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吉田信康税理士事務所ブログ

夢をかなえるゼイ 炎の受験生編 その22

2011.08.31

徒弟制度のワナ


受験生の方にとって、肝心の税理士試験の勉強はどうなったかを
知りたいでしょうね。これも正直に書いてみましょう。


当初入社するにあたって、
「税理士試験の勉強は続けたいので協力して欲しい」
そんな要望を出していたと思います。
どこの会計事務所も、
「もちろん。受験生を応援しています」と言っていましたが・・・。
(この言葉には気をつけなければいけませんね)


1月以降、また振り出しに戻り、簿記論、財務諸表論の勉強を
続けていました。
しかし、働き出すと、もういきなり毎日残業の連続で
簿記学校にもまったく通えなくなりました・・・。

毎日夜の8時、9時は当たり前で、たまには早く帰ろうとすると
7時過ぎくらいなると夜食が出てきます。
これを食べると本当に帰りにくい。

同僚達も普通に残業しているので、新人職員としても仕事を
教わっている手前、やはり一緒に残業せざるをえない・・・。
個人の確定申告などは、当時は今と違ってエクセルもなく、
手作業が基本でしたから本当に手間と時間がかかって仕方がない・・・。
土曜日は休みとは聞いていたのですが、これも残った仕事を
片付けるのに当然出勤です。
因みにそこの会計事務所は残業代も休日出勤手当てもなし、
まさに徒弟制度・・・。


ようやく激務の確定申告の時期が終わると、今度は3月決算に入りました。
そこで手渡されたのが、その事務所一番手間がかかるやっかいな会社。
会社名義で広大な土地を持ち、ビル数棟、しかもそこでいくつか事業も
行っていて、おまけに有価証券売買も大量に行っている・・・。
事務所としては、上得意のお客さんだったと思いますが、
新人経理マンにとってはかなりのボリュームでした。
やってもやって終わらないので、土曜日どころか、日曜日にも出勤。

その後税理士となった今でも、こんなヘビーな決算はしたことがなかったと
思いますね。


日曜日に誰もいない事務所で、ひたすらパソコンと向き合いました。
泣きそうな思いで決算に取り組みましたが、もちろん、誰も教えてくれません。

「先輩の皿を舐めて味を覚えた」新人料理人がいるとしたら、
私は「先輩の作った過去の決算書を舐めて」決算を覚えました・・・。


ようやく6月になって一段落つき、慌てて税理士試験の願書を提出しましたが、
その年の夏、ほとんど勉強ができなかった私はあえなく撃沈してしまいました・・・。


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