お師匠さんが走るまであと一日、寒さから流行病まで今年は脚が早いですね。
昨日の記事で、私は「戦いとは避けられぬもの」ということを書きました。
そして最後には孫子の言葉で「戦わずして勝つ」にも触れています。
さて、もう一つ戦いについての考察を示した言葉で、武士道でも簡単に。
「死ぬことと見つけたり」なんて割と物騒な話が多い武士道。
常に様々な角度から研究がされ、近年でも新渡戸稲造のソレを原本として
映画が作られたりしました。
今回私が触れる解釈も、数多くある内の一つでしかない点はご了承下さい。
「敵に隙を見せるな」等、武士道の世界でも敵、つまり戦いという観点が
非常に色濃く映し出されています。
そんな中、最終的な解決として「敵をなるべく作るな」という思想があるそうです。
腰に刀は下げていても、抜かずに済むならそれで良いじゃん、という
ある意味で真っ当な話です。
現代社会において最も応用が利きそうな武士道とは、この当たりにあるのでは
ないのかな、と個人的には思っています。
ただ、ここら辺の言葉をみると、武士というそもそも職業軍人が、泰平の世にあって
どれだけ腐れていたかが何となく感じ取られる気がしています。
多分、何か「敵」と戦いたかったんだろうな…と。
ゆうきまさみさんという漫画家の作品で、常に何かとの戦いを求めている先輩に
向かって「今の先輩に必要なのは敵ですね」という台詞を言う場面があります。
ランボーも戦いが終わり、その後の喪失感から暴走を始めました。
この辺りの話題について、最近読んで個人的に面白かったのは
パンプキン・シザーズという漫画です。
私ももちろん、殺し合いとしての戦いは御免被ります。
今の日本の平和ボケ位の軍事情勢は大歓迎ですし、どこかの国と戦争を
したいわけでも全くありません。
しかし、昨日と今日の話は、商売人としては心得ておくべき点も数多くあると
思っています。
商売とは「戦い」で、周囲には「様々な敵」が溢れています。
商売を始めてもう少しで1年、もしこの戦場を奪われたら、私はおそらく
呆然としてしまうような気がしています。
そんな戦場での心得として、無駄に敵を作らないだとか、こちらに対する
敵対行為に対しては毅然とした対応をするといった点は、覚えておいても
損はないのでしょう。
そして最後に、対応すべき敵がどこにいるのか。
「私の敵は私です」という歌詞が出てくる歌が中島みゆきにありました。
敵は外敵とは限らず、内側にも潜んでいるわけで。
皆様、努々油断なされないよう、残り一月の今年をお過ごし下さいませ。


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