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吉田信康税理士事務所ブログ

日本一の変人経営者(宗次徳二著) その6

2010.09.14

あと参考になるお話を二つご紹介しましょう。

まずCoCo壱番屋が巨大FCとなった仕組みです。
まだ創業して間もない1981年(昭和56年)に
早くも新しいのれん分け制度を確立しました。
それは「ブルーシステム」と呼ばれる社員独立制度です。
今ではそれを真似するFCも多いらしいですが、それを考案したのが
宗次社長でした。
しかも、社員が独立するための資格を、勤続2年以上、
店長として3ヶ月以上の経験を必要としたのです。
一方でそれによって一般加盟店の募集はしなくなりました。


仕事柄、コンビニやおそばのチェーン店を見ていますが、
FCでこういうシステムがあるほうが、独立開業後大変有益でしょうね。
脱サラしていきなりFCに加盟しても、正直難しいものがありますから。

社員として「ニコキビハキ」など宗次イズムを徹底的に
叩き込まれてから独立するのは、FC店として成功するには
やはり必要でしょうね。
だからどこのお店も失敗せず、店舗が拡大していったのです。
なお、本部への支払うロイヤリティがないというのは
FCシステムとして優れた点だと思いましたね。
(どこのFCとはいえませんが、実際にはこのロイヤリティの支払が
結構大変なのですね・・・)


あともう一つ感動したというか、恐縮ですが思わず「変わった方だ」と
思ってしまった点です。
それは、CoCo壱番屋が2000年(平成12年)にジャスダック上場を
果たし、その後53歳のときの2002年(平成14年)に
なんと経営から引退してしまうのです。
この方には一人息子がいるそうですが、そんな事業承継など
まったく考えもせず、19歳でアルバイトで入社した浜島副社長に
バトンを引き継いだのです。
しかも、その後役員としてとどまらず、
「創業者特別顧問」という肩書きだけで
新社長に全権を委ねたのです。
社長いわく、
「日本一の事業承継の成功例」
でしょう。

本当にすごいお話ですね。
その後、1000店舗が達成したのは2004年(平成16年)
2005年(平成17年)に東証一部に上場します。

日本一の変人経営者かもしれませんが、
本当に「日本一の経営者」だと私は思います・・・。
どうでしょうか。
日本一の味をかみ締めに、一度CoCo壱番屋に行きたくなりましたか・・・。



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