税理士で失敗しないために!
税理士選びのポイントを解説
税理士で失敗しないために!  税理士選びのポイントを解説
最終更新日:
2019/4/3
 
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税理士は会社の経営に関わる重要な役割を担っており、短期間で変えることはほとんどありません。しかし自社に合った税理士選びは難しいもの。本記事では税理士の選び方を解説します。

税理士の役割

税理士の業務は、税理士法第2条において次のように定義されています。

  • 税務代理:税金の申請を本人に代わって申告すること。
  • 税務書類の作成:税務署に提出する書類の作成。
  • 税務相談:税務に関わる個々の相談に対して回答をすること。

これらの業務は、有償・無償にかかわらず税理士資格を所有するものしかできない独占業務とされています。

ところが近年のインターネットや会計ソフトの普及により、税理士の役割も大きく変化しています。以前は記帳代行や決算書作成が税理士の主な仕事であり、「会計や税金は税理士に任せるもの」という認識を持つ経営者の方も多くおられました。しかし今では、簿記の知識がまったくない人でも会計ソフトがあれば簡単に帳簿や決算書まで作成できます。また、インターネット上には毎年変わる税制に関する記事や、日常取引の仕訳に関する情報があふれており、税理士に相談しなくても自己解決できるようになっています。

 

こういった今の時代に税理士が果たすべき最大の役割とは、経営者の良きアドバイザーとして、これまで作成してきた税務書類をもとに、経営者の方と一緒に会社の問題を追求し、業績を伸ばすことです。税理士は会社の税務を代行することによって経営者と同様、あるいはそれ以上に経営状況を把握しています。そうして得られた情報を経営者に伝え、早期に問題提起することで、健全な経営計画を立てることができるようになります。これこそが現代に求められる税理士の役割ではないでしょうか。

税理士を経営のアドバイザーとするメリット

経営相談ができる

経営者が日頃抱えている悩みや問題を税理士に相談することができます。お金の問題は社員や家族などにはなかなか相談しづらいものですが、税理士はプロフェッショナルとしてこれまで多くの経営者と様々な問題を解決してきた経験がありますので、適格なアドバイスができます。

節税効果が期待できる

税理士は、会社のお金を上手く活かすための、節税に関するノウハウを多く持っています。

経営に専念できる

日常の記帳作業や社員の毎月の給与計算、年末調整なども税理士に一任することで、経営に専念することができます。

 

これらの他にも、正しい税務申告をおこなったり、税務調査に対応したりといったことも税理士の重要な役割です。その一方で、税理士選びに失敗すると会社にとって損失となることがあります。

税理士選びの失敗例

税理士選びは、経営における良きパートナーを選ぶことにほかなりません。

税理士との関係は一度契約すると長期にわたることが一般的ですので、失敗しない税理士選びがとても重要です。よくある失敗例として、以下のようなものがあります。

  • 顧問料が高い
  • 上から目線で経営を指導してくる
  • 当社の業界を全く理解していない
  • 税務調査の際に税務署寄りの態度をとる
  • 訪問してくれない
  • 知り合いの紹介だったので断れなかった

 

このような失敗をしないためにも、税理士の選定は慎重に行う必要がありますが、ひとりでは判断に迷うこともあるでしょう。次章からは税理士を探す方法やそれぞれのメリット・デメリットについてお伝えしていきます。

税理士を探す方法

税理士を探すには様々な方法があります。それぞれのメリット・デメリットについて見ていきましょう。

インターネットを利用して探す

メリット

・自社の住所に近い税理士を探すことができる

・費用がかからない

デメリット

・候補となる税理士に直接交渉しなければならない

・客観的判断がなく選択が難しい

知人の紹介

メリット

・探す手間が省ける

・紹介者の信用上、真摯に対応してくれる

デメリット

・断りづらい

・自社に合うかどうかわからない

税理士紹介サービスを使う

メリット

・業種に合わせた税理士を選べる

・客観的な意見が聞ける

・条件や人柄など自分に合った税理士を相談しながら選べる

デメリット

・紹介サービスそのものの質が問われる

 

以上のように、それぞれの方法にメリットとデメリットがありますが、大切なことは「経営の良きアドバイザー」を選ぶということです。税理士としての能力はもちろんのこと、条件に合う税理士か、人として信頼できるのかということも見極めることが重要なポイントとなります。

☆ヒント

ビスカスでは、税理士紹介24年、13万件以上の紹介実績により培ったノウハウで、ニーズに沿い、業種にマッチした税理士をご紹介しています。また、聞きにくい顧問料についての疑問も、コーディネーターが間に入って解決に導きます。税理士選びに悩んだら一度ぜひお気軽にご相談ください。

税理士の選び方

次に、税理士選びにおけるポイントを5つ見ていきましょう。

相性が良い

税理士を選ぶ上で最も重要なポイントが相性です。いくら税理士として長年の経験があって知識が幅広くても、相性が合わなければ話をするのも苦痛になり、会社を成長させていくのは困難になるでしょう。

相性を確かめるには、実際に会って話をするのが一番です。1時間ほど話をすれば相性が合うかが判断できるでしょう。税理士は経営者の良きパートナーとなるべき人です。自分勝手な話ばかりする税理士ではなく、こちらの話を一生懸命になって聞こうとする税理士を選ぶようにしましょう。

レスポンスが早い

こちらから税務や経営の疑問を投げかけたとき、返事が早ければ早いほど経営者は安堵します。税理士は顧客が不安にならないように配慮するべきです。不明なことでも放っておかず「調べて折り返します」とすぐに返事をするのが社会人としてのマナーであり、良い税理士としての条件です。

偉そうな態度を取っていないか

税理士経験が長いと、顧客から「先生」と呼ばれることが多くなります。経営者にアドバイスしているつもりが、ただの自慢話だったり頭ごなしの指摘だったりということが多々あります。経営者に寄り添って悩みや不安を一緒に解決してくれる税理士を選ぶようにしましょう。

業界を理解しているか

建設業、飲食業、IT業など、各業界にはそれぞれの特徴がありますので、自社の業界に詳しい税理士を選ぶことが重要です。同業他社を多く抱える税理士はその業界に精通していると言えます。

経営者の味方になってくれるか

税務調査が入ったとき、なかには税務署寄りの態度を取る税理士がいます。しかし、税理士は税務署の指摘に対してきちんと根拠を示し、経営者の味方でいなくてはなりません。税理士を選ぶ際のポイントとして正確な判断が難しくはありますが、担当する会社が税務調査を受けた経験の有無と、その際の様子を面談の時に聞いておくと良いでしょう。

失敗しないためのポイント

税理士選びに失敗しないためには、相性がよい、レスポンスが早いなどのいくつかのポイントがあることを確認しました。

その上で、さらに自分に合う税理士を見極めるために大切なことは「税理士は経営の良きアドバイザーでありパートナーである」ということを忘れないことです。

税理士を単なる記帳代行、決算書作成業務に使うだけでなく、こちらから臆することなく疑問を提示し、経営上の問題点を一緒に解決して会社を大きく育てていくための存在だということを認識しておきましょう。

まとめ

今回は税理士選びに失敗しない方法を述べてきました。経営者は経営の問題を誰にも相談できずに抱えて孤独になりがちです。上記で解説した方法で経営アドバイザーとしての税理士を選び、味方につけて一緒に問題を解決しましょう。

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