておこうと思います。

この「イノベーション」というのは、成長企業のキーワードですね。
ドラッガーも何度も言っています。

「イノベーションとは新しい満足を生み出すことである・・・。」

ローソンの新波社長もこのキーワードを好み、
常にイノベーションしているようです。
おにぎり革命や生鮮コンビニなどなど・・・。
ライバル企業セブンイレブンに追いつき、追い越すには、
既存の発想ではダメなのでしょうね。

数年後にはコンビニが、また新たな業態に変わるかもしれません。
昨日申し上げた、「郵便局にコンビニ」という発想は
ものすごい斬新なことだと感じませんか。


例えば、コンビニで今や納税ができるのなら、コンビニでいずれ確定申告が
できるようになったら面白いですね。
自宅のパソコンで申告ができる時代です。
技術的には簡単なのでしょうね。

海の向こうの米国では、確定申告の時期にコンビニで当たり前のように
申告ソフトが売られているのです。
それを買った人がその場で、申告できたらこれも便利ではないですか。
そのソフトの使い方や、さらには、コンビニで記帳指導が受けられる。
さらには税務相談もできる・・・。
そんなサービスがあるコンビニ・・・。
電子申告がより普及し、国税庁が泣いて喜びますよ。
しかし、こんな「バカなこと」はまだ誰も言っていないですが・・・。

でも新波社長は郵便局内にローソンを出店させた方です。
コンビニ内にポストができて、郵便サービスが受けられますね。
ということは郵便という公の機能自体が、コンビニに解放されたと
思いませんか?

これはコンビニによって大打撃を受けつつある『や』のつく商売を
決して対岸の火事だと思ってはいけませんね。

「砂漠に梨を作ってやろう!」と考えてくるくらいの企業です。
「温室で楽をして生産性のない企業」は間違いなく滅んでしまいますね。

とにかく世の中常に
「イノベーション」です!

(ローソン・シリーズおしまい)



砂漠で梨をつくる(吉岡秀子著) その4
2010.05.13

まだまだ続くローソン・ネタ。
コンビニから見る日本経済予測・・・。

昨年流行った言葉で、「PB(プライベートブランド)」がありますね。
メーカー製の商品と同等の品質で簡素なパッケージだけど2、3割も安いPB。
イオンの「トップバリュ」、セブンの「セブンプレミアム」・・・
このデフレ経済に、「安さ」で売れに売れました。

ローソンは、別路線で「ローソンストア100」という100円ショップで
対抗しています。
低迷続く日本経済です。この路線でしばらく躍進していくのでしょう。

一方、そのあおりを受けてか、一般商店街は大打撃を受けています・・・。
「商店街の没落」ということが言われて久しいですね。
「や」の付く商売、「八百屋」、「魚屋」、「肉屋」・・・急激に減ってきています。
夕方に買い物かごを持って商店街で買い物する奥様達は
いったいどこへ行ってしまったのでしょうか・・・。

かつての商店街にビルが建ち、マンションに変わり、
一方不動産会社は駅前の商店を地上げして、高層マンションを立てるのに
躍起です。
駅前の古くからの商店街がなくなり、マンションが建ち、その1階に
コンビニが入る・・・。これも当たり前の時代の流れなのでしょうかね。

でも、コンビニのターゲットは「や」のつく商売だけでないですね。
カメラの現像やクリーニングなんて当たり前に始めていますし、
「FF(ファーストフード)」もこれからの柱とするそうです。
またローソンはマツモトキヨシとも提携しました。
ローソンに郵便ポストがあるのご存知ですか?

「イノベーション」を標語として、新波社長はさまざまな業種業態に
チャレンジしていくのでしょうね。
「トライ&エラー」で大資本をバックに、さらには情報処理を武器に
あらゆることに進出してくるのでしょう。


「街のホット・ステーション」
というローソンのキャッチコピーがあります。
これではコンビニの中に、かつての商店街を作ってしまおうと
しているのだと、私は本当に思っています・・・。


砂漠で梨をつくる(吉岡秀子著) その3
2010.05.12

題名のとおり、新波社長になってから間違いなくローソンは
「変革」したと思います。
コンビニに新しい風を吹き込んでいます。

プレミアムロールケーキ.jpg

写真は今ローソンで人気商品「プレミアムロールケーキ」です。
値段は税込み150円!
安くて実に美味しそうですね!

現在ローソンは、他のコンビにとの差別化戦略として
「ウチカフェ スイーツ」をやっているのご存知ですか。
ローソン行くと、ケーキの種類が豊富なのに驚きます。
しかも、せいぜい200円くらいの手頃な価格のスイーツが並んでいます。
「コンビニのケーキなんて・・・」
という方がいらしたら、一度騙されたと思って買って食べてみてください。
コンビニも進化していることに驚くはずです。
弁当やおにぎりの工夫しているくらいは想像できますが
すべてにおいて日々、「命がけで」研究されているようです。

当事務所も駅前にありますので、パン屋やケーキ屋もあります。
でもあのコンビニが
パン屋以上に美味しいパンを安く提供していたら・・・
ケーキ屋以上に美味しいケーキを安く提供していたら・・・
本当にどうなるでしょう。
普通のパン屋もケーキ屋も弁当屋も太刀打ちできないでしょうね。

それとローソンの秘密をこの本で知ったのですが
ローソンの会員カード、ローソンパス(現在はローソンPontaカード)が
マーケティング戦略を担っているということです。
お客さんの購入品目や購入時期、買い合わせなど
詳細な情報がデータベース化され、
それを仕入や商品開発に役立てているそうです。
POSレジですからある程度そういうことをやっているとは想像つきますが
それをさらに進化させて2009年から「PRISU(プリズム)」という
新しい発注システムもスタートさせたそうです。

セブンイレブンにも「ナナコカード」ってあるのご存知ですか。
ナナコカードなんて持っている税理士は私くらいでしょうかね。
あれもきっとこのように使われているのでしょうね。
恐るべし!コンビニ業界です。

駅前だからということだけで、何も考えず、パン屋、ケーキ屋、弁当屋を
始めようなんて安易に思っている方には
とても想像できないことでしょうね。
コンビニが何を考えているか知ることも
やはりこれからの経営に間違いなく役立つはずです・・・。


砂漠で梨をつくる(吉岡秀子著) その2
2010.05.11

今から10年前の2000年7月にローソンは、新規上場に伴い
公募増資を行いました。
その時の公募の値段は7200円。なぜかよく覚えています。
実はその頃から注目していたのですね。
でもその新規上場の実態はどうだったのか?

ダイエーの中内帝国が崩壊したのはその直後のことです。
そんなゴタゴタのあと、2002年に新波社長は三菱商事から
送り込まれます。
若干43歳のときです。
砂漠で梨どころか「火中の栗を拾う」ようなものだった
と私は思います。
せっかく「天下の」三菱商事に勤めていたのに、
しかもハーバードの留学経験もあるエリート商社マンの地位を
捨ててまで
「ガタガタの」この企業を立て直していきます。
まさにベンチャースピリッツですね。
そのあたり爽快感を味わえます。

40そこそこの年齢で巨大企業の舵取りがうまくできるのか?
それは社内どころか回りも見ていたのでしょう。
でもそれを見事にこなして行ったようです。

それがうまくできた理由として
三菱商事という「人づくり」のノウハウによるものだと感じます。
新波社長は30台で、給食会社の社長に出向した経験があります。
そのときもかなり苦労したものの、最後は売上を
なんと10倍にまで拡大したそうです。

やはりそういう経験がものをいっているのでしょうね。
給食会社での苦労が、その後ローソンの「おにぎり革命」に
生きてきます。
また三菱商事での経験や人脈を生かし、
食材の調達に商社ノウハウを取り入れて生きます。

新波社長は
「教育は共育」
といっています。
これはいい言葉ですね。

この8年間でまさに新波社長も育ってきたのでしょう。
自ら学ぶ姿勢を新入社員の時代から培ってきたそうです。
20代の頃から、社内外の勉強会に顔を出して、
中内功主催の勉強会が縁でローソンの経営に
関わってきたのも事実だそうです。

経営の羅針盤が間違った方向に行かないように
常にトップ自ら勉強し続ける。
もうこれだけで脱帽です・・・。


砂漠で梨をつくる(吉岡秀子著) その1
2010.05.10

久しぶりの書評ネタ。
話題の本です。

砂漠で梨をつくる.jpg

ところで先日友人から
「吉田さんのブログは読書感想文みたいですね。」
と言われてしまいました。
まあ、否定はしませんが、ブログに「定石」はないのでしょう。
好きに書かせてください。
また、「読書は経営に役立つか」というツマラナイ議論もあるみたいですが
役立つかどうかは本人次第ではないでしょうか。
私はこう思います。
「本を読まない人はサルである!」(成毛真)

さて、ローソンのお話に入る前に、
数年前、私の自宅と事務所と間に、ある日「ナチュラル・ローソン」が
できました。
「ナチュラル・ローソン」をご存知でしょうか。
焼きたてパンも提供する、健康志向のコンビニです。
「これは実に便利なものができた!」
と喜んでいたところ、実はその後半年で閉店になりました。
せっかく作ってあった、パン屋機器も全部取り払われて、全面改装して
「ローソンストア100」に生まれ変わりました。
これは驚きでしたね。

あまり人が入っていないのかなと思っていたら、急な撤退です。
この意思決定の速さはこの本を読んでようやく納得できました。
一般の中小企業では到底真似できないのでしょうね。
ローソン一流のマーケティング手法です。

ローソンの社長新波剛史氏は最近有名になりましたね。
名経営者の候補生なのでしょうか。
「どんな経営をしているのだろう?」
これも興味がありました。

また「アエラ」を毎週読んでいるのですが、彼のビジネス元気塾での
明快な文章も、大変好感を持っていたところでした。

ローソンという組織を勉強することで、また「経営に役立つ」と
私はお勧めしておきます・・・。


IKEA(イケア)
2010.05.07

IKEA(イケア)という家具の小売店ご存知でしょうか。
スウェーデン発祥の低価格の家具の専門店です。
ここ急成長して全世界で2兆円を超える売上だそうです。

イケア.jpg

よくテレビ番組で取り上げられたのでご存知の方も多いでしょうね。
日本には、2002年に千葉の船橋に進出したのが始まりです。
船橋なのでちょっと遠くて、なかなか行けなかったのですが
1年ほど前に新三郷に新店舗ができました。

製造小売業=スパ といえば、以前ご紹介したユニクロと同じですね。
急成長している家具の製造小売業とはどんなものか、
ユニクロを勉強してから、非常に興味があったのです。

それで、この休みに思い切って行ってみました。
都心から外環道を使えば1時間足らずです。以外に近いのですね。
行ってみて、その広さと、その混雑振りにビックリです。

また隣接地に、あの「ニトリ」もあるのですね。
つまり、ここに来れば欲しい家具はまず手に入ります。
しかも安く。

どうして安いか分かりますか?
これも行ってみて驚きです。
巨大な倉庫があり、その家具の「材料」を「自分で探して」それを買って
しかも、自分で組み立てる仕組みだからです。
当然、「流通コスト」と「製造コスト」をカットできるというのもお分かりですね。

訪れる人は車で乗りつけ、特に春の引越しシーズンでは、
家具のまとめ買いする方も多くいるようです。
自分で組み立てられるか不安に思いましたが、聞いてみると
結構簡単に誰でも組み立てられるようです。
これは家具の革命的な販売の方法ですね。

それと驚いたのは、レストランの安さです。
別にレストランで儲けようと思っていないのですね。
子供向けのメニューも充実させてあったり、また子供が遊べるスペースも
広範囲に設けられてありました。

「なるほど!」
と思いましたね。
家具を買う層というのは、特にヤングファミリーがターゲットに
なりますからね。
子供たちも遊園地感覚で来たがるでしょうね。


いろいろ感心しつつ、広いイケアの店舗をぐるぐる回っていたら
本当に疲れてしまって、結局家具を買うのを諦めてしまいました。
車でも重い家具を持って帰るのも大変ですからね。

でも勉強になった一日でした・・・。


春日部大凧マラソン
2010.05.06

連休中また「懲りずに」走ってみました。
この「暑い中」ハーフ・マラソンにエントリーしていたのですね。

春日部大凧マラソン.jpg

都心から1時間あまり、「大凧まつり」と「クレヨンしんちゃん」で有名な
埼玉県春日部市まで遠征してきました。
3年前の倍の1万人の参加者だそうで、まさにマラソンブームを
物語ります。
春日部は初めて行ったのですが、のどかで良いところでしたね。
でもマラソンをしなかったなら訪れなかったところなのかも
しれませんが・・・。

残念ながら、その大凧まつりは、当日見られませんでしたが
「十二分に」マラソンを満喫してきました。
何といっても暑かった。
連休中は暑い日が多かったのですが、当日はことさら暑かったです。
7キロくらいまでは、結構余裕で走っていたのですが、
このコースの特徴で、そこから延々10キロくらい江戸川沿いの
土手を走ることになります。
3人も並んで走ると道幅が一杯になるくらいの非常に狭いコースを
炎天下の中、しかもまったく景色が変わらないところを
もう必死になって走りました。
これは正直キツカッタですね。
急性の熱中症になる人も多かったらしく、
本当に救急車を3回もみました。

このキツサは、昔高校生だった頃、バスケットボール部の夏合宿を
思い出しましたね。
体育館での練習後、延々とシゴキで走らされたことを・・・。
懐かしかったのですが、それくらいキツかったのは事実です。
その苦しい土手を走り終えると、最後のランです。
これも前回同様、「17キロの壁」がありました。
どうも距離で17キロ、時間で2時間くらい走ると
足が攣ってくるのですね。
これは単なる筋力不足と練習不足かもしれませんが、
マラソンビギナーとしては苦しい試練です。
最後はまたヘロヘロになってゴールしました。
少し悔しいので、タイムは公表しません。
でもこの暑い中、ゴールできただけでも良しとしましょうか。

ところで、最近マラソンを始めたと公表し出してから
「どうしてそんなに苦しいことやるの?」
と聞かれることが多くなりました。

それは、自分でもよく分からないところです。
一つ言えるのは、苦しい時に気分が高揚してくる
「ランナーズ・ハイ」という現象が味わえるからなのでしょうか。
これは一種の麻薬!? と同じ現象らしいです。
これは走ったことがある人でないと理解できないでしょうね。
しかも、マラソンランナーは苦しくても、ゴールした後
何故かまた、次のレースを走りたくなるそうです・・・。

ということで、マラソン「急性中毒」の私は
また「懲りずに」来月も走ります。ガンバ。


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