接骨・治療院の税務について  | 紹介実績NO.1のビスカス 税理士紹介センター

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先生教えて



先生教えて
Vol.37
2011.05.18

答えていただく専門家:税理士 中野 竜爾

接骨・治療院、整体・マッサージ業の特徴について中野竜爾先生にお伺いしました。


■整体・マッサージ業の特徴

①国家資格である接骨業の方々が兼業しているケースと、そうではない民間施術業の方々のケースが混在しています。

②いわゆる現金商売(日々、現金入金が発生する業種)です。お客から直接現金を受け取る事が多く、そのため税務調査の受けやすい業種でもあります。

③多店舗展開も可能です。

④競合他社との競争に打ち勝つためには、日々の経理を「単に税金申告のためのもの」と捉えずに、PDCAサイクル確立のために活用しなければなりません。
具体的には「年度初めに目標予算を策定すること」「リアルタイムに予算と実績を対比検討すること」および「早期の決算予測」が重要となります。


■特徴に応じた税務・経理の注意点

各項目とも、税理士によって指導力が異なる部分だけに、顧問税理士選びは成功のカギ、と言えるでしょう。

①保険診療と兼業する場合、保険診療は消費税が非課税である等のことから、保険外診療ときちんと区分をする必要があります。また、保険診療と保険外診療では本質的にマーケティングターゲットが異なりますので、部門別管理まで取り組むことが望まれます。

②いわゆる現金商売の場合、税務署による「現況調査(突然来訪し、昨日までの帳面と現金残高の照合を行うなど、日々の帳簿管理状況を調べること)」が行われることが少なくありません。適切に日々の現金管理を行うことが絶対条件となります。

③多店舗展開を成功させるためには、技術面の品質管理はもちろん、店舗運営のマニュアル化など、様々なハードルを乗り越える必要があります。経理面では「店舗ごとの損益把握」が不可欠となります。

④特に民間施術業の場合、開業し易いため競合他社が数多く存在します。


■最後に

ストレス社会において、心身の健康を支える整体・マッサージのお仕事は、今後ますます社会から必要とされるでしょう。
そのサポートをさせていただくことは、我々税理士にとっても大変やりがいのある仕事だと感じています。特殊な税務への対応は、是非信頼できる税理士にお任せ下さい。




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