LGBTカップルも災害時の補償金の対象へ東京・世田谷区で制度改正

世田谷区は、災害対応に携わって死亡した場合に支給される遺族補償金の対象を、同性パートナーにも広げることを明らかにしました。
災害現場で協力中の事故を想定か
そもそも「パートナーシップ」とは、一般的に「共同生活関係」にあるカップルのことをいいます。
男女間でなく、いわゆるLGBTs(セクシュアル・マイノリティ)のカップルが事実婚関係にある場合に使われることが多いですが、昨今は婚姻関係にありながらも配偶者のことを「パートナー」と呼ぶ夫婦も増えてきました。もちろん事実婚であっても同様であり、どのような形態であってもパートナーシップと呼んで問題はありません。
性的マイノリティへの理解を深めるため、全国で初めて同性カップルの関係を「結婚」に等しいものとして認知する「パートナーシップ制度」を導入した世田谷区は、2015年に同性カップルを公的に認める「パートナーシップ制度」を全国に先駆けて導入。2018年4月には、多様性を認め合い、人権を尊重することを目指す趣旨の条例を開始。
そして7月1日から、共に生活し家計を分担するパートナーも遺族保証金の対象に含めるという独自の措置を施行することに。
世田谷区によると、今回新たに遺族補償の対象となるのは、大雨などの災害時に区の要請を受け、一般の人が河川の増水対策として土のうを積んだり、避難誘導をしたりといった「水防活動」に携わって死亡した場合を想定しているようです。
活動中に災害に巻き込まれて死亡した場合、一時金として故人の所得に応じて、現行の制度に基づく890万円から1420万円を支給するとしています。
東京都のパートナーシップ宣誓制度については、こちらをご覧ください。
そのほかの地域については、各自治体のHP等でご確認ください。
中小企業経営者や個人事業主が抱える資産運用や相続、税務、労務、投資、保険、年金などの多岐にわたる課題に応えるため、マネーイズム編集部では実務に直結した具体的な解決策を提示する信頼性の高い情報を発信しています。
新着記事
人気記事ランキング
-
貯蓄「平均2,059万円」に届かない世帯が3分の2——中央値1,264万円との795万円差はどこから生まれるのか
-
2026年10月1日の酒税改正、ビールとチューハイはいくら変わる?加熱式たばこの値上げも税理士に聞いた
-
100歳以上が初の10万人超え、親100歳・子80歳の「老老相続」で税金はどうなる?税理士が解説
-
元税務署職員が競艇に8億6,000万円、脱税1億3,500万円か。税理士「使った額はそのまま引けません」
-
新型iPhone、税込40万円超でも会社で一括経費にできる?「30万円→40万円」に変わった新基準を税理士が解説
-
全東信の未入金、今期の損金にできる?決算月で分かれる境目を税理士が解説
-
「節税しただけ」なのになぜ逮捕?エンジェル税制、節税と脱税の境界線
-
ポケカ30周年で転売過熱。会社員のトレカ副業が確定申告で間違えやすい4つのポイントを税理士が解説
-
W杯優勝賞金80億円、日本は17.6億円。あの賞金に税金はかからないのか?税理士の見解は
-
AIの狙い打ちで税務調査の追徴金が過去最高!KSK2は2026年9月24日稼働、国税庁のAI活用と必要な実務対応を解説



