大手3銀行が2月より住宅ローン「固定金利」を引き上げへ

大手3銀行(みずほ、三井住友、りそな)は、2月1日から住宅ローンの「10年固定金利」を引き上げました。
固定金利引き上げの一方で変動金利は据え置き
今回、大手3銀行が引き上げを行ったのは、住宅ローン*の「10年固定型」の金利です。1月と比べ、みずほ銀行は0.1%引き上げて1.45%、三井住友銀行は0.05%引き上げて1.14%、りそな銀行は0.14%引き上げて1.66%となっています。
住宅ローンの指標となる長期金利が1月中旬ごろから上昇傾向にあることが引き上げの理由とみられています。
一方で三菱UFJ銀行は1月から0.16%引き下げ、0.86%としています。
これに対し、短期金利と連動する「変動金利」については1月の金利を据え置きとしています。
「変動金利」と「固定金利」の仕組みについては、「広がる「変動金利」と「固定金利」の格差!どちらを選択すべきか?」をご覧ください。
住宅ローンの金利には「変動金利」と「固定金利」の2種類があります。
「変動金利」とは、借入期間中に適用される金利(適用金利)が変動するタイプのことを指し、一般的に借入後は、半年に一度、適用金利の見直しが行われるものが多くなっています。
一方で、「固定金利」とは、借り入れた時からあらかじめ決められた期間において金利が固定できるローンのことをいいます。固定金利には「固定金利期間選択型」と「全期間固定金利型」があり、期間中は世の中の金利水準がどれだけ上昇しても、金利は見直されないため返済額は変わりません。
中小企業経営者や個人事業主が抱える資産運用や相続、税務、労務、投資、保険、年金などの多岐にわたる課題に応えるため、マネーイズム編集部では実務に直結した具体的な解決策を提示する信頼性の高い情報を発信しています。
新着記事
人気記事ランキング
-
【最新動向】ガソリン税「暫定税率」12月廃止の可能性は?与野党合意に向けた最新協議と価格変動・代替財源の論点解説
-
ふるさと納税「ポイント還元」2025年9月30日で廃止へ!寄付者・自治体への影響と今後の活用法を解説
-
相続税対策としての生命保険の「非課税枠」とは その使い方と注意点を解説
-
防衛特別法人税とは?2026年4月から法人税に“1%の上乗せ”スタート
-
会社都合退職と自己都合退職の違いとは?失業保険の受給条件や給付制度について徹底解説
-
外国人による日本不動産購入の最新ルールと今後の規制を解説
-
75歳以上の医療費が2割負担に!対象者と家計への影響をわかりやすく解説
-
相続した空き家を放置するとどうなる? 法改正で高まったリスク、対処法を解説
-
亡くなった人の口座は“凍結”される そのタイミングと解除する方法、注意点を解説
-
すき家、11年ぶりの値下げ概要と背景を解説!戦略の狙いと今後の展望とは



